柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

続インフルエンザ

2016年04月25日 22時53分07秒 | 日記
午後2時、珍念さんが真っ赤な顔をして、「これ、インフルエンザだ。39℃もある」と言いました。
わたしは午後3時からKKベストセラーズの初対面の編集者と、南相馬市民文化会館で書籍の打ち合わせをしなければならず、「病院に行った方がいいよ、今すぐ」と言って、家を出ました。

打ち合わせが終了してメールをすると、やはりインフルエンザB型で、イナビルを投与してもらったとのことでした。

晩ごはんは、微熱の息子がブイヤベースを作っていてくれました。
料理好きなんです、うちの息子。
(廣畑さん、原釜漁港の蟹、ありがとう!)

珍念さん、とにかく具合が悪いようで、譫言のようにぶつぶつ言っているので、10時前に寝てもらいました。

わたしまでインフルエンザになったら、うちどうなるんだろう、仕事もピンチだし……という危機感で夕食後にキャラメルポップコーンをひと袋全部食べてしまった……

また、肥る。

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春のインフルエンザ

2016年04月25日 02時47分15秒 | 日記
4月21日夜に、息子とふたりで長崎から南相馬に戻りました。
息子は22日に学校に行ったのですが、具合が悪い、と部活の途中で帰ってきました。
熱を測ったら、38℃もありました。

23日に学校を休んで南相馬市立総合病院に行ったところ、なんとインフルエンザB型――、イナビルを投与してもらい、来週水曜日まで自宅で寝ていることになりました。

サルモネラ菌感染による出血性腸炎で、3月15日から1週間の入院生活を送り、ようやく体調が戻ったというのに……

インフルエンザ……

熱が39℃近くまで上がり、イナビルが効いていないのかと心配しましたが、今日は37℃台まで下がりました。
それで、小一時間ほど息子から離れて御本陣山を散歩することができたのです。(毎日歩かないと、腰が持たない。なにしろ長時間の座り仕事ですからね)

歩いている最中、登山靴の紐がほどけて、ベンチに座って結び直したのですが、小石にヤブキリの赤ちゃんが止まっていて、タンポポにはベニシジミが止まっていました。

足元の春に見蕩れて、しばらく靴紐を結べませんでした。

そして頭上では、桜のしんがりである八重桜が満開でした。
種類は、ヤエベニトラノオ、イチヨウ、フゲンゾウあたりでしょうか?

八重桜は散り時がいちばん美しいから、散るのが楽しみ。

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