シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国の教育熱(1)

2009年12月30日 20時49分00秒 | Weblog
韓国の教育熱は日本の比ではない。
小学校高学年になると、大部分の児童が学校終了後に学習塾に行く。(韓国では学院と言う)
時間も夜遅くまで行く。
塾に行かない子供は家に帰っても友達は塾に行っているので、遊ぶことも出来なくなり、結局は塾に行くことになることが多いようだ。
中学校や高等学校になると夜の時間がもっと遅くなる。
そのために韓国では放課後のクラブ活動は盛んではない。
ソウルの住宅地区では学習塾が目立つし、塾のスクールバスが街中を多く走っている。
韓国の大学進学率は84%にもなる。ちなみに日本は53%程度だ。
いかに韓国の教育熱が高いかが分かると思う。
韓国の塾などの私教育費は、日本の3.4倍だそうだ。
また、国内だけでなく、海外留学熱も高く、小学校から英語圏を中心に早期留学が多くなる。
07年の調査では、小中高で年間3万人が早期留学で出国をしたということだ。
多くは、母親が同行し、父親は韓国で一人暮らしということになる。
親の費用負担も大きな額になり、家庭的には問題があると、社会問題にもなっている。
驚く数字だが、日本ではどうだろうか。(修正再投稿)


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