「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

『残し、伝えるべきもの…』

2013-11-14 20:59:58 | 日記
11月14日、花巻中央地区コミュニティー会議主催の『唱歌と童謡を楽しく歌う会』が開催され、

花巻市南温泉郷渡り温泉に行って参りました。



参加者は40数名でしたが、終始和やかな雰囲気の楽しい集いとなりました。

今回で5回目となる催しですが、毎年欠かさず参加している方もおり根強い人気があるようです。

晩秋の香り漂う中庭の景色を眺めながら、懐かしい歌声が会場内に響き渡っておりました。

どの唱歌も、歌詞もメロディーも素直で素朴で、とても爽やかな気持ちになりました。

何か、現代人の忘れかけていた日本の原風景が蘇ってきたような気持ちです。



私たちは、とかく日々の生活に追われ、大切なものを置き去りにしているような気がします。

あなたには…、

先人から受け継ぐ夢、語り継ぐ物語がありますか

残し、伝えなければならないもの…。決して忘れてはいけないもの…。

私たちは今一度、それを確かめ合わなければならないと感じています。

今日の歌声の中にあった日本の良さ、素晴らしさ…そして日本の心。

ただ、懐かしむだけでなく、大切に育んで参りたいと存じます。

季節は、秋から冬へ…。

四季折々の表情を見せる自然に包まれ、守られていることに感謝し

自然と共に生きていきたいと思います

照井


「見られる議会から見たくなる議会へ」

2013-11-14 17:55:50 | 日記
  11月12日(火)平成25年度花巻市・北上市両市議会議員研修交流会が開かれました。

これは毎年交互に開催しているものですが、今回は北上の当番で行われました。

今回の研修のテーマは、「見られる議会から、見たくなる議会」へ。

講師には、千葉県流山市議会議員松野豊氏をお迎えし、これからの議会のあるべき姿について研修させて頂きました。



研修の冒頭、講師先生からこんな質問がありました。

「あなたは、何故市議会議員になりましたか

各テーブルごとに一人一人、自分の立候補の経緯を述べ、各テーブル代表が発表致しました。

私のテーブルを含め7テーブルでしたが、総じて地域や団体、政党に押されて立候補した方が多くおられました。

まさに人望と信用、期待感の表れなのかも知れません。しかし。私は、違いました・・・。

私は、立候補まで約30年以上各種ボランティアやNPOなどの社会活動を通じて行政の壁にぶつかり

それを乗り越えるには、自分が市長になるか議員になるしかないと感じたから、立候補しましたと答えました。

そして二つ目の質問は、

「あなたは何故議員を続けているのですか」あるいは続けたいと考えていますか」というものでした。

これにもさまざまな答えがありましたが、私は民間人としてやれることはたくさんありますが、

議員でなければ出来ないこともあり、常に花巻のまちづくりの根幹、核心に触れたいと考えているからです。

民間人には民間人なりの使命や役割があるように、議員にも明確な使命があります。

その為に私は市議会議員に立候補し、ある一定の期間議員であり続けたいと考えております。

 その議員としての使命とは、市民の皆様の付託に応え、市民の皆様の福祉の向上と市勢の発展に寄与することです。

今より少しでも明るく豊かで住みよい社会を創ることが、私たち議員の使命だと考えています。



私は3年前立候補に際して3つのお約束をしました。

それは、

1.子どもたちが、未来に夢を描けるワクワクドキドキ楽しい街をつくること。

2.働き盛りの方々が、いきいきと暮らせる活気のある街をつくること。

3.お年寄りや障害を持った方々が、安心・安全に暮らせる住みよい街をつくること。


これらの実現のために、議員として明確な目標と具体的な行動と確かな成果をあげることが出来るよう

微力ではありますが、議会活動に取り組んでおります。

市政課題は様々ありますが、物事をしっかり学び、きちんと議論し、こまめに報告し、ひたむきに行動することが

議員にとって最低限必要なことだと考えております。

しかし、当議会の現状は残念ながら、まだ不十分だと言わなければなりません。

当たり前のことを当たり前に行うことが、大前提であります。

我々が行う議論は、花巻市の今後を左右する重大な話し合いであり議決であることを深く認識し

議論の深まりを持つことが必要と考えております。

また、もっと判りやすく議会の見える化を進めることで、より開かれた議会をつくり市民の皆様の理解を深めて参りたいと思っております。

何をやっているのか理解されなけば、関心を持って頂けるわけがありません。

そして広聴広報の更なる改善によって、決定へのプロセスもお知らせし、

皆様からのアイデアの市政への反映も更に図らなければなりません。

まずは、これまで以上に市民の皆様の声に耳を傾け、思いに心を寄せ、対話の市政を進めたいと考えます。

常に、誰のための議会か何のための議会かを念頭において行動していきたいと思います。

今後とも皆様のご指導・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

照井