新幹線通勤ナ日々

那須塩原-東京間で新幹線通勤をする中で見た人の行動、新幹線通勤学や、田舎暮らしなど、筆者の独断と偏見により勝手に解析。

台風で足止め@東京

2012-06-20 09:41:21 | 新幹線関連
下野新聞をご覧になって訪問いただいた多くの方々、ありがとうございました。
最近はフェースブックに偏り、サボりがちなこのブログも、ちょっとだけ書く気が出ました。

それが理由かわかりませんが今回は昨晩日本列島を縦断した大型の台風4号でのハプニングを。

Part1:大阪~東京編

大阪にもお客様がいるので月曜日からの一泊予定で大阪に出張に出かけていました。
大阪では昨日は朝から雨が降り風も吹いており、大阪直撃という話しも聞きながら、
無事仕事をこなし夕方帰ることになりました。

通常は空の便を利用するのですが、予約していたフライトが欠航の可能性があるとのことで
昼のうちにキャンセル。新幹線のチケットを手配していたため、新大阪駅に向かいます。
(予約してあったフライトから先、すべての便が欠航となったので結果的に正解でした。)

新大阪駅でホウライの豚まん(チルド)をお土産に購入し、列車が途中停まっても大丈夫
なようにビールと軽食をコンビニで買い込み17:10定刻発車の新幹線に乗ります。
道中何箇所かスピードが落ちるところもありましたが無事数分の遅れだけで東京に到着。

おかげで予定していた19:56なすの号に滑り込みセーフで乗車。

Part2:忘れ物編

なすの号に乗りホッとした瞬間、東海道新幹線に忘れ物をしたことに気づき、上野駅で下車。
上りホームに到着した上りの新幹線でUターン・・・しようとしたところ動かない。

大宮~小山間の停電のため、全ての新幹線が停止してしまいました。

そのため上野から在来線で東京に戻り、東海道新幹線の改札で忘れ物の確認をしてもらった
のですがその場では取得物の確認が取れず、翌朝8:30に忘れ物係に再訪することに。

Part3:飲みに行く編

仕方なくそのまま東北新幹線で帰ろうとしたら「9時半に現場に係員が到着します」と
駅員さんが他の人に説明しているのを聞き(この時まだ20時45分)、この瞬間、
飲みに行くことに決定。

つまり、停電が発生したのが20時過ぎで1時間半は完全に電車が止まった状態。
そこから安全確認作業となるので、動き始めるのが早くて10時。これなら、終電の
ダイヤもスライドするので12時過ぎまで運行している計算。

八重洲口近くの居心地の良いバーが目的地。台風の影響で来ている客は先客のカップル一組。
(あとで聞くと自分もあわせてこれが今日の全てのお客さんだということ。)さすがに
台風で飲みに行く気になる人は少ないでしょうし、自分のように台風で足止めを喰らった人は
土地勘も無いハズなのでブリックなど「大箱」で飲むのが普通でしょう。

# バーに居る間、ホウライの豚まん(チルド)は冷蔵庫に保管していただきましたw

Part4:帰らない編

世の中便利なもので飲みながら携帯で運行状況をチェックするのですが、いつまで経っても
運行状況は変化しません。10時半の時点でまだ動かないのを確認し、急遽東京で一夜を
明かすことを決断。バーのかたが親切にも近く(といっても歩いて10分)のホテルの予約を
取ってくれて、11時過ぎまで呑んで(普段は帰りのこともあるのでせいぜい10時過ぎまで
しか飲めない)ホテルに向かいました。

# もちろん、豚まんを保管するための冷蔵庫が部屋にあることも確認しましたw

チェックイン時にはすでにずぶ濡れ。東京駅で購入したビニール傘はすでに使い物に
なりません。でも親切に受付で最初に乾いたタオルを渡され、少しだけ落ち着きます。

最後の一室ということで自販機横のせまい角部屋でしたが、一夜を明かすには十分なスペース。
早速、翌日の着替えが無いために前日着ていたものを部屋で洗濯します。

テレビを点けると台風のニュースと我が家のある那須塩原市では土砂災害に対する注意喚起が
されていたりで、かなり心配な一夜を明かしました。

Part5:出社編

翌朝ホテルの軽い朝食を済ませチェックアウトし外に出ると、蒸し暑い外気に触れ、
改めて我が家のあたりはきっと涼しかっただろうと感じました。

東京駅で忘れ物係に行くと、無事忘れ物は届いており、朝早くから出勤し、結果的には
それなりに良いスタートを切ることができた朝でした。

まとめ

今回は天災に負けた形でしたが何とか全て丸く収まり、コンティンジェンシープランがあった
わけでもないけれど、浮き草を渡り歩いているような気分で台風と突き合って、結果的には
良い経験をしたと思います。(もう、二度とこのような経験したくないけど。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田舎暮らしの難しさ

2012-06-12 09:57:35 | 田舎暮らし関連
昨日、このブログがご縁で地元紙のインタビューを受けました。
来週記事になるそうですのでご覧になられたかた、コメントお願いします。

さて、今朝の話し。久しぶりに田舎暮らしの難しさを感じたところです。

いつも自分は7時前後に起床して8時くらいに家を出るパターンなのですが、今朝の目覚めは近所の木の伐採をするチェーンソーの音が原因でした。時計を見ると朝の6時20分。以前にも似たようなパターンで近所で朝の5時台から伐採があり、ひともめしたことがあったので、「またか」といった感じ。田舎の朝は早いんです。近くに民家が密集していようと、畑のど真ん中だろうとお構いなしにエンジン音を立てる。さらにチェーンソーの場合、音が断続的にうなるのでとても耳障りなんです。

ということで10分くら様子を見ていたのですが音が止むことがないのでパジャマのまま音のする方向に向かって行きました。近くの「山」(このへんでは山林を総じて山と呼ぶ)の持ち主さん夫婦が下草刈りと倒木の処理をしているのが見えます。近づいて(ちょっと声を荒げて)「こんな時間から何やってるんですか?」と言ったら「見りゃーわかるだろ」と。(そりゃーわかりますよ。)すでに相手も喧嘩腰。

その後10分くらいあーだこーだ言い合って、結局は先方に作業を中止してもらったのですが、私がここで伝えたいことは騒音そのものではなく、田舎での暮らしでのトラブルの原因のその根幹について。

もともと私が住んでいる土地には人が住むことがなく、雑木に囲まれた地域でした。ただ、昔からの土地計画で区画整備だけはされており、人が住むには開拓しやすい場所ともなっています。人口が増えるに従い、この地にもいろんな人が宅地を造成し、移り住んで行きました。町中でアパートぐらしをしていた人。別なところから仕事の関係で移り住んできた人。働き始めて家が買えるようになったので一戸建てを建てた人など。それぞれの人がそれぞれの理由で住んでいるのですが、共通して言えることは、「非農業従事者」がメインであることが言えます。

対して元々からこの地に住んでいる人たちは、古くは那須野ヶ原の開墾にまで遡って苦労してこの地に定住した農家の人たちがいまだ自治体の過半数を占めています。

この「非農業」対「農家」はイコール「新参者」対「古参者」という構図となっています。


農家の生活パターンは「日が昇ると同時に作業をする」。それ以外の人のパターンと比べ、活動時間が早いんです。

古くからこの地に住んでいるのだから、自分の生活パターンで動くのは良いのですが、それを私のような人の住む土地で無理に押し付けようとするのが問題だと思うんです。10分間の議論のなかには、「5時に始めようとしたけど我慢して6時に始めた」という論法がありました。その点あの人達も100歩譲っていると思います。とはいえ、他人の寝ている頭に勝手に自分の目覚まし時計を置いて人を起こすことに「俺は何か悪いことをしたか」的な態度を取られると、農家の人は昔からの慣例なら何をしても許される、という高慢な態度を感じることもできてしまい、残念な話です。

たとえば私が農地の一角にポツンと家を建っていたとしたら、朝早くから畑を耕す耕運機が動いていても仕方がなく思います。ただ、古くからその地に居る定住者は、新参者が多く住んでいるのを知りながら作業を行なっているあたり、我々に対する不満の現れではないかと思い、そこをうまく協調していくことが田舎暮らしの難しさの一つではないでしょうか。


・・・それにしても相手は自分の住んでいるところと名前を聞き、「組内は皆んな知ってるからお前のこと調べればすぐわかる」「区長は俺の知り合いだ」といった非常に低レベルな議論が交わされたことも、付け加えておきたいと思います。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

究極の「オトナのオモチャ」

2012-06-06 13:58:25 | ユンボ
さて、だいぶアップデートに時間が開いてしまいましたがその間、色々とありました。
そんな中で一番の出来事がこのGW中に起こりました。

2月はまだ、木に水が「上がって」おらず、薪にするには適した伐採時期となります。
今年の2月、業者さんに頼んで我が家の周辺の山にある、樹高10メートル、腰の高さでの直径が
30~40cmの比較的太い丸太10本分を伐採してもらい、2mに玉切りしているのがお隣さんの
敷地に放置されており、それを薪にして割って行かなければ来年以降の暖房を賄うことができません。

それにこのまま放置しておくと木に水が入って表面から腐ってしまうのも問題です。それとシイタケの
ホダ木のようにキノコの菌が回ってしまうほうがもっと深刻です。

とはいえあの重い薪をいちいち動かしていると、非常に作業効率が悪い。
(それに以前ほど体力が、ない。)

そんな中、思いついたのが、重機を使って薪を動かすこと。(←大胆かつ安易な考え。)


まず考えたのが重機レンタル。

ユンボはレンタルすると一日あたり1万円+回送費が2万円程度かかります。

1ヶ月丸々借りると割引が利いて10万円くらい。

それに丸太を挟む「掴み」をオプションで入れると値段が倍近くに跳ね上がるのです。
それなら今後いつでも作業ができるように所有する方法について考えてみました。

最初に探したのがこの「掴み」。新品でも30~50万円と高い。

他に何か無いかと探していると偶然にもウチの近所で格安で独自の「掴み」を作って販売しているところがありました。

⇒ 竹中エンジニアリング:http://www.engineer-takenaka.jp/

ここだと12万円くらいで似たような物が手に入ると喜んだのは良いのですが、肝心なユンボの本体が無い。
ここのHPでは中古と組み合わせての販売とあるのですが、個人経営ですから在庫は持たず、欲しい人が出たら
一緒に中古ユンボも探すという方法。それに中古機本体で儲けるつもりは無いと断言しているので気長に良い
中古が出るのを待つこと1ヶ月半。。。

5月も連休に入り、

「そろそろ作業を開始しないと木が腐り始める」

と竹中エンジニアリングのオヤジ(社長)に告げると、

「なら、これ」

とオークションの商品を紹介されたのが写真のユンボ。

バケットサイズが「コンマ・ゼロロク」(0.06m3)で、車体重量が2t。いわゆる小型トラックの
2tトラックで運べるサイズ。しかも、竹中さんには申し訳ないのだけど、掴みまで付いている。

無事落札し、早速お金を工面し、トヨタレンタリースで2t平積みトラックを24時間借りてGWの混雑した道を
長野まで一人5時間、往復10時間近くかけて引き取りに行ってきました。(疲れたぁ~)

# あとになって知った話ですが、2tトラックまでは高速道路は「小型車」扱いなのでGW中は休日割引が
# 適用され、しかも小型車料金とお得でした。重量が3tになると2t車に載らないことはないのですが、
# 「過積載」扱いされ、途中多く見受けた警察に切符を切られ、更に此処から先運べないので
# 別なトラックを手配する必要が生じてしまうんです。

そんなわけでそれ以降、時間を見つけては操作に慣れるために日々エンジンに火を入れている毎日です。

そのうち「素人がユンボを扱えるようになるまで」を掲載出来ればと思いますので、皆さん、ご意見お聞かせください。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする