YODER家のおもてなし

いつもと違った食材、ハーブやスパイスで、おもてなし料理を作ってみませんか?
卵を使わないお菓子も載せています。

読み聞かせ

2010-01-07 | kids(子供)

             
いつも寝る前に、子供に読み聞かせをしています。
昨夜は図書館で借りてきた本を読みました。

おおかみが、ホットケーキを作るというお話です。
ある日、ホットケーキが食べたくなったおおかみ君は、自分で作ってみようと考えます。
お買いものも、お料理も不慣れなおおかみ君は、ご近所のみんなに手伝ってもらおうと考えました。
丁寧にお願いに上がるおおかみ君。しかし、ご近所のみんなは、「やなこった!」と言って、扉をぴしゃんと閉めてしまいます。
しょんぼりするおおかみ君。
                        
ちなみにご近所のみんなとは、ジンジャーマンブレッド、ブレーメンの音楽隊の鶏、赤ずきんちゃん、三匹のこぶたなど、物語でおおかみにやられた経験のあるものたちです。
おおかみ君は、さみしい気持ちになりながらも、一人でいろんなことをこなし、とうとうホットケーキを焼き上げます。
この時点で、子供たちからは「可哀そう。」のことば。
      
ホットケーキの焼けたにおいにつられて、ご近所のみんながおおかみ君の家に押し寄せます。
「食べさせろ、食べさせろ!」不作法に家に上がり込み、勝手にキッチンに走るご近所さんたち。
「しょうがないなあ…。」おおかみ君はためいきをつき、後から続きます。
がつがつばりばりむしゃむしゃ!

!!!つぎのページでいきなり、おおかみ君がみんなを食べてしまったような流れに。
このまま読み続けて良いのか、私は迷いました。

それでもお腹が空いていたおおかみ君は、最後にゆっくりとホットケーキを食べました。

急に小声の早口で読み進み、ぼそっと独り言をつぶやき電気を消しました。
子供たちはぽっかーん。
きちんと読み終えて、説明を加えるべきだったのでしょうか?
自分自身が動転してしまいました。まず読んでおくべきでした。
こんなおもしろい絵本もあるのですね。



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