我が家の電力事情 その1からの続きです。
市場価格連動型の自然電力のでんきを使ことで電気代が高騰してしまった昨今、我が家では発電機を導入して一部の電力を発電機でまかなっている、ということを書きました。
これを教訓として、万が一の施策について考え始めました。そこで結論として導いたのは、
「ソーラー発電+蓄電池」
です。(って当然っちゃー当然ですね。)
ソーラー発電について。
まず、ソーラーですが、田舎暮らしの特権で土地だけはあるので設置場所は屋根より野立てでいいかな、と思っております。(あいにく我が家の周りには木々が茂っているので決してソーラーを設置する理想的な環境ではありませんが。。)うまく設置すれば10kw程度のパネルはさほど目立たず設置できるので、日陰になりがちでも実質7kw程度の発電は期待できるのではないか、と期待しています。とはいえ施工費は相変わらず高く、業者に軽く見積もってもらっても10kwで「200万円台の、ゴニョゴニョ」と200万円の前半なんだか後半なんだかあいまいな返事。ということで決して安くはありません。電気工事士の免許もあるので自分でなんとかできるものであればそれなりに工数は削減できるのでしょうが、そういった知識もありません。しかしパネルの価格を見ると250ワット1枚で1万円台前半で買えてしまいます。単純計算で10キロワット50~60万円といったところでしょうか。
ところが実際に資源エネルギー庁のレポートを見ると、1kwあたりのパネルのコストは15万円となっており(18ページ目)、この開きはどこから出てくるのでしょうか。。。
とはいえ、個人で10kwレベルの発電所を作るには色々とハードルが高そうなのでお金を払うところは払って(当然相見積りは取ります)設置してもらおうか、と考え中。
蓄電池について。
いろんなメーカーから家庭用蓄電池が出ております。また、国内メーカーの蓄電池については補助金(「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」や地方自治体の補助金)があります。
下記URLでの最安値は、パナソニック「創蓄連携システム」(5.6kWh)で80万円、14.2万円/kWh
もう少し容量が欲しい場合は、オムロン「住・産共用フレキシブル蓄電システム」(9.8kWh)が約142.8万円、14.6万円/kWh(いずれも工賃込み、だそうです。。。本当かな。)
参考URL: http://standard-project.net/chikuden/kakaku.html
たいしてパワーウォールの価格は本体+ゲートウェイで99万円プラス施工費が45~60万円、容量13.5kWh、単価=10.6万円/kWh
我が家は200vも必要なため、「全負荷」に対応する必要もあり、それなりに蓄電容量も欲しく、いろんな意味で、テスラのパワーウォール一択になりました。とはいえ、どこを探してもパワーウォールが設置されたような記事を見つけることもできず、どうせ当分先の話しだろうと何も考えずにテスラのホームページから申し込んだのが1月10日。。。
#ちなみにテスラの場合、申し込みはいたって簡単。恐らく2~3分で終了します。以前は申込金が必要だったそうですが今は申込金すら不要で簡単に終わってしまいます。
その後の流れについてはここのページを見ていただくと分かりやすいかと思います。
で、申し込んでから10日後の先日、いきなり自分の携帯に見たことのない東京からの電話番号が。「テスラです」と。
何カ月先か、と思っていたテスラからの電話(上のリンクにあるStep.2)が、ポチっとしてからわずか10日で掛かってきたので何か情報で不足が有ったかと思いました(笑)このままヒアリング資料をメールで送るからそちらに書き込んで送り返してくれるか?と言われたので二つ返事で了解し、その直後にヒアリングのメールが届きました。
実はここまではそれほど大したことが無いのがあとでわかりました。なかでも、Step 8: 経済産業省へのJPEA事業計画認定申請 (所要時間: 約3~6ヶ月)と、Step 9: 電力会社への系統連系申請(所要時間:1~3ヶ月)だけで最長9カ月を要するとのことです。なるほど、昨年発売されたパワーウォールなのにまだレポートが少ないわけだ、と感心してしまいます。
と、今はココまででこれから先どうなるんでしょう。忘れなければ随時こちらから更新していきますね!