湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 久々に聞いた「緊急地震速報(エリアメール)」の着信音

2015年11月15日 12時27分02秒 | ちょっとした出来事?
昨日の夜明け前、
建物が少し揺れているかなという感じがして、
布団の中で目が覚めました。

バイパスを通る車による振動のようにも思えましたが、
直ぐ、あのドキッとする音が鳴り始めました。

久しぶりに聞く音でしたが、はっきりと記憶に残っている音でした。
緊急地震速報のメール着信音です。

隣の布団に寝ていたカヅちゃんを
『大きい地震だ、気を付けて』と言って起こしました。

大きい揺れに備えて、立ち上がって緊張しましたが、
少しの揺れを感じただけで治まりました。

1階に降りていきTVをつけると、
薩摩半島西方沖の深さ10kmを震源とするマグニチュード7.0の地震で、
津波注意報も発令されていると伝えていました。

 あとのニュースでも
 この地震による人的・物的被害の報道はされていなかったようです。


昨日は日勤勤務で、夕方まで雨が降るかもしれないという予報でもあったので
自転車で職場へ行くつもりでした。
(雨が降るかもしれない日には、原付バイクに乗らずバスか自転車になります)
7時20分頃には家を出なければならないので二度寝できる時間は少ししかなく、
起き出すことにしました。


  久しぶりに聞いた緊急地震速報の着信音。
  どなたが考えられたのか知りませんが、
  注意を喚起するには適した音色だと思います。

    多数が同時に鳴っても騒音のように喧しくはならず、
    緊迫感をつくってくれるくれる音です。


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  東日本大震災があった2011年当時、
  私は品川区にある職場へ通勤するのにJR東海道線と京急を利用していました。
  震災後しばらくの間は、通勤途上の電車内で度々緊急地震速報の音がなりました。
  満員の車内だったので、数十台の携帯電話等から一斉に成りはじめます。
  3月11日の生々しい記憶が残っているので、多くの人はその音にビクッとしていたでしょうが、
  動いている電車の中にあっては、個人でできる備えは限られます。
    私は「大地震が発生しても脱線転覆しませんように」と思うだけでした。

   当時の私のカバンの中には
   勤務先(品川区東品川)から自宅(藤沢市辻堂西海岸)までの範囲が載っている
   地図が入っていました。
   その紙には、通勤途上に大地震に見舞われたときのために
   各駅近くの避難場所や帰宅経路などを色塗りで書き込んでいました。
   また、何かの時のためにと「金属棒」、「ミネラルウォーター」、「LEDライト」を
   携行していた時期もあります(カバンが重かった)。
   通勤用のクツは、長距離の歩行にも耐えられるようにと、
   柔らかい黒皮/茶皮のウォーキングシューズのような物でした。

     多くの方々が復興に頑張っておられますので、不謹慎になるかもしれませんが、
       今振り返ると
        「そんな頃もあったなー」と、懐かしいような気にもなったりします。

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