「石川啄木」さんの第一歌集「一握の砂」に
ご存知の方も多い有名な歌が収録されています。
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
今夜撮った私の左手です。
拡大したもの
時代も違い、啄木さんほどには困窮していると感じていませんので、
「ぢっと手を見て物思いにふける」などということは滅多にありません。
※啄木ファンはご存じかもしれませんが
(ご存じでないファンの方はショックかもしれませんが)
確かに啄木さんは生活が苦しかったようですが、
生活を切り詰めて倹しくされていたわけではなく、
友人・知人(金田一京助さん他)を拝み倒して借金しては、
その金を遊行(女性との一夜など)に使っていたそうです。
家庭生活などでストレスを抱えておられたのかもしれませんが、
教科書などに載っている真面目そうな顔からは想像しにくい
"ろくでなし" だったようです。
今日は久しぶりに家庭菜園の畑づくりをしたので
マメができました。
記念に撮ったのが上の写真です(赤色矢印が初々しいマメ)。
耕運機のような楽な機械がありませんので、
全て人力作業となります。
身も心に似て、デリケートで柔な(?)肌をしている私の手のひらは
シャベルを使い始めて30分もしないうちにマメができてしまいました。
3時間ほどかかって畝(ウネ)ができました。
来週、冬に収穫する野菜(青梗菜・大根・春菊など)の種を播く予定です。
--- ここで昔話へ脱線します ---
左の手のひらをぢっと見ていると
高校生のときの古傷に目が留まりました。
※傷跡は薬指の付け根近くにグルッとある
白っぽい線(上の写真の青色矢印)です。
この傷は部活での練習中に負ったものです。
薬指の付け根の関節が脱臼するとともに肉が裂けてしまったのです。
かろうじて薬指が手の甲に繋がっている状態で(少しオーバーですが)、
指が動かず、けっこう血が出て止まらなかったので、
直ぐ近くの流行ってなさそうな外科(校医)へ駆け込みました。
オジサン先生と若い看護助手さんがいました。
看護助手の女性は私と同じ高校の定時制に通っているとのことでした。
あっという間に脱臼を元に戻した先生が私に言いました。
『縫わないといけないが、麻酔をすると治りが遅くなるので、ナシでしようか?』
『タブン我慢できると思うが』
私は内心
『 "ナシ" はヤメテクレ』
『 "タブン" はないだろう』という気持ちでしたが、
10代女性の看護助手を前にして、
当然のような顔をして『麻酔なしでお願いします』と言ってしまいました。
先生の縫い方は荒っぽいものでした。
したがって、縫い目も粗いものでした。
看護助手の目があるので、痛がる素振りを見せないように我慢しましたが、
肉が引きちぎられるように痛かったのは言うまでもありません。
(ちぎれそうな肉をくっ付けようとしていたはずですが)
そのあと特に治りが早かったようでもなかったので、
その医者に騙されたのかもしれません。
若い女性看護助手の前で同世代の若者を甚振るという、
サディスティックな性格の持ち主だったのかもしれません。
(冗談で書いたつもりですが、本当にそうだったのかもしれません)
ご存知の方も多い有名な歌が収録されています。
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
今夜撮った私の左手です。
拡大したもの
時代も違い、啄木さんほどには困窮していると感じていませんので、
「ぢっと手を見て物思いにふける」などということは滅多にありません。
※啄木ファンはご存じかもしれませんが
(ご存じでないファンの方はショックかもしれませんが)
確かに啄木さんは生活が苦しかったようですが、
生活を切り詰めて倹しくされていたわけではなく、
友人・知人(金田一京助さん他)を拝み倒して借金しては、
その金を遊行(女性との一夜など)に使っていたそうです。
家庭生活などでストレスを抱えておられたのかもしれませんが、
教科書などに載っている真面目そうな顔からは想像しにくい
"ろくでなし" だったようです。
今日は久しぶりに家庭菜園の畑づくりをしたので
マメができました。
記念に撮ったのが上の写真です(赤色矢印が初々しいマメ)。
耕運機のような楽な機械がありませんので、
全て人力作業となります。
身も心に似て、デリケートで柔な(?)肌をしている私の手のひらは
シャベルを使い始めて30分もしないうちにマメができてしまいました。
3時間ほどかかって畝(ウネ)ができました。
来週、冬に収穫する野菜(青梗菜・大根・春菊など)の種を播く予定です。
--- ここで昔話へ脱線します ---
左の手のひらをぢっと見ていると
高校生のときの古傷に目が留まりました。
※傷跡は薬指の付け根近くにグルッとある
白っぽい線(上の写真の青色矢印)です。
この傷は部活での練習中に負ったものです。
薬指の付け根の関節が脱臼するとともに肉が裂けてしまったのです。
かろうじて薬指が手の甲に繋がっている状態で(少しオーバーですが)、
指が動かず、けっこう血が出て止まらなかったので、
直ぐ近くの流行ってなさそうな外科(校医)へ駆け込みました。
オジサン先生と若い看護助手さんがいました。
看護助手の女性は私と同じ高校の定時制に通っているとのことでした。
あっという間に脱臼を元に戻した先生が私に言いました。
『縫わないといけないが、麻酔をすると治りが遅くなるので、ナシでしようか?』
『タブン我慢できると思うが』
私は内心
『 "ナシ" はヤメテクレ』
『 "タブン" はないだろう』という気持ちでしたが、
10代女性の看護助手を前にして、
当然のような顔をして『麻酔なしでお願いします』と言ってしまいました。
先生の縫い方は荒っぽいものでした。
したがって、縫い目も粗いものでした。
看護助手の目があるので、痛がる素振りを見せないように我慢しましたが、
肉が引きちぎられるように痛かったのは言うまでもありません。
(ちぎれそうな肉をくっ付けようとしていたはずですが)
そのあと特に治りが早かったようでもなかったので、
その医者に騙されたのかもしれません。
若い女性看護助手の前で同世代の若者を甚振るという、
サディスティックな性格の持ち主だったのかもしれません。
(冗談で書いたつもりですが、本当にそうだったのかもしれません)
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