福島駅から南相馬へと向かうバスに乗っている夢をみました。
途中、川俣で休憩なんですが、蕎麦屋に入るんですよ。
(実際は、トイレ休憩五分だけで、すぐに出発します。お店もありません)
座敷席とテーブル席が三つずつの小さな店です。
テーブルの上に、紅白のお饅頭がのっているお皿があるんですよ。
お饅頭といっても、中華まんぐらいの大きさです。
中華まん?お餅?どっちかな?と思いました。
これは、無料なのかな?紅白ということは、開店祝いかな?とも思いました。
無料だとしたら、けっこう大きいから、ひとつ食べたらおなかいっぱいになるな、とも思いました。
座敷の端に座って、お饅頭に手を伸ばそうかどうしようか迷っていると――、伝票を手にしたおばさんが厨房から出てきて、「なんにしましょうか?」と訊ねられ、「じゃあ、かけうどんください。胃が痛いので、うどん少なめでお願いします」と注文しました。
「お客さん、観光ですか?」と訊ねられ、
「いえ、仕事で、定期的にきているんです」と、わたしは答えました。
「へぇ……あの、一度訊いてみたかったんですけど、結局、県外のひとはどこのお菓子をおいしいと思っているんですか?」
「え?」
「福島のお菓子」
「あぁ……郡山の三万石の“ままどおる”と“チョコままどおる”はおいしいですよね。郡山だったら、ベーカリーロミオの“クリームボックス”と柏屋の“檸檬”もおいしい。この前、ラジオ福島の大和田新さんにいただいた福島の福々和本舗の“福々秀”“福島せれなあで”“ゆずりん”もおいしかったし、飯坂温泉だったら、中野屋の“巻煎餅”と、こんの菓子店の“あげまん”が緑茶によく合いますね。でも、わたし、主に南相馬に通っているので、福島の他の地域のお菓子にはあんまり詳しくないんですよ。南相馬は、おいしいお菓子が多いですよ。原町だったら、もち処木の幡の“凍天”、鹿島だったら、松月堂の“窯出しシュー”、しおの鯛焼き、香の蔵のジェラート。小高は、相馬の仮店舗で営業している、あじさいのシフォンケーキ、今月末原町区北泉でオープンする、菓詩工房わたなべの“小高シュー”ですね」
わたしは、店名と商品名をきちんと言えたことに大いに満足して、お茶を啜りました。
そして、横目で紅白のお饅頭を見ました。
かけうどんが出されるタイミングで、食べていいかどうか訊ねようと思っているうちに、夢がさめてしまいました。
残念。
紅白饅頭(肉まん?餡まん?)食べてみたかった……
でも、目覚めたら、胃痛が消えていました。
不思議な夢。
(写真は、菓詩工房わたなべの“小高シュー”です。11月8日に渡部幸史さんに試作品を食べさせていただいたのです。今日オープンじゃなかったかな?
クリスマスケーキもやるそうですよ。
南相馬市小高区は原発事故によって、現在も避難指示解除準備区域に指定され、居住することができません。原発事故以来、3年8ヶ月ぶりの“小高シュー”、みなさん、是非、食べてみてください。菓詩工房わたなべのTwitter → @KASHIWATANABE)
途中、川俣で休憩なんですが、蕎麦屋に入るんですよ。
(実際は、トイレ休憩五分だけで、すぐに出発します。お店もありません)
座敷席とテーブル席が三つずつの小さな店です。
テーブルの上に、紅白のお饅頭がのっているお皿があるんですよ。
お饅頭といっても、中華まんぐらいの大きさです。
中華まん?お餅?どっちかな?と思いました。
これは、無料なのかな?紅白ということは、開店祝いかな?とも思いました。
無料だとしたら、けっこう大きいから、ひとつ食べたらおなかいっぱいになるな、とも思いました。
座敷の端に座って、お饅頭に手を伸ばそうかどうしようか迷っていると――、伝票を手にしたおばさんが厨房から出てきて、「なんにしましょうか?」と訊ねられ、「じゃあ、かけうどんください。胃が痛いので、うどん少なめでお願いします」と注文しました。
「お客さん、観光ですか?」と訊ねられ、
「いえ、仕事で、定期的にきているんです」と、わたしは答えました。
「へぇ……あの、一度訊いてみたかったんですけど、結局、県外のひとはどこのお菓子をおいしいと思っているんですか?」
「え?」
「福島のお菓子」
「あぁ……郡山の三万石の“ままどおる”と“チョコままどおる”はおいしいですよね。郡山だったら、ベーカリーロミオの“クリームボックス”と柏屋の“檸檬”もおいしい。この前、ラジオ福島の大和田新さんにいただいた福島の福々和本舗の“福々秀”“福島せれなあで”“ゆずりん”もおいしかったし、飯坂温泉だったら、中野屋の“巻煎餅”と、こんの菓子店の“あげまん”が緑茶によく合いますね。でも、わたし、主に南相馬に通っているので、福島の他の地域のお菓子にはあんまり詳しくないんですよ。南相馬は、おいしいお菓子が多いですよ。原町だったら、もち処木の幡の“凍天”、鹿島だったら、松月堂の“窯出しシュー”、しおの鯛焼き、香の蔵のジェラート。小高は、相馬の仮店舗で営業している、あじさいのシフォンケーキ、今月末原町区北泉でオープンする、菓詩工房わたなべの“小高シュー”ですね」
わたしは、店名と商品名をきちんと言えたことに大いに満足して、お茶を啜りました。
そして、横目で紅白のお饅頭を見ました。
かけうどんが出されるタイミングで、食べていいかどうか訊ねようと思っているうちに、夢がさめてしまいました。
残念。
紅白饅頭(肉まん?餡まん?)食べてみたかった……
でも、目覚めたら、胃痛が消えていました。
不思議な夢。
(写真は、菓詩工房わたなべの“小高シュー”です。11月8日に渡部幸史さんに試作品を食べさせていただいたのです。今日オープンじゃなかったかな?
クリスマスケーキもやるそうですよ。
南相馬市小高区は原発事故によって、現在も避難指示解除準備区域に指定され、居住することができません。原発事故以来、3年8ヶ月ぶりの“小高シュー”、みなさん、是非、食べてみてください。菓詩工房わたなべのTwitter → @KASHIWATANABE)
眠りに落ちるとき、最後に残るのが、胃。
目覚めるとき、最初にくっきりするのが、胃。
胃というか、胃の痛みですね。
いまいちばん欲しいものは、強靭な精神と肉体。
目覚めるとき、最初にくっきりするのが、胃。
胃というか、胃の痛みですね。
いまいちばん欲しいものは、強靭な精神と肉体。
わたしが、どんなことがあっても(具合が悪くても)映画館で新作を観る映画監督は、デヴィッド・フィンチャー、クリント・イーストウッド、宮崎駿、イ・チャンドン、キム・ギドク、パク・チャヌク、ポン・ジュノ、アンジェイ・ワイダ、そして、2012年1月24日に交通事故によって故人となってしまったテオ・アンゲロプロス――。
いつも映画館ではポップコーンを買って食べながら観るのですが、昨日は、胃がとにかく痛くて、食べられませんでした。
(昨日も、今日も、素うどんと擦りりんごしか食べられない。食べたいと思わない……)
クリント・イーストウッドの新作「ジャージー・ボーイズ」。
わたしはイーストウッドの映画をほぼ全作観ているのですが、33作目の本作は、わたしが選ぶイーストウッド映画のナンバー・ワンです。
観てほしいのでストーリーは明かしません。
ビートルズ以前に世界中で圧倒的な人気を誇った4人組「ザ・フォー・シーズンズ」の伝記映画です。
彼らは「地元を出るのは三つの方法しかない。マフィアになること。軍隊に入ること。有名になること」と伝えられているニュージャージー州のイタリア移民が集まる貧しい町で生まれ、歌手として大成功をおさめて町を出るのですが、莫大な借金、マフィアからの脅迫、メンバー同士の諍い、、娘の変死、グループ解散――。
マイケル・チミノの「ディア・ハンター」で3回流れる「君の瞳に恋してる」が、レコード会社にも見放されたような状態で生まれた曲だということを、わたしは知らなかった。
様々な事件が起きるんですが、事件そのものは描かれていないのですよ。
その省略によってスピード感が生み出されています。
上映時間134分ですが、あっという間です。
胃痛と腰痛持ちのわたしが言うのだから、ほんとうです。
登場人物が、ひとりも泣かないのが、いい。
でも、わたしは、「君の瞳に恋してる」で、涙をぼろぼろこぼしました。
「ディア・ハンター」「天国の門」のクリストファー・ウォーケンが、マフィア役で出ている!
「ジャージー・ボーイズ」は、映画館で観たほうがいいです。
でも、だいたい明日で終わっちゃうんですよね。
明日金曜日、仕事帰りに、是非!
いつも映画館ではポップコーンを買って食べながら観るのですが、昨日は、胃がとにかく痛くて、食べられませんでした。
(昨日も、今日も、素うどんと擦りりんごしか食べられない。食べたいと思わない……)
クリント・イーストウッドの新作「ジャージー・ボーイズ」。
わたしはイーストウッドの映画をほぼ全作観ているのですが、33作目の本作は、わたしが選ぶイーストウッド映画のナンバー・ワンです。
観てほしいのでストーリーは明かしません。
ビートルズ以前に世界中で圧倒的な人気を誇った4人組「ザ・フォー・シーズンズ」の伝記映画です。
彼らは「地元を出るのは三つの方法しかない。マフィアになること。軍隊に入ること。有名になること」と伝えられているニュージャージー州のイタリア移民が集まる貧しい町で生まれ、歌手として大成功をおさめて町を出るのですが、莫大な借金、マフィアからの脅迫、メンバー同士の諍い、、娘の変死、グループ解散――。
マイケル・チミノの「ディア・ハンター」で3回流れる「君の瞳に恋してる」が、レコード会社にも見放されたような状態で生まれた曲だということを、わたしは知らなかった。
様々な事件が起きるんですが、事件そのものは描かれていないのですよ。
その省略によってスピード感が生み出されています。
上映時間134分ですが、あっという間です。
胃痛と腰痛持ちのわたしが言うのだから、ほんとうです。
登場人物が、ひとりも泣かないのが、いい。
でも、わたしは、「君の瞳に恋してる」で、涙をぼろぼろこぼしました。
「ディア・ハンター」「天国の門」のクリストファー・ウォーケンが、マフィア役で出ている!
「ジャージー・ボーイズ」は、映画館で観たほうがいいです。
でも、だいたい明日で終わっちゃうんですよね。
明日金曜日、仕事帰りに、是非!
岡村靖幸ライブ「ファイヤー」
7時から始まって、MCなしでぶっ通しで歌って踊って3時間ですよ!
10代半ばのころ、わたしは役者を志し、ミュージカル劇団の一員として、朝から夜中まで踊って歌って演じていました。
踊りまくって、息が上がった状態で歌う、というのは、観客席やテレビの映像から想像するよりも、はるかに過酷なことです。
岡村ちゃんは1965年生まれ。わたしより3歳上だということは、来年50歳ですよね!? 凄まじい、としか言い様がありません。
しかも、今日も、明日も、ライブですよね?
セットリストは、順不同で抜けがあるかもしれませんが、
「Out Of Blue」
「19」
「Lion Heart」
「聖書」
「だいすき」
「カルアミルク」
「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」
「ステップUP↑」
「ターザン・ボーイ」
「5!!モンキー」
「ア・チ・チ・チ」
「ハレンチ」
「ビバナミダ」
「彼氏になって優しくなって」
「Super Girl」
「Lion Heart」
「友人のふり」
「イケナイコトカイ」
岡村靖之の歌は、明るいけれど暗いのです。暗闇を切り裂く投光器の光線のような鋭い明るさ。
そして、甘いけれど危ないのです。鎌イタチのように、通り過ぎた瞬間に切れている――。
わたしは、巷に流れる薄っぺらなガンバレsongにうんざりしているのですよ。
不朽の名曲 「大好き」で、胃痛に抗い、ヘボタイヤー!と腕を振りながら絶叫しました。
岡村ちゃん、楽屋では照れて言えなかったけれど、岡村ちゃんがギターをザクザク弾く「Out Of Blue」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」、ステキでした。
あと――、
いつも、岡村ちゃんの楽屋に行くと、OKAMOTO'Sのドラムのオカモトレイジさんがいるのです。OKAMOTO'Sも相当好きなのですが、人見知りなので、声を掛けられませんでした。
次回は、なんとか――。
7時から始まって、MCなしでぶっ通しで歌って踊って3時間ですよ!
10代半ばのころ、わたしは役者を志し、ミュージカル劇団の一員として、朝から夜中まで踊って歌って演じていました。
踊りまくって、息が上がった状態で歌う、というのは、観客席やテレビの映像から想像するよりも、はるかに過酷なことです。
岡村ちゃんは1965年生まれ。わたしより3歳上だということは、来年50歳ですよね!? 凄まじい、としか言い様がありません。
しかも、今日も、明日も、ライブですよね?
セットリストは、順不同で抜けがあるかもしれませんが、
「Out Of Blue」
「19」
「Lion Heart」
「聖書」
「だいすき」
「カルアミルク」
「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」
「ステップUP↑」
「ターザン・ボーイ」
「5!!モンキー」
「ア・チ・チ・チ」
「ハレンチ」
「ビバナミダ」
「彼氏になって優しくなって」
「Super Girl」
「Lion Heart」
「友人のふり」
「イケナイコトカイ」
岡村靖之の歌は、明るいけれど暗いのです。暗闇を切り裂く投光器の光線のような鋭い明るさ。
そして、甘いけれど危ないのです。鎌イタチのように、通り過ぎた瞬間に切れている――。
わたしは、巷に流れる薄っぺらなガンバレsongにうんざりしているのですよ。
不朽の名曲 「大好き」で、胃痛に抗い、ヘボタイヤー!と腕を振りながら絶叫しました。
岡村ちゃん、楽屋では照れて言えなかったけれど、岡村ちゃんがギターをザクザク弾く「Out Of Blue」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」、ステキでした。
あと――、
いつも、岡村ちゃんの楽屋に行くと、OKAMOTO'Sのドラムのオカモトレイジさんがいるのです。OKAMOTO'Sも相当好きなのですが、人見知りなので、声を掛けられませんでした。
次回は、なんとか――。
今年は、思うようにランニングができなかったことが、こころ残りだ。(まだ1ヵ月以上あるけど……)
ランニング歴12年になります。
変化したことは、不自然な形状の(窮屈な)靴を履けなくなったこと。
ストレスなく歩けるのは、BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)とCAMPER(カンペール)の靴ですね、高いけど……
今日は、10年ぐらい前に買ったBIRKENSTOCKを履き、胃痛を抱えて東京に出てきました。
名付けて、ストレス解消の日です。
クリント・イーストウッド監督の新作『ジャージー・ボーイズ』を観て、展覧会「ティム・バートンの世界」を観て、岡村靖幸ライブ「ファイヤー」に行きます。
ティム・バートン招待券を送ってくださったニッポン放送の神田さん、ライブに招待してくださった岡村ちゃんの事務所の近藤さん、ありがとうございます。
ランニング歴12年になります。
変化したことは、不自然な形状の(窮屈な)靴を履けなくなったこと。
ストレスなく歩けるのは、BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)とCAMPER(カンペール)の靴ですね、高いけど……
今日は、10年ぐらい前に買ったBIRKENSTOCKを履き、胃痛を抱えて東京に出てきました。
名付けて、ストレス解消の日です。
クリント・イーストウッド監督の新作『ジャージー・ボーイズ』を観て、展覧会「ティム・バートンの世界」を観て、岡村靖幸ライブ「ファイヤー」に行きます。
ティム・バートン招待券を送ってくださったニッポン放送の神田さん、ライブに招待してくださった岡村ちゃんの事務所の近藤さん、ありがとうございます。