草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

「ベーシック・インカム」 これが実現したらスゴイ!

2009年03月14日 | Weblog
               
ブックマークしている、有田芳生さんのブログ「有田芳生の酔醒漫録」を読んでいましたら、とても興味深い記事が掲載されていました。
・・・・・・・・・・・<以下引用>
ベーシック・インカム(「基本報酬」とでも訳せばいいのか)を、次期衆議院選挙で政策(「新しい日本宣言」)とすることなどを話し合う。たとえば赤ちゃんからお年寄りまで、すべての国民に一人当り毎月5万円を支給する。田中康夫代表の「お金」についての説明に「そうだな」と納得。つまり「お金」とは何かという本質論。
・・・・・・・・・・・・<引用終り>
これは凄いことですね! 私は以前から、電気、水道、ガス代、いわゆる公共料金の未払いの人に対して、生活の生命線とももいえるそれらを止める事にについては、そんなことが許される訳がない思っていました。
子どもがいるのにガスも水道も止められて最後には亡くなられたとか、独居老人のお宅でも電気、ガスを止められて亡くなったなどの記事を読む度に、経済大国といわれる日本で、本当にそんなことが許されるのかと驚きました。
               
憲法25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と記されております。
乳飲み子を抱えて電気や水道を止めればどうなるか、誰が考えても分かります。
これは憲法違反で、生存権を踏みにじる行為だと思うのです。勿論、きちんと払わなければならないことは言うまでもありませんが、最低ライフラインは残してあげなければ、『払えない人は、死んでももいいですよ』 ということになりませんか?
死刑囚といえども、3度の食事と何日かに1度の風呂と、凍死しないだけの施設の中いるではありませんか・・・。

新党日本の代表の田中康夫氏の書かれているものです。
――ベーシック・インカム構想に着目――
【ベーシック・インカムとは何ぞや? 「基本所得のある社会へ」と副題を冠したゲッツ・W・ヴェルナーの著作に拠(よ)れば、「生活に最低限必要な所得を全ての個人に無条件で支給」し、「『万人の真の自由』と生存権を保証」する構想です。具体的に説明を加えます。
 乳幼児から高齢者に至る迄、1人月額5万円、年間60万円支給するとします。所得税率は一律30%とします。所得200万円の4人家族は、(60万円×4)+200万円-(200万円×30%)=380万円が可処分所得。所得1000万円の2人家族は、(60万円×2)+1000万円-(1000万円×30%)=820万円の可処分所得。荒唐無稽(こうとうむけい)な構想ではありません】

非情に具体的で分かりやすいですよね。「『万人の真の自由』と生存権を保証」する構想を私は支持します。


コメント
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