恋が彼等を連れ去った 銀色夏生著 1997年 ★★★☆☆
中学生のころに、夢中になって読んだ銀色夏生さんの本。
ひさしぶりに友達から借りて読んでみました
世界のどこだか分からない、でも異国情緒のある写真。
とりとめのない言葉の繋ぎ合わせのような、でも訴えかけてくるものがある詩。
その組み合わせが大好きで
気がつけばかなり影響を受けていたかも。
少なくともカメラマンを目指すきっかけのひとつになっているのはたしか
女性だと知ってそうとう驚いたなあ。
写真は、モノクロなほどそこで表現される対象の「つよさ」が求められると思う。
この本ははじめて手にとったけれど
写真の多くがあまりに心に響かなかったことにびっくりした。
詩や写真って「今必要か」どうかですごく感じ方が違うものだと思うから
今のわたしが興味をそそられる時期じゃなかったみたいです。
(恐らく)恋に悩んでいる人、恋が終わったあとの人 にオススメ。