シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

不参客:韓国自治体提供の市民講座、3割は無断キャンセル

2015年12月31日 18時47分00秒 | Weblog
定員を超えて受け付ける公共機関も
 ソウル市の25区と傘下機関が運営する文化体験プログラムや公共施設貸与サービスのうち、約1万6400件は「ソウル市公共サービス予約システム」からオンラインで申し込むようになっている。だが、申し込んでおいて無断キャンセル(ノーショー)する人は意外と多い。ソウル市の25区が開催する文化体験・講座プログラムのうち本紙が4件を選び、出席率を確かめた結果、無断キャンセルの比率は平均30%台に達した。
 ソウル市鍾路区のソウル歴史博物館は、小学生を対象に館内展示物の解説を行うプログラムを実施している。毎週火曜日から土曜日まで、公共サービス予約システムで各30人の申し込みを先着順で受け付ける。だがこの1年間、申し込み者に対する無断キャンセル率は33%に上った。申し込み者の3人に1人は当日来館しなかったということだ。
 このため、プログラムの担当者は開始20分前に一人一人に電話をかけ、出欠を確認している。ソウル歴史博物館のウェブサイトには「10分以上遅れたら参加できない」と記されているが、30分遅れて子どもを連れてきた親が「どうして参加させてくれないのか」と職員に噛み付くこともざらだという。
 連絡もせずに現れない人が多いため、定員を上回る数の講座申し込みを受け付ける公共機関もある。ソウル市農業技術センターが運営する5日間の帰農教育プログラムは受け付け開始から10分で満席になるほど人気が高いが、実際にプログラムが始まると10-20人が無断で欠席する有様のため、苦肉の策として定員を20%上回る人数の申し込みを受けている。同センターの関係者は「空席ができるたびに待機者に電話をするのが日常茶飯事になっている。開講当日まで出席者が確定しないため、1日目はプログラムがうまく進まない」と嘆いた。
オ・ロラ記者
韓国大手新聞 朝鮮日報15年12月30日記事抜粋


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