新幹線通勤ナ日々

那須塩原-東京間で新幹線通勤をする中で見た人の行動、新幹線通勤学や、田舎暮らしなど、筆者の独断と偏見により勝手に解析。

真岡鐵道

2005-04-11 12:17:11 | 新幹線関連
不定期(?)なのですが、毎週土曜日・日曜日になると、栃木県の南部、真岡を走る鉄道で、機関車が運行されます。当家でもよく、あちらのほうに行くと「モォー!」っと汽笛のうなりとともに、煙を巻き上げて走っていく汽車を何度か見て、一度は乗ってみたいと思っていました。

ひと月ほど前、どこかでこのSLのチラシが置いてあったのでそれを見て、早速整理券をJRの駅に買いに走りました。

随分先のチケット(だと感じた)なのに、なんと、すでに予約はほぼ満席で、我々が整理券を購入した10日分も5席しか残っていないとのことでした。(前の9日はすでに売り切れでした)

どんな状況かも分からず、軽い気持ちで切符を買いにいったのにこんな感じです。さぞかし混雑しているのではと、不安でした。

ちなみにこのSLの乗車ですが、午前中に水戸線の下館から、栃木の茂木(モテギ、と読む。ホンダのサーキット場で有名ですね。)までが「下り」。午後は茂木から下館に「上り」列車となり、一日一往復、通常1時間の道のりを1時間40分ほどかけて走るルートです。

このSLに乗るには、乗車券とは別に整理券(500円)が必要で、JRのみどりの窓口や、旅行代理店で購入できるみたいです。ちなみに乗車券は、茂木-下館で¥1000とちょっと高め。

那須塩原からは、まず、宇都宮まで行き、そこからバスで茂木まで行く予定でした。が、ここでトラブル発生。バスの時刻は事前になんとなく調べておいたのですが、調べ方がわるかったか、ダイヤが変わったかで、予定していたバスが到着するのはSLが茂木駅を出発する直前。

駅の周りをうろうろとしていたら、「真岡行き」のバスがすーっと目の前に止まり、急遽真岡駅までバスででかけ、そこから真岡鉄道(鉄の字は鐵、です)に乗って茂木に行くことに。途中、桜と菜の花が咲いている区間があり、それは見事で、カメラも数台、SLがそこに来るのを待ち構えていました。ほんの一瞬の姿をとらえるために、何時間もそこにいるんですね。カメラマンの人たち。(カメラマン、てくらいですから、さすがに女性カメラウーマンはいませんでした。。。こうゆうのには興味が無いんでしょうね。)

茂木からは無事、SLに乗車でき、我々は1号車の整理券を持っていたのでその車両内であれば、自分の好きな場所に座れました。非常に良いポジションに座り、「モォー!」っという汽笛と、石炭の煙のにおいとともに、ゆっくりと走り出しました。

昔の列車というのは電力がほとんど無いため、駆動部品が無く、たとえば、エアコンやブレーキのコンプレッサの音など、じゃまな音が無いことから、車内は非常に静かに感じました。それが理由かは定かではありませんが、車内販売で買って飲んだビールもうまかった。(かなり酔っ払いました。)

茂木では列車の半分くらいしか乗客がおらず、「本当に5枚しか残っていなかったか」と思わせるほどでしたが、焼き物で有名な益子駅に到着した瞬間、ドドッと団体客が押しかけてきました。が、そのにぎやかさもつかの間、次の真岡駅で皆、ドドドっと出て行ってまた静かな車内が戻ってきました。

帰りは下館から小山、小山から宇都宮線で宇都宮、そして黒磯行きの在来線で、2時間弱で那須塩原まで戻ることが出来ました。

何かご質問等ありましたら、ご連絡ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする