猛暑の中の立秋、されど

　早朝にメイの散歩を終えて足を綺麗に洗い、急ぎその足で皮膚科へ行った。開院の１時間１５分前で、誰も患者は居らず、私が一番早かった。待つ事約１時間。９時３２分開院して最初に私が呼ばれた。Herpes Zosterの発疹も漸く消腿し、担当医から早めの来院で効果が上がり、早期の治癒が功を奏したことを共に喜んだ次第である。
　炎暑、酷暑、猛書の最中での暦では立秋である。今日以後は残暑と言うべきなのだが、蝉の高啼きが、今朝の空気を突き破り、辺りに唸りを揚げて高く谺していた。これぞ本当の夏の風物詩と言えよう。今日こそが、本当に夏が来たような気がしてならない。今朝窓のカーテンを開けながら、観音様の杜からの、じーじー蝉の鳴き声に、家内が驚いて、ほら！蝉の声があんなにはっきり、しかも大きく！と叫んでいた。思わず、本当に！と口裏を合わせた次第である。とても良い夏の朝の爽やかな風景であった。
　メイに留守番を頼んで登学した。夏の陽射しが強く１１次過ぎには到着、部下からいろいろの報告を受けて、午後の校内理事会に臨んだ。夏期休養中の教員んも居て、ゆったりと時間が流れていた。