他諺の空似ーことわざ人類学ー 米原万里著2006年 ★★★★☆
鋭い切れ味と早口の言葉、そして何よりブラック＆エロティックジョークが満載！！
「世界に似ていることわざってどのくらいあるのだろう？」という観点から
メジャーな諺について世界各国のものが豊富な例文と共に提示されています。
面白いのは下ネタの小話でくすっと笑わせてくれた後に、世界の言葉を紹介、
そして現在の世界情勢についての著者の見解が述べられているところ
アメリカによるイラク戦争。
私の中では不条理で、理不尽で、正義もへったくれもない！って憤りを感じてた。
でも、なぜそうゆことが起こってしまったのか。ブッシュって一体誰なのか。
分かりやすくスパスパッとした彼女の洞察に深く深く頷いたのでした。
本当は自分の頭で考えて、仮定を立てたり調べたり気づいたりしたいことだけど
イラク戦争が続いている今、その興味への足がかりとしての一冊として、
また世界の諺共通点が気になった事のある人にオススメです
読めるけど書けない漢字、年々増えていくような…
えぇと、漢字がどうとか言あう話じゃなかったね。失敬！
この米原万里さん、たしか何年か前に亡くなってるよね…。癌だったかな、闘病記も書いてらしたはず。
私はまだこの作家さんの本は、読んだ事ないんだけど、
図書館で『打ちのめされる本』っていう凄いタイトルの本があって、
その作家がこの方だったな。（正確じゃないけど、こんな風なタイトルでした）
興味はそそられたんだけど、その時は読みたい本がたくさんあって、
結局借りず、現在も未読のまま…っていうのを、
yuccooちゃんの、この日記で思い出しましたぁ
最近、図書館に行けてないんだけど、今度行ったら、探してみるね♪♪
…なんて言っておきながら、いざ図書館に行くとテンション上がって
忘れちゃうんだよなぁ
マサムネさんを見習って、私も『忘れ物しないダンス』でもしようかね…
後から付け足したり削ったりも簡単にできるけど、ひさしぶりに手紙書くときはどきどきするよね～
あ、米原万里さんのお話。
そうなのです、残念ながらもうすでに逝去されています。
私もまだ数冊しか読んでいないけど、いつもとても勉強になるしウィットが富んでいて
豊かな才能に触れる悦びを味わってるよ～
そんなスゴイ題名のもあるんだね。笑。きっと面白いと思う！
図書館があるんだよね、心底うらやますぃー
行くと魅力的な本がありすぎちゃう気持ちもよくわかるー
でも次回はお忘れなく。「米原万里、借りマース！」とポーズキメちゃって
こう考えてみると知っているようでちゃんと知らないことってすごく多い・・
言葉には興味があるので、ことわざにはまだそそられる部分はあまりないけれど、読む機会があれば手にとってみたいと思います
そして私も「諺」とは読めたけど書けないな～
ここで覚えましたっ
その介入について色々知っておいてほしいなーって思います！
世界では、日本の常識で計り知れない悲しいことの数々が
政治や宗教によって引き起こされています。。。
もちろん、喜びや楽しみもどこかにあるのだけれど。
この作者さんは本当に頭がよく面白い文章なので、一度手にとって見て損はないですよ