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ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

本日は軽く「TRICK新作SPECIAL」を鑑賞!

2007-03-04 | ドラマ
「TRICK新作SPECIAL」

堤幸彦監督の悪ふざけは、いやいや、酷いな。

それでも、「劇場版TRICK2」よりはマシだったように思う。

「金田一少年の事件簿」のオリジナル化が「ケイゾク」だと思う。そのさらにマイナーチェンジが「TRICK」であったはずだが、もう、悪い意味での悪ふざけにオチてしまった感がある。

それでも、この「SPECIAL」ではとても懐かしいモノを見せてもらった。

ウンニャニュペーギュー星人!

感動した。

そう、この「宇宙人」の正体は!

「新生トイレの花子さん」の赤いジャージの少年亡霊! そうお、あの亡霊である。

「空我」と「雄介」。

2007-01-11 | ドラマ
「仮面ライダークウガ」最終巻を見終わった。

実際はこの部分、最終話付近は以前に見た記憶がある。

しかし、7巻以降を短い期間で固め見したので、感激はひとしおであった。

特に48話「空我」の終盤が渋かった。
未確認生命体第0号「ン・ダグバ・ゼバ」と、すべての始まりである長野県九郎ヶ岳山中で、猛烈な吹雪の中、最終決着を付けようとする。当初は究極体(アルティメットフォーム)同士の強烈な能力戦として始まるかと思われたが、セメントファイトに変わる。
互いのベルトも破戒され、拳で互いの顔を殴りあうふたり。真っ白な雪を血の赤に染めて。そしてダブルノックダウン! 結末は語られないまま、次回予告となる。

そして49話「雄介」は、フロントページ式に3か月後の周囲の人物の状況が語られる。そして伍代雄介のひととなりを懐かしむのだ。そう、彼のものらしい「リュックザック」が映るので、本人が予ねて宣言しておいたとおり「冒険に出かけ」たらしいと知れるが、葬儀の参列者が故人を偲んでいるような調子も混ざっていて、ちょっと不安な感じもある。しかし、最後に青空の下、元気そうな雄介が現われて、視聴者を安心させるのであるが……やっぱり、本来は「死んでいる」話なのかもなぁ、と思ったことだ。

平成ライダーは、ここに始まり、いきなりあるレベルで完成してしまっていた。返す返すも「理想の響鬼」が実現しなかったことが悔やまれてならない。

*「仮面ライダー」は、次は「カブト」4巻を見る予定。*

クウガ熱く蘇れ クウガ強くあるために!

2007-01-09 | ドラマ
ここのところ「仮面ライダークウガ」を見ているのであるが、いよいよ最終巻を見る前に、

「新春スペシャル」を見た。

本編の合間に放映された2本の総集編に、ラストスパート直前でそれ以後をまとめた総集編にお正月新撮新パート付き「初夢」(Part46.5)が合わさったもの。

復習はこれで終了。

うん。改めて渋い作品と再認した。

鼻息は鼾鬼(イビキ)、太古の化石鬼(カセキ)、酔狂な物好鬼(モノズキ)なんてだめ?

2006-08-09 | ドラマ
このブログでは報告しなかったが、「響鬼」DVDの10巻は、結構前に見ていたのだ。

そして、DVDの11巻である。
第41話「目醒める師弟」~第44話「秘める禁断」。

前巻ラストで威吹鬼の危機に、ついに変身するあきら。この「目醒める師弟」では、そこから始まるが、いやー、あっけなくヤラれて失神、丸裸。(「秘める禁断」でうつ伏せでお尻見せの斬鬼さんとは違い、肩裸で暗示。随分前に轟鬼が気を集中できず、変身を解くと丸裸で斬鬼さんに諭されていたのを踏まえているのだろうが、小賢しいシナリオと思ってしまう自分が悲しい)。おざなりな展開だ。桐矢京介・明日夢の弟子入り話とのコントラストとしてあきらが「師匠に無断の変身」「京介・明日夢を“弟子”にしたこと」で威吹鬼に叱られる。うーん。この威吹鬼も、彼らしくないのだよな、どうにも。この41話の最後で「あきらの出した答えがそれならいい」とかいうところは、そんなものかなとは思えたが。

前巻の朱鬼編が、とにかく酷かったのだが、まあ、朱鬼との関係にきちんと終止符を打てたことで、「生きること」に整理がついたとでもいうのか、斬鬼がまさにラストスパートに入る。

「オロチ現象」というカタストロフ迫るに従い、魔化魍が異常活性化するという最終話に向かった「豪華展開」は、思えば「平成ライダー」の基本パターンのような気もするが、実際はもっと「おとなの事情」なのではないかと、今回も思った。

つまり、着ぐるみの総使い回しとCG(VFX)パターンの使い回し(色違いの同キャラ多数、なんてまるでテレビゲームじゃないか!)で一回ごとの特撮コストを落とす。それから、その回に不要ならば役者も出番を削る。轟鬼の致命的負傷と失意に対し、日菜佳があの状態なら、香須実が姉として気働きをしないわけがないのにそんなことは省いてしまう。しばらくぶりに持田〈もっちー〉ひとみが出てきたと思ったら、チア部ではない(もしかしたら、チア部員を揃える方がコスト高?)。それに彼女は轟鬼の従妹のはずだが、彼の見舞いさえしない。29話までに築いた「日常」がまるで機能しないのである。

井上脚本で日常とは「飯を喰う」ことなんだろうか。

「このラーメン屋のラーメン、おいしいなぁ」
「今日はボクが奢りますよ」
もっと細やかな日常の、感情生活をキミ達は持っていたはずじゃないか!

斬鬼のラストスパートも、「秘める禁断」、反魂だか返魂だかの禁呪法を用いた様子。轟鬼のため、朱鬼同様に「禁を犯す」というドラマなんだろうが、うーん、どうにも無理やりな展開だなぁ。次巻最初のエピソードで「散華する」そうだが。

文句を言いつつも、前2巻よりは面白かった。脳内補完にもわたくしの方が慣れてきたということかな。

それでも鼓も弦も管もなく、魔化魍との相性関係なくガムシャラに闘うのはやっぱり無様だな。あと強化響鬼が強すぎ。「とぉ」とかって、一撃で魔化魍5体とか倒しちゃいかんだろう。「夏のヤツ(とにかく増えるタイプ)」じゃあるまいに。それに、着ぐるみ使い回しでもいいけども、大鯰の胃袋まで混じっているのは意味不明じゃないか!

……ああ、やっぱり文句言ってしまった。

いよいよ未見はあと1巻。最終話「明日なる夢」を見て、「許せる」ことを、自分に期待したい。

艦隊のクルーは、艦体を死守して歓待される……

2006-07-21 | ドラマ
スタートレック ベスト・エピソード・コレクションの5が出たので、昨日は未見になっていた「4」をいっぺんに見た。

◎ザ・ネクスト・ジェネレーション(TNG)より「アンドロイドの裏切り」。

データが発見された惑星で、未組み立ての「データの兄弟」ローアが発見される。当初見組み立てでデータよりも感性が豊かであることからローアは「データの弟」を自称するが、実は感性豊かゆえに、邪悪で野心家であったことから、分解された「兄」であるとわかる。データに成り代わり、惑星を滅ぼした結晶生命体を呼び寄せてエンタープライズを乗っ取って、好き放題するという陰謀を画策するが、ウェスリー・クラッシャーに見抜かれ、データによって宇宙空間=結晶生命体に向かって転送されるのだった……。



◎ディープ・スペース・ナインより「共生結合体生物“トリル族”」。

共生生物トリル族と合体しているジャッジャ・ダックス(女性)は、その一世代前はシスコ司令官の友人クルゾン・ダックス(男性)であったが、そのクルゾンが犯したという罪をジャッジャが問われるという話。まあ、いわば「法廷ドラマ」なるのだが、クルゾンであったころに訴追者の母と激しい不倫関係にあったというのがキイポイントになるという話。



◎ヴォイジャーより「殺人犯スーダー」。

ヴォイジャー内で殺人事件が起こる。殺人犯はベタゾイド(TNGのカウンセラー、ディアナ・トロイと同じ。テレパスとかエンパスとか、そういう感応能力者)で、精神的に不安定となった結果の犯行。トゥボックが精神融合で彼の精神的安定をもたらそうと試み、ミイラ取りがミイラに。凶暴な、まるでロミュランのような、バルカン人にあるまじき人格になってしまう。「ドクター」は辺縁系の「感情抑制中枢」を完全麻痺させて治療を開始。笑い・恐れ・慄くバルカンという珍しい姿を晒しつつ、しかし、危険な治療は成功裏に終わる。キャサリン・ジェインウェイ艦長は「もう勝手に精神融合しないでね」とトゥボックに釘を差すのだった。

三本の共通テーマ(ベストDVDは毎回テーマで編集されていることになっている。)「艦体のクルー」はあまりに漠然としている。まあ、もう一歩踏み込めば非地球人のメンタリティということかな。

もっと凄い共通点は、決してつまらなくはないのだが、オチがとってもにわかであっけなく、あとにまるで余韻が残らないこと。

*もっとも、3シリーズはそれぞれ170話余があり、全部で500話を越えるわけだが、今回の「コレクション」は全80巻で各巻3話入るので240話がリリースされることになる。つまり、半数に近いエピソードが収録されるとなると、こういうことにもなるわなぁ。それでも、まあまあ面白いんだから凄いかも。

*次の第5巻は「クリンゴン」というテーマです。

明日はVol.4発売のようだし。

2006-07-03 | ドラマ
「スタートレック ベストエピソード コレクション3」で未見だった最後の1本、DS9の「二人のキラ(CROSSOVER)」を見た。


ジェームス・TがTOSで迷い込んだあの平行宇宙のその後ということだが、まあ、面白かった。しかしながら、とにかく、わたし自身が「ディープ・スペース・ナイン」を真っ当に見ていないので、どうしても乗り切れない。

粗野なシスコなんてありえないとかっていうわけなんだろうが、シスコがどんな男かも実際には知らないので。

どうも、ベスト・エピソードとしての位置づけがDS9だけ、イマイチ展開が悪いような気がする。

その、不満を打ち消すべく、昨日発作買いしたT.M.Pを斜め見している。

日本語で掛けているから、チャーリー(スコティ)とカトー(スールー)だね。

まあ、最後までは見ないでやめると思うけれど。

オリジナル・ストーリーはアラン・ディーン・フォスターだったんだね。

道理で独創に欠けるはずだ。

*写真は、ついついTMP版エンタープライズ。

SHIBUYAはわが青春の街

2006-06-30 | ドラマ
SHIBUYA――破滅せる都市

「仮面ライダーカブト」では、巨大隕石が落下、渋谷はそのために壊滅し、そこからは異界の虫(ワーム)が現れるというが、

「Sh15uya(シブヤフィフティーン)」では、15歳の子どもたちを矯正するため、あらかじめ「ヴァーチャルワールド」として存在するSHIBUYAは、「109」の隣に「108」が存在する「シブヤであって渋谷でない」世界である。

「109」のことを「マルキュー」と呼ぶ連中がいるが、あのテナントビルの経営が「トーキュー(東急)=10(トー)・(9キュー)」だということを知らないヤツが増えたんだな、と、そんな話題を語ったのは既に数年前だったのだが……「108」が「トー・エイ(ト)」のしゃれとは気づかなかったよ。まして、最終話であんな「絵」を見せられちゃ、ね。

「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」ではガメラが上空でギャオスと戦ったために、壊滅状態となり、数千人だか万人だかの行方不明者を出したことになっていたな。

……と、SHIBUYAばかりのことを書いていたが、「ウルトラマンネクサス」のクライマックスで、あの映画「ULTRAMAN」における新宿西口の戦いが情報操作されていたとわかったり……リアルと異世界のドラマの境目もなかなかよろしい感じになってきましたよね。

そういえば、アニメでも「かみちゅ!」のように尾道が舞台(!)なんて、そんな技もありになってきましたしね。

「嘆く視聴者」「響かない声」

2006-06-29 | ドラマ
「仮面ライダー響鬼」DVD Vol9

第33話「装甲(まと)う刃」 第34話「恋する鰹(カツオ)」 第35話「惑わす天使」 第36話「飢える朱鬼(シュキ)」の四本。

嫌がってばかりでも仕方がないので、見ました。

「平均的な作品」にはなり得ていると思います。

しかし、やはり、何かが不味い。

たとえば「あきら」の抱える事情が「あきら」の口からすんなり語られてしまうのだが、それは違うんじゃないだろうかと思うのである。

もっと、実際のシチュエーションの中で、両親を殺されていたという事実が立ち上がるというような、そういう感じが本当ではないだろうか。

「飢える朱鬼」で、鬼をやめさせられた女鬼=朱鬼と、鬼を目指す娘=あきらが「憎しみ・復讐」といったキイワードで対置させられているというのはわかる。しかし、そうであってさえ、「お前は魔化魍に両親を殺されたのだろう」「わたしは、憎しみも武器になると思うんです」みたいな会話でそんな素性を語ってしまうのはどんなものだろうか? あきらの物静かさと、健気さの秘密はもっときちんと修業を重ねてきた事実、「威吹鬼」を師匠というよりも兄と慕うことによって練り上げられたに違いない「頑張り屋」あきらが、突然ダメ娘になってしまったみたいな、これは納得できないという気がした。


桐谷京介というキャラクターだって、強引に明日夢のライバルとして現われたうえ、薄っぺらな経緯(消防士の父が人命と引き換えに命を失い、父を乗り越えるという息子の目標をも失わせたこと。これも、火災のフラッシュバックと、当人のセリフで示された情報だ)の持ち主であるのが残念で仕方がない。本来は、努(つとむ)くんが、リタイアした弟子という形で明日夢にゆっくりと「生きること」の意義に立ち向かうということを教えてくれたかもしれないのに。

残り3巻。頑張って見ようと思う。きっと、こうやって不平を垂れながら。

*実は「仮面ライダーカブト」も録画していたひとから借りて、11話まで見たのである。10話まで実に面白かったのだが、11話はとっても薄っぺらな話だった。そういうことで、12話以降、また見る気力が失せているのだ。残念ながら。

地獄の一年間を過ごした女。

2006-06-27 | ドラマ
時空侵略戦争」(Year of Hell)前後編(「スタートレック ベストエピソード3」

「地獄の一か年」という「異なる認識の世界」、傷つき致命的な状態に追い詰められたヴォイジャー。

例によっての、機知か気違いかわからない艦長の行動により、すべてがチャラになったかに見えるが……それこそ「異なる認識の世界」でのできごとであって、可能性の世界では皆が消滅してしまったと考えるべきなんだろうな。

そうやって見ると、「伝説巨神イデオン」の世界だって、「新世紀エヴァンゲリオン」の世界だって、異なる時空の、今ひとつの「可能性」という解決(SFのさまざまなテーマのうちでも、もっとも主要なテーマのひとつ)でしかないのだろう。

そういう意味では「ラン・ローラ・ラン」だって、「リプレイ」だって、そのひとつだとさえいえる。

さて、アイデアとか、主題とかは、これで語りえたとして、

うん。オバサン艦長、やっぱりいいな。前巻で「ヴィディア人の協力」を見ておいてよかった。

チャコティの誕生日のプレゼントというネタといい、「家族が集う家としてのヴォイジャー」という考え方といい、オバサンながら、やっぱり、可愛いじゃないか。

そう、書いておいて気付く。

もしかしたら、ジェームズ・Tやジャン・リュックのことを、女性視聴者は本気で「可愛い」とか思っていたりしたのかしら、と。

これは新鮮な驚きだ。

……ということで、やっぱり、わたくし、キャスリン・ジェインウェイとヴォイジャーに、いま、一番魅力を感じます。

蝙蝠騎士は吸血鬼になった?!

2006-06-25 | ドラマ
ヴァンパイアホスト」Vol.1

Episode1吸血鬼連続殺人事件・事件編と解決編の前後編が収められている。

「仮面ライダー龍騎」の仮面ライダー騎士(ナイト)であった松田悟志が吸血鬼・蘇芳(すおう)を演じている。テレビ東京の深夜という、いかにも何でもありな枠で放映されたようだが、なかなか面白かった。


 女子高生狩野莉音(小向美奈子)のコスプレ具合も楽しいし(ホストクラブ「クランケンハウス」の準備時間に清掃などのアルバイトに雇われた。このEp1で、「吸血鬼」に襲われた親友を探して。なぜかメイド服とかチャイナドレスをあてがわれる、そういうコスプレ)、ホストクラブ経営者天藍も佐野史郎が演じるだけに、怪しく、なんかいわくありげだ。


Episodeは全部で6話、12週放映されたようなので、全4巻のDVD、続きも楽しんで見てみたい。


由貴香織里の「夜型愛人専門店」という原作マンガも気がかりだが、まあ、それは後回しかな。