新幹線通勤ナ日々

那須塩原-東京間で新幹線通勤をする中で見た人の行動、新幹線通勤学や、田舎暮らしなど、筆者の独断と偏見により勝手に解析。

馬車の行進in丸の内

2007-07-04 10:23:20 | 日々の暮らし
私の勤める丸の内ビルディングからは、東に東京駅、北に新丸の内ビルディング、西に皇居が見えます。(南はテナントが入っているので見えません。)

そんな場所なので、今日ふと皇居の見えるエレベーターホールから皇居のほうを眺めると、皇居の中からなんと、馬車の行進。

先導する5頭の馬車とそれに追従する2台の馬車。その後ろを3台の黒塗りの車と、何故か都会で滅多にお目にかかれない軽トラ一台。最新の丸の内オフィス街に不思議ととけ込んでいるこの光景を、しばらくボーっと見ていました。携帯を持ち合わせていなかったので写真が撮れず残念です。

どんな行進なんだろう、誰が乗っているんだろう、なんて想像しながら見ていましたが、ビルの上から交通整理の警察官に直接聞くこともできません。そのまま馬車の列は東京駅に向かうと思いきや、丸ビル裏手にある、丸の内仲通りに曲がっていきました。

そしてふと、通り過ぎた道に目を戻すと、なんと、あの軽トラが道の真ん中で止まっています。そして、急いで中から二人が降りてきて、スコップで。。。そうです。馬の世話係だったんですね。

一体何の行進だったんだろう、なんてモヤモヤがあるので、税金を払っている個人としては早速宮内庁に電話を入れ、「馬車の行進について知りたい」と伝えるとすぐに総務課につないでくれました。

あの行進は、新しい大使などが就任される際に皇居で執り行われる「信任状奉呈式」ではないか、との回答が。

なるほど。そうだったのか。

それにしても、なんだか不思議で素敵な時間がそこには流れておりましたとさ。
コメント
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