草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

「旅猫 リポート」 (有川 浩) を読む

2017年04月01日 | Weblog
今日は一日一人になったのを良いことに、朝から読みたかった本を一気に読んでしまいました。 先日読んだ新聞の読書欄に掲載されていたと思うのですが、ある方が 「これまでに最も感動した三冊の本」 として挙げておられたのが、◆三浦綾子の「塩狩峠」 ◆東野圭吾「手紙」 ◆有川 浩 「旅猫リポート」です。 その中で最近読まれたのが【旅猫リポート】と言うことで、これは迷わずに 【三冊の中】 に入れたとの事。 そんなに感動する本ならばと買っておいたのです。
            

最近何となく、心がかさついている感じがして、映画を見るか、優しい気持ちになれる本を読みたいと思っていたところでした。 これは家の中のことは何もしないで、一日どっぷり浸って 読むに値する本でした!! 本の内容は、裏表紙に書いてある文章を紹介しましょう。

        野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。
        それから5年が経ち、ある事情からサトルはナナを手放すことに。
        「僕の猫をもらってくれませんか?」  一人と一匹は銀色のワゴンで
        「最後の旅」 にでる。 なつかしい人々や美しい風景に出会ううちに
        明かされる、サトルノ秘密とは。 永遠の絆を描くロードノベル


こんな私でも、家の中に一人居ることで救われました。 メガネが曇って、何度も文字が読めなくなるし、最後の展開には、思わずこみ上げる嗚咽が止められませんでした。 お勧めの一冊です。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (神崎和幸)
2017-04-02 12:13:59
こんにちは。

自分も「旅猫リポート」読みましたよ。
いい作品ですよね。
これほど心が通じ合って、幸せだったとハッキリ言える関係が素晴らしかったです。
そのうえ有川さんらしい言葉の使い方にもつい引き込まれましたよ!
返信する
神崎和幸 さま (mura)
2017-04-02 21:50:49
コメントを頂きましてありがとうございます。

どなたの推薦だったか、新聞を捜したのですが見つけられませんでした。
本当に近年、こんなに心震える作品に出会った事がありません。

中学生の頃、高校生の頃、仕事好きな両親のこと、それぞれが自分の合わせ鏡のようで・・・、
余計に涙があふれました。

本当に素敵な 「旅猫リポート 」でしたね。
後の二冊の本も、注文しましたょ。(楽しみです!)
どうぞ、お暇な時に 又お越しくださいませ。
返信する
Unknown (神崎和幸)
2017-04-03 13:45:05
はい、またお邪魔させていただきたいと思います!
返信する
神崎和幸) さま (mura)
2017-04-04 11:25:06
今後とも宜しくお願いいたします。
返信する

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