カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

「お巡りさんに、なります」

2009-11-30 15:45:41 | 本本本(★★★★☆~)
陽気なギャングが世界を回す 伊坂幸太郎著 2003年 ★★★★★


面白かった~!!!!
伊坂さんの力量、お見事です!軽快かつ爽快感のある、極上エンタテイメント。

題名のとおり、陽気なギャングたちのお話。
世界を回すかは分からないけれど、とにかく陽気に喋りまくる。セリフいっぱい。
固有名詞満載の語り口はときたま饒舌すぎるけれど
いやはや、このユーモアのスゴさよ!と膝を叩きたくなるくらいの面白さ。

もちろん伏線もい~っぱい貼られていて、無駄なエピソードなし。

ひさしぶりに読みながら道を歩いてしまいました
(電車移動中に読んでて、自分の駅に来たときにちょうどいい所だったの~)


ギャングー・・・銀行強盗犯に興味がある人、伏線いっぱいのお話好きな人、
教訓とかいらない!本は楽しんで読むもの!陽気なものを!という人におすすめです。

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2 コメント

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歓迎♪愉快なギャングたち(笑) (コバマリ)
2009-12-02 09:25:44
いきなり水を注すようで申し訳ないんだけど…。
この本ねぇ、私はイマイチな印象だったのよ~

伊坂さんの作品は好きだし、映画化されたりで、読む前に
私の中で期待感が高まり過ぎたのがいけなかったと思うんだけど。

たくさん張り巡らされた伏線が、たくさんのヒントになり過ぎて、
先がどんどん見えちゃったのよね…
だから後半は“答え合わせ”みたいな感覚が最後まで払拭できず

少ない伏線で先を読んで、それが合ってた時は
「推理的中」ってワクワクできるんだけど、この作品に関しては、これはそれとは逆で
「あ、やっぱそうだよねぇ…」って感じで読み終えちゃったから、
なんかちょびっと、もの足りんかった…

でも展開もテンポが良いし、
会話が多いけど、決してクドくなく、
イメージがパーッと浮かぶ文章力はやっぱり伊坂作品の魅力よね
(…ってなんで私は上から目線なんだ)

これ、続編も出てるから、そのうち読んでみようと思ってるよ♪


そうそう、話は逸れるけど、同じギャングを扱った映画で、
ダウンタウンの浜ちゃん主演の『スペーストラベラーズ』と
堤真一さん主演の『DRIVE』ってやつ、
だいぶ前の作品なんだけど面白かったよ
コメディだから、アハアハ笑えて観やすかったと思う。
キャストも豪華だし、興味&機会があったらオススメします

あ、また長々と…シツレイシマシター
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ギャングもの (yuccoo)
2009-12-02 20:44:04
コバマリちゃん

いつも丁寧なコメントありがとう!うれP~よっ(古い)

うんうん、答え合わせ的、だったねー!
そっかそう感じたか~。ミステリーファンには物足りないのかな?

で私考えてみたんだけど…ハラハラしすぎるのは苦手みたい
予定調和じゃ困る~んだけど、ある程度オチが予測できちゃうくらいがちゃんと楽しめるのかも
「アヒルと鴨のコインロッカー」のような最後があったりしたせいかな?
エンディングまで安心して読めましたって私お子ちゃまだね、こりゃ

ギャングを扱ったコメディ映画、ご紹介ありがとう
近所にレンタルビデオ屋さんがあるか探してみるわ
コバマリちゃんて、本当にテキパキしてて効率よく時間を使ってそう。。
あらためて尊敬でス!




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