そうか、もう君はいないのか 城山三郎著 2008年 ★★★☆☆
本編の後ろについている、次女の方のあとがき?が秀逸です。
決して長くない文章。
しかし大切な人を亡くした、その片割れの気持ちがぎゅっと詰まっている。
これを、涙なくして読める人がいるのだろうか。
遠藤周作の「深い河」もそうだけれど、どうやら連れ添った夫婦の別れ(妻の死)
に私は弱いようです。そのやるせなさに、泣けてしょうがない。
本編の方は「ほ~、こんな風に思われるような妻だったら素敵だなあ」と思うものの
時代背景の違いもあってか、そこまでピンとこなかったというのが事実。
直木賞作家さんの文筆の仕方、私生活を覗いてみたいと思う人。
温かな夫婦の絆、かけがえのない存在を目の当たりにしたい人におすすめです。
本編の後ろについている、次女の方のあとがき?が秀逸です。
決して長くない文章。
しかし大切な人を亡くした、その片割れの気持ちがぎゅっと詰まっている。
これを、涙なくして読める人がいるのだろうか。
遠藤周作の「深い河」もそうだけれど、どうやら連れ添った夫婦の別れ(妻の死)
に私は弱いようです。そのやるせなさに、泣けてしょうがない。
本編の方は「ほ~、こんな風に思われるような妻だったら素敵だなあ」と思うものの
時代背景の違いもあってか、そこまでピンとこなかったというのが事実。
直木賞作家さんの文筆の仕方、私生活を覗いてみたいと思う人。
温かな夫婦の絆、かけがえのない存在を目の当たりにしたい人におすすめです。