湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

♡ ヤカマシモンの母の退院

2015年01月25日 11時58分29秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
昨日(1/24)、外科医院に入院していた母(今年90歳になります)が退院しました。
昨年(12/11)から入院していました。

ドクターの話では2ヶ月ほどの入院になるとのことでしたが、
順調な回復具合と本人の希望『早く帰って美味しいごはんを食べたい』から
予定より早い帰還となりました。

今回の入院は腰椎部分の圧迫骨折によるものです。
経年劣化と骨粗鬆でスカスカになっている骨が疲労骨折したということのようです。

疲労の原因と考えられるのは
家庭菜園の近くにある生垣(カナメモチ)を剪定したことです。

鋸と剪定ばさみで長さ8mほどの生垣を刈り揃え、
落ちた枝を長さを揃えて切り束ねることまでしていたのです。

日頃から『年齢を考えて無理な力作業はしないように』と注意していたにもかかわらず
目の届かないところでガマダシテ(*)いたのです。

    * : 熊本弁。精を出す、頑張る、という意味。


ドクターにその件を話したら
おそらく原因はそれでしょうということで、呆れておられました。

今回の骨折で本人も十分解ったことと思います。



入院してから暫らくはベッドから起き上がることも難儀で、
特製コルセットを付けていても顔をしかめて痛そうでした。

日が経つにつれ痛みも和らいでいったようです。


ナースさんたちは皆さん優しい方々で、
小まめに行き届いた世話をしていただきました。

クリスマス(12/24)にはナースさんたちが
サンタクロースの扮装をして病室を回り、歌などで盛り上げてくれたようです。
患者全員プレゼントを貰っていました。

正月には一時帰宅(12/31~1/2)する話もありましたが、
ドクターやナースさんの勧めもあり病室に残りました。

入院患者用のおせち料理を頼んでいましたが、
相当期待外れのものだったようです。

そんなことではないかと危惧していましたので
家のおせち料理(*)を元旦の朝に差し入れました。

    * : 可哀そうにも母がチョットしか食べられなかった今年のおせち料理
    
        ※随分前から、通販のものなどを頼むようになりました。
          例年は一般的な3段重ね+洋風または中華おせちですが、今年は初めてイタリアンおせち(奥の2個)を頼んでみました。
          珍しいと思い、母へはイタリアンおせち数品と椎茸・エビフライ(自家製)を差し入れました。


今回の入院生活で母が不満に思ったのは「病院食」のようです。

『全然美味しくない』と言ってましたので、食べ残していたのだと思います。

なんと入院中に栄養失調になってしまいました。

年明けてから微熱が続いたので血液検査等をした結果判ったものです。
入院時の各種検査では異常がなかったので、入院が原因と考えられます。
前代未聞ではないでしょうか。

ドクターやナースに事情(病院食がなじめない)を話すと
差し入れOKとなりました。

原則は差し入れ不可なのですが、病院側も少し責任を感じられたのでしょう。


「美味しいものが食べたい」というのが最大の理由で
早く退院することになった次第です。

  カヅちゃんが作る料理が美味しい(相対的に)という事にもなります。

  私の食い意地は母からの遺伝のような気がします。


家に帰ってきてから
母が家族に『入院したことで大変迷惑をかけました。入院中はお世話になりました』と言ったので、

私は『入院中以外も、これからも、ではないの』と言って笑わせました。

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