今から丁度88年前の今月25日母は他界された。私が5歳の時であり、未だに鮮明な記憶は全く蘇って来ないのである。顔や姿なども一切思い出せないので無念至極である。自室の居間に白布に被われ臥していた姿の面影のみが、夢の彼方に朧気ながら微かに思い出すだけなのである。その後、父は孤軍奮闘して30年間、子供たち5人を育て、内田家を見事発展させてくれた大事な父親なのである。今日では、子供それぞれの兄弟姉妹も総べて他界し、唯一人取り残されたたのは、私だけなのである。寂しい限りだが、亡き母を懐想し追悼の供養を只管致したところである。今日も京都は晴れており、午後にでも義弟と一緒に京都を散策したいと思う。石清水八幡宮を参詣した。