「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

「中心市街地活性化その2」

2013-11-06 17:41:02 | 日記
 前回、中心市街地の件について触れましたが改めてご報告致します。

旧料亭万福の保存・活用については、過日のご報告の通り

花巻中央振興センターとしての活用や、地域の文化活動の拠点として利用していけるよう、

現行の建築基準法との絡みで現在、施設整備のあり方や対応の方法について検討中であり、

本格的な利用には、今暫く経緯を見守る必要がありそうです。

しかし、この施設の活用が市街地の活性化や地域住民の団結の証と地域の賑わいづくりになるものと期待しております。
いずれにしても、新しいものと古いものとが融合し、地域の活性化のきっかけになる事を願ってやみません。

 次に、旧エセナビルの跡地利用については、以前の私の一般質問の中で取り上げましたが、

その時点では、市当局は民間企業の土地でもあり、特段活用方法については検討していないとの見解でした。

 しかし、花巻市の中心市街地のど真ん中でもあり、この際地権者との交渉を積極的に進めるべきと考えており

地権者の考え方や市の構想、また地元住民の要望等を考慮し、早期に具体的な活用法を見出すべきと思います。

 例えば、定住推進を考えれば、新たなマンション建設、あるいは上町の買い物難民解消のための産直広場。

また、吹張町、上町、双葉町の連動を考えての屋台村や商業ビルなど、官民一体となって構想を練る必要があります。
アイデアは、いろいろ考えられますが、可能性や効果、立地を考慮し、この場所に相応しい計画づくりを推進したいものです。



 次に、花巻厚生病院跡地問題ですが、市の発表によれば、この場所に花巻中央図書館をこどもの城と併設の形で

建設しようという計画案が浮上しており、今まさに県医療局との間で引渡しの時期や方法について

詰めの交渉が進められているようであります。

 場所の決定や時期、施設の内容、規模によって、地域にかなりの影響があり、慎重かつ大胆な決断が必要です。

一日に数百人から数千人の市民の利用が見込めるだけに、中央地区にとって大きな起爆剤となることでしょう。

 また次に、以前こどもの城の候補地として考えられていた旧新興製作所跡地についてでありますが、

土地の構造上、同施設の建設には向かないとの判断から、計画は白紙になりました。

 しかし、国道4号線に隣接し、城跡という由緒ある場所でもあり、その活用方法にはさまざまな可能性があると思っています。

市が進めるコンパクトシティーの考え方に則って、都市機能の集積を図るべき時期にきていると思います。

 私はこの際、行政、市民、商店街、コミュニティー会議による中央地区のまちづくり懇談会を開催し、

具体的な中心市街地の活性化策について協議すべきと考えています。

 今後、市や地域の皆様に提案し、そのような話し合いの場を設けていきたいと存じます。

このチャンスを逃さず、飛躍出来るよう、全力で取り組む所存であります。

 市民の皆様の英知を結集して、元気な花巻を創っていきましょう。

今後とも、尚一層のご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。


照井