カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

「旅は麻薬だ」

2008-03-18 01:25:11 | 本本本

上海の西、デリーの東 素樹文生著 1998年 ★☆☆☆☆

上海から始まり東南アジアを通り、インドへと抜ける旅で著者が感じたことを
描いた小説。とゆうか旅エッセイとゆうべきか。

実は三島由紀夫の後に読もうと友達から借りていた本。
でも最初の1ページをも読み終わる前に放棄してしまっていたのです。
内容よりもまず、文章にめげてしまった珍しいパターン。
自分では意識してなかったけど、最近の私は文体の好みがはっきりしてるみたい。

なんとか中国編を読んで、そこでギブしてしまったぁ。
くすりと笑ったり、ほほぅと頷かせる所もあったのですが、
著者の姿勢と文章の書き方にストレスを感じちゃったら読む意味ない!とゆう
今回はかなり辛口な評価です。オリジナリティとフラットな書き方がいかに大切か

個人的にはバックパックをひとり背負ってふらふらしていた頃の記憶が蘇って
懐かしさにムネいっぱいでした
初めての国を訪れた時の高揚感、異文化に触れる衝撃と日本を改めて見直す気持。
またそんな旅にいつか出たいなあ。なんて淡い気持ちを抱いちゃったよ。

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2 コメント

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めずらしいー (コバマリ)
2008-03-21 14:52:32
遅くなっちゃったわ…
ホントyuccooちゃんにしては、珍しく辛口批評だね。
私は文章の好き嫌いは激しいほうだから「あ、合わない」と思ったら、
もう二度とその本は開きません
なんとかでも中国編(どのくらいのページ数か分からないけど)を
読んだyuccooちゃんはエライよー(笑)

一人旅の経験があるんだね!私は人任せ~風任せ~(古っ!)なくせに、
結構神経質だから一人放浪記、なんて無理だわ…
yuccooちゃんのその、気負わない感じのアクティブさ
尊敬っす

全然関係ないけど、村上春樹の本で『国境の西、太陽の東』って
タイトルの本なかったっけ???昔読んだ気がする。
どんな内容かは…覚えておりません
村上春樹の本はあんまり読んだ事ないけど
『世界の終わりと ハードボイルドワンダーランド』って本が一番好きです。
あの不思議な世界…未読だったら、今度味わってみてね。
あーでも村上春樹の文体も好きキライ、はっきり分かれるタイプだからなー。
yuccooちゃんには、どうかしら??
話、思いっきり逸れてるね 毎度すんましぇん
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ほめられた~♪ (yuccoo)
2008-03-22 14:21:46
コバマリちゃん

いつもいつも記事を拾ってくれてありがとう!
そっか、エライ?(笑)
いやいや、ただ単に海外で日本語の本が限られてるから
もったいない根性がでたのかも~。。。
中国で共感できる部分もあったからがむばっった!

一人旅はねえ、合計したら一年間くらいしてたのー
色んな人と深く知り合えるし、風任せ~♪に
旅程変更できるところも好き ああ、うずうず。笑

村上春樹の本はほとんど全部読んだかも!
「国境の~」はメキシコの話だったっけ・・アイマイ。
「世界の~」も内容がアイマイ(ひゃーバカ丸出しいっ)だから
もし見つけたら読んでみるね~
私は「スプートニクの恋人」がお気に入り

村上春樹自体は好きなんだけど、彼に影響を受けた人の
半端な文章はすごく苦手なんだナー(毒舌炸裂
コバマリちゃんの話が広がるかんじ、すきよ
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