湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 野の花 + ♡

2015年05月11日 13時47分55秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
ウチの庭に咲いていた花ではありません。
舎監(寮の管理人)として勤めている某職業訓練校の敷地内に咲いていたものです。

雑草らしく、目立つところに生えているのではなく。
校庭の隅や、大木の下、敷地を真っ二つに貫いている生活用排水路の際などに咲いています。

  前にも書きましたが、
  バラとかダリヤなどの華やかな花もいいですが、
  このように素朴な淡色系の小さい花も好きです。





 


   ※↑↓ ムラサキカタバミ(紫片喰)は土壌の質によって花の色が変わるのでしょうか


 

 

 





  雑草はとかく嫌われやすい生物ですが
  地球にとってはかけがえのないものだそうです。

    ・他の作物を保護し、成長を促進してくれる
    ・土壌微生物や土壌菌を紫外線から守り湿度を保ってくれる
    ・気温を調整してくれる
    ・有機物としてそこの土に還っていき養分になってくれる
    ・時間をかけて土が中性になるようにしてくれる
    ・小動物の住処や隠れ家、食物になってくれる

      雑草の働きを知ったら、素朴な花が愛おしく見えてきませんか?


話は変わって
今朝の新聞に
「成田に向かっていた太平洋上のエア・カナダ航空機の中で赤ちゃんが生まれた」という
ニュースが載っていました。

  たまたま医師が乗り合わせていたとのことですが、
  産科専門でなかったら、文字どおり地に足が着かず、さぞや緊張されたことでしょう。
  「無事の出産」メデタシめでたしです。

  ところで、飛行機の中で生まれた赤ちゃんの国籍は、
  その飛行機が登録されている国が「出生地主義」を採っていれば、その国の国籍になるそうです。
  カナダは「出生地主義」で、日本は「血統主義」だそうです。

  今回はカナダ国籍の夫婦の間に産まれた子供なので
  カナダが出生地主義/血統主義どちらであったにしてもカナダ国籍になりますが、
  もし、日本人夫婦の間に生まれた赤ちゃんであったなら、
  「重国籍」(カナダと日本の)となり、22歳までに国籍を選択することになったはずです。

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