梅雨の前触れか

　朝から曇り空で幾分涼しい。セーターを着ないと散歩も侭ならない。メイは早めに何時もの公園で朝の行事を済ませ、おまけにボール投げを７回程もやり終えた。それから町並みの散歩をするかと思えば、直ぐさま帰宅して仕舞った。歩くのに気分が優れないのか、億却なのか知れないと思った。そうかと言って廊下での毬投げや朝の食事も、元気で十分に摂った。軈て薄曇りになってきたので、洗濯物を干す為の空模様の如何を考えた次第である。
　天気は梅雨の前触れかも知れない程度であった。が、併しそれから晴れ上がって仕舞った。今日の天気予報は予想を裏切り、見事に晴れて洗濯物も乾いた。しかし、これほど予報が外れた事は、今迄余りなかった。折角気象庁は明日から、スーパーコンピューター京」を使用するには、余りにも違いが大き過ぎよう。尤もそれが狙いだったとすれば、少しく役所もインチキだな１？との感じを、持たざるを得ない程だけに、残念至極である。
　それかあらぬか。朝の散歩の緑道には金糸梅が咲き始めた。真黄色な５弁の花びらに雌蕊が円陣を作り、雄蕊を囲んで僅かな香りを漂わせていた。季節感一杯である。