きみの友だち 重松清著 2005年 ★★★★★
この本を思い出すと、じんわり思わず涙が滲んできて、そんな自分に戸惑うほど。
そのくらい深いところで感動した作品。
ずーーっと忘れたくない。重松さんの作品中で一番好きな本になった。
思春期の頃にひりひり感じた、焦りやイタみ、重苦しさ。
「みんな」からはぐれたくなくて、でも上手くいかない時もあって・・・。
「友達」ってなんだろう。私に親友っているのかな。
そんなあの頃の、迷い満載だった自分に読ませたい本。
美しいだけじゃない。楽しいだけじゃない。読んでて胸がうずく。
でも本当のことで満ちている。やさしい目線に満ちている。
誰もがそれぞれの人生の主人公を生きていることを、ありありと思い出させてくれる。
勝気でいらないことまで言っちゃう人。
虚栄心がいっぱいで、威張らずにはいられない人。
そんな、普段疎ましく感じる人まで愛おしく感じられてくるから不思議。
「友だち」に悩んだことのある、すべての人におすすめです。
この本を思い出すと、じんわり思わず涙が滲んできて、そんな自分に戸惑うほど。
そのくらい深いところで感動した作品。
ずーーっと忘れたくない。重松さんの作品中で一番好きな本になった。
思春期の頃にひりひり感じた、焦りやイタみ、重苦しさ。
「みんな」からはぐれたくなくて、でも上手くいかない時もあって・・・。
「友達」ってなんだろう。私に親友っているのかな。
そんなあの頃の、迷い満載だった自分に読ませたい本。
美しいだけじゃない。楽しいだけじゃない。読んでて胸がうずく。
でも本当のことで満ちている。やさしい目線に満ちている。
誰もがそれぞれの人生の主人公を生きていることを、ありありと思い出させてくれる。
勝気でいらないことまで言っちゃう人。
虚栄心がいっぱいで、威張らずにはいられない人。
そんな、普段疎ましく感じる人まで愛おしく感じられてくるから不思議。
「友だち」に悩んだことのある、すべての人におすすめです。