シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国貿易業界が望む次のFTA対象国は「日本」   

2015年07月15日 22時20分08秒 | Weblog
韓国貿易協会の国際貿易研究院が7月15日発表した報告書によると、韓国の貿易企業762社を対象に、これから自由貿易協定(FTA)締結を推進すべき国・地域を尋ねたところ、日本との回答が35.4%で最多を占めた。
 韓日自由貿易協定(FTA)=日本側名称:日韓経済連携協定(EPA)=は2004年から交渉が中断されている。
 次いでロシアが11.4%、ペルシャ湾岸のアラブ6カ国でつくる湾岸協力会議(GCC)が8.5%、南米の関税同盟・メルコスル(南米南部共同市場)が8.0%、インドネシアが7.6%などと続いた。
 交渉中、または参加を検討している「メガFTA」のうちでは、韓中日FTAを優先的に進めるべきだとする回答が52.0%で最多となった。
 貿易業界は米中などの巨大経済圏とのFTAが実現したことを受け、その次に貿易・市場規模が大きい日本や潜在力のある新興国とのFTAを望んでいるようだ。
 また、FTAの質の向上に努めるべきだとの意見も多かった。今後のFTAで具体的に考慮すべき事項を複数回答で尋ねたところ、「原産地規定などFTA活用手続きの簡素化」が58.8%で最も多く、次いで「迅速な関税撤廃」が34.1%、「通関手続きの改善」が31.5%、「幅広く高水準の市場開放」が31.4%と続いた。
【ソウル聯合ニュース】15.7.15





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