暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

私にとっての「上質な暮らし」とは

2016年03月19日 16時16分19秒 | 暮し

団地を一歩出るとこんな風にまだ冬枯れの野が広がっていますが、少しずつ春の芽吹きも始まっています。これからの変化を毎日眺めながら散歩するのが日課っていう暮らしを楽しんでいます。

これまではお買い物、外食、旅行、など楽しそうで華やかな世界を見せてくれるブログに目がくらみ、私は自分の生き方を見失いそうになりましたが、いろいろなブログを見ているうちに私は我が道を行く事で「上質な暮らし」を探っていきたいと思うようになり、ここにきてやっと進むべき道が見えてきたように思います。

昔と違って現代では趣味にお金と時間を掛ける気があれば、何事に関しても○○教室とか○○の材料、○○の道具が揃っていると思います。

それを家にいて一人でやろうとすると、指導者も材料や道具を売る業者も儲ける事が出来ないので歓迎されません。確かに熟練した指導者がちょっと手助けする事で生徒の作品の出来上がりはぐんとよくなるでしょう。そしてその指導者自身にもそのまた上の指導者についてワンランク上の技術を学ぶためにお金を時間を使い・・・ときりがありません。

でも、これまで独学でコツコツ勉強してきた私が分かった事は、先生について勉強する人は莫大な時間とお金を使って豊かに上手になっていく人なんだなあと思いました。

私は無駄足が多くてなかなか進歩しませんでした。でも、苦しくても進歩がのろくてもコツコツと勉強を続ける人でありたいと思ってきました。だから教室に通う時間を試行錯誤する時間に、授業料は本を買うお金に当て、立派な道具や材料は家にあるもので代用してきました。お金と時間は本当に大切な事や必要な物に使いたいと思っているからです。

その結果としてみすぼらしい物しか出来なかったとしても、それが自分らしい生き方から生み出された精一杯の作品だとして満足しようと思います。こんな暮らし方を誰も褒めてはくれないと思いますが、私なりの「上質な暮らし」を目指して単調な日々の暮らしの質を大切にしようと思っています。 


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