シニア花井の韓国余話

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中国で韓国企業は痛い目、日・台企業は成功のワケ

2014年12月26日 01時02分51秒 | Weblog
韓国大手新聞  朝鮮日報14年12月24日記事抜粋
【特集】チャイナショック第3回
台湾の流通企業、17年間河南省1カ所に集中
日本、高級品戦略で現地企業との競争回避
 中国市場で苦戦する韓国企業が続出している中、台湾や日本の企業は中国でサクセスストーリーを生んでいるケースが多い。今年上半期の中国に対する投資額は、台湾(31億ドル=約3400億円)、韓国(28億ドル=約3070億円)、日本(24億ドル=約2632億円)の順で、3カ国で差はあまりないが、結果はまるで違っていた。勝負を分けたのは「選択と集中」、そして「徹底的な調査と準備」だった。
 1997年に河南省鄭州市にデパート第1号店をオープンして以来、17年間にわたり同省だけで展開している台湾の流通企業「デニス(DENNIS)」がその代表的な例だ。同社は現在、河南省だけでデパート16店舗、大型スーパー44店舗、コンビニエンスストア118店舗を展開している。2012年の総売上高は134億元(約2393億円)に達した。「河南省は中国中部の内陸にある新興市場として浮上するだろう」と判断、選択・集中戦略を駆使したのだ。
 1980-90年代から中国に進出し始めた日本企業は、中国市場でシェアNo.1にこだわらず、高級品集中戦略を取った。中国であらゆる階層をターゲットにすると、現地企業との競争で勝てる見込みがないと考えたのだ。カジュアルファッションのユニクロ、医療・計測機器メーカーの島津製作所、流通企業のイトーヨーカドーなどがそうした戦略を取っている。
 2002年に初めて中国に進出したユニクロは当初、低価格品戦略を展開して各店舗で赤字を出し苦戦した。そのため05年からは価格を引き上げ、中国の新中産階級層を新たなターゲットにしたところ、同年に8店舗だった店舗数は現在260店舗を突破した。ユニクロは20年までに中国に1000店舗以上をオープンさせると豪語するほど快調に飛ばしている。
扈景業(ホ・ギョンオプ)記者




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