ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

陰暦10月が神無月

2011年11月15日 | 日記
 陰暦の10月が神無月

 初霜つき 紅葉つき など 神無月の別名は美しい言葉が多いらしい。神無月と聞くと 昨年の旅行を思い出す。
 出雲大社には日本全国からやってくる神々の宿泊する社がある。
 東西に人旨づつ。19の部屋があるので19社と呼ばれている。

 いまどきの事 遠くの神様は 車でやってきたり 飛行機だったり フェリーだったり 近くからは 徒歩だったりと 三々五々集まってくる神様達を どこへどう 誘導して うまくあの狭いお社に押し込めるのかと考えると おかあさんは その喧騒を聞いてみたいと思うのだ。

 そして 大社の神主が 毎朝5時ごろ 鍵を開けて お仕事のために外へお出まし願う。そこには 大根やねぎなどの土地で収穫された野菜が摘んであるので もしかしたら 朝食当番の神様が居て 朝ごはんを用意するのかもしれない。

 なんて こんなことを書いていると バチ当たり目 と叱られそう。

 でも この一箇所に神様が集まると言うことが いつ頃から考えられるようになったのか とか 中国や朝鮮から来た 考え方なのかを調べてみたくなったおかあさん。

出雲は神有り月というこのユニークな発想 何んとも愉快だ。



我が家のニッキー姫もおかあさんたちと出雲大社の中を見学して歩いた。
お嫁には行かないので 縁結びのお守りは買わなかったが シティガイドさんのお話はためになったね。

今 このあたりには我々を明るく護ってくれる神々はいないのだ。
 今日は雪が降った所もあった日本列島。
せめて雪明りで世の中を明るくしてもらいたいものだ。
何だか 色んなことがマイナスイメージで遣り切れない。