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スリランカ旅行記(2011.05.21-26)③

2017-10-25 10:56:21 | 海外旅行

スリランカ旅行記 (2011.05.21-26)③

密林に屹立する「シギリヤ・ロック」ココを登ります。

シギリヤビレッジに宿泊

シギリヤビレッジ レストラン

5月24日・快晴。今日はイヨイヨ今回のツアーのハイライト、「シギリヤ・ロック」登頂の日。この日に備えて出発前の2日間近くの坂道を上下した特訓の成果が果たして出るかどうか。狭心症持ちとしては一番心配で又期待した日でした。 

緑の密林の中から突き出た岩山シギリヤ・ロック。鬱蒼とした深い緑のジャングルの中から忽然と姿を現す高さ200メートル弱の絶壁の岩山がシギリヤ・ロック。その頂上には約1500年前の王宮跡が残っています。 頂上からは周りを取り囲む緑のジャングルの絶景が見渡せました。

まず待ち受けているのがシギリヤ・ロックの階段で手を貸してくれる 名物「シギリヤ・ボーイズ」。数名の高齢者はためらわずにお願いされましたが、ここは一番、特訓の成果を見せたいとストックとカメラにリュック担いで挑戦。何とか自力で無事に頂上まで辿り着きました。

シギリヤロックを見上げて、さあ出発

シギリヤボーズと呼ばれるガイドさん お客の体重別?で担当が決まるみたい。

先ず石階段上りから

大きな岩穴を通り抜けて

岩壁に張り付いた鉄のらせん階段を登ります

 

岩壁に貼り付けられたワイヤーのトラバース通路

岩壁に張り付いた通路

途中の眼福 シギリヤレディーの岩絵A

岩山の頂上までは階段を1800段ほど上って行きます。頂上までは途中鉄の階段もあります。鉄の手すりがありつかまりながら上れるので安心。途中途中に踊り場があり、休み休み上ることができます。今までのツアーでは数名が途中でリタイヤしたそうですが今回は全員が辿り着きました。

途中の休憩できる平地で一服、さあもう一登り。「ライオンの爪」  

頂上にある貯水池遺跡?

頂上の遺跡はまだ開発中A

ガイドさんにエスコートされたジャパニーズレディ

頂上遺跡B

頂上遺跡C

頂上遺跡D

くだりも大変A

くだりも大変B

敬虔な仏教徒のシンハラ王朝で自ら父王を殺して王位についたカッサパ1世王が、追放した弟の復讐を恐れて、岩山の上に宮殿を建てました。岩山の中腹よりもやや上に位置する王宮の城門には、巨大な獅子像が象られており(但し、現在は足の部分のみ残存)、頂上にある美しい「水の庭園」を配したその王宮では、王が踊り子の舞を楽しんだとか・・・。しかし、わずか十数年後、カッサパ王は弟に殺され、主を無くした岩の上の王宮も終わりを告げました。 

頂上の王宮はその後荒廃し、殆ど跡形もなくなりましたが、岩山の中腹付近、西側の窪みの岩肌には、おおらかな筆遣いで、鮮やかな色彩の美人画(「シギリヤ・レディ 」)が22体残されており、往時の華麗な宮廷生活を偲ばせています。

午後からはシンハラ王朝最後の都、古都キャンディ着いたのが夕刻近くで美しいキャンディ湖も黄昏の中。車窓から刑務所や駅舎等を見つつ湖を周遊し、伝統芸能の「キャンディアンダンス」を見る為にチョッと寂れた風情の劇場へ。

キャンディへの途中車窓風景A

キャンディへの途中車窓風景B

キャンディへの途中車窓風景C

キャンディへの途中車窓風景D

キャンディへの途中車窓風景F

シューの開幕前にまず国歌斉唱 観客も全員起立

キャンディダンスショーA

キャンディダンスショーB

キャンディダンスショーC 

キャンディダンスショーD

舞台は熱気にあふれたドラムの連打を伴奏に舞夢が繰り広げられ最後は燃え盛る炭火の上を裸足で火を吹きながらの熱演でフィナーレ。最初に全員起立さされて「国歌斉唱」。ここでヤッパリ社会主義国だなと始めて実感。 

南インドからの侵入軍に追われたシンハラ朝が都を南へ南へ移していき、最後にたどり着いた地キャンディは1474年、シンハラ王朝の都となり、結果この王朝の最後の都となりました。周囲を山で囲まれた天然の要害の地であるここキャンディは19世紀にイギリス軍に滅ぼされるまで300年以上もの間王国の中心としての地位を保ちました。 

日本で言えば、京都のような存在であると言えるでしょう。キャンディには、釈尊仏陀の歯を安置する 仏歯寺 があります。これは、敬虔な仏教徒であるシンハラ人にとって非常に重要な寺院であり、民族の最大の誇りです。法要が毎日3回あり、その時だけ仏歯を納めた厨子を拝観出来ます。

仏歯寺

仏歯寺内部A

仏歯寺内部B

仏歯寺内部C

仏歯寺内部D

ライトアップされた仏歯寺 

ドラムが打ち鳴らされ花や供物を捧げた熱心な信者の熱気が満ち溢れていました。佛歯のお厨子前は長蛇の列でパンダ並みに1秒位しか見られませんでした。毎年夏に行われる象のパレードで有名な「ペラヘラ祭」のときには、仏歯寺に安置されている仏歯が入れられた仏舎利が、象の背に乗せられて町中を練り歩きます。このお祭りのときのキャンディは町中が大変な賑わいになると言う事でした。

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