柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

常磐線で帰路につく

2018年12月15日 08時39分42秒 | 日記
最近、具合が悪い話ばかりで申し訳ないんですが、
昨夜は、東京の、とあるホテルで喘息の発作が出て、眠れませんでした。

チェックアウトの時間が迫っても、夜通し咳き込んだせいで胸と背中が痛くて、ベッドからなかなか起き上がれなかったーー。

咳き込みながら、今年亡くなった友人や友人の家族のことを考えていました。

桂子のお父さん。

金子直史さん。

義江邦夫さん。

taiseiさん子どものけんとくん。

taiseiさん夫妻は、東日本大震災の津波で亡くなったお兄さん夫妻の3人の子どもを我が子として大事に(とても苦労をして)育てていたのに、まさか、けんとくんが10歳でこの世から去ってしまうなんてーー。

お悔やみの言葉すらかけることができませんでした。

でも、今日、けんとくんの二人の姉妹にクリスマスプレゼントを選びました。


神さまは、
言葉に出来ないどんな悲しみも知っている、
解っている、
共に悲しんでいる、
とわたしは信じています。








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