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<サッカー>呉宰碩、ガンバ大阪に移籍する理由は?

2012年12月13日 01時51分16秒 | Weblog
韓国大手紙・中央日報12年12月8日記事抜粋
ロンドンオリンピック(五輪)銅メダルの主役・呉宰碩(オ・ジェソク、22、江原FC)が日本Jリーグに進出する。
江原(カンウォン)球団の関係者は12月7日、「呉宰碩が日本2部リーグ、ガンバ大阪への移籍を控えている」とし「10日に日本に行ってメディカルテストを受け、契約細部事項を確定する予定」と明らかにした。呉宰碩のガンバ大阪移籍が確定すれば、江原では海外移籍選手第1号となる。移籍料は10億ウォン(約7600万円)を超えると予想される。
呉宰碩は8月のロンドン五輪でDF、副主将として活躍し、ガンバ大阪のラブコールを受けた。しかし当時、江原は2部リーグ降格危機にあり、江原のDFに定着している呉宰碩を送り出すことができなかった。
イ・ソンハク江原事務局長は「当時はチームが厳しい状況なので送り出せなかったが、今は1部リーグ残留が決定した。呉宰碩には海外でより大きな選手に成長してほしい」と述べた。
イタリアプロサッカーのセリエAを憧れる呉宰碩はJリーグをステップに欧州リーグまで進出する考えで移籍を決心したという。
呉宰碩の移籍は、道民球団である江原の厳しい財政にもプラスになる。今シーズン月給未払いもあった江原は1部リーグに残留したが、来シーズンが心配だ。ハイワン社などが支援を約束したが、まだ具体的な話はない。呉宰碩の移籍料10億ウォンが確定すれば、来シーズンの江原の財政にやや余裕が生じる。イ事務局長は「(呉宰碩の移籍料は)球団の財政に役立つ」と述べた。
実際、江原球団はシーズン末に財政が厳しくなり、呉宰碩の移籍についてガンバ大阪とシーズン終了前に仮契約をしたことが明らかになった。江原球団の関係者は「移籍はシーズン終了前に事実上決まったが、頑張ってプレーしてくれた呉宰碩に感謝している」と述べた。しかし別の関係者は「シーズン終了前の契約は話にならない。呉宰碩が負傷する可能性もあるのに、どの球団が前もって契約するのか」と話した。しかし球団も呉宰碩も財政的に苦しい江原のため、大乗的に移籍にあらかじめ合意したとみられる。
江原は呉宰碩の年俸も上がるとし、“ウィン・ウィン”と考えている。イ事務局長は「呉宰碩の年俸も大きく上がるだろう」と話した。呉宰碩の年俸は1億2000万ウォン(約900万円)ほどだった。移籍すれば年俸は3、4倍に増える見込みだ。
キム・ハクボム江原監督は呉宰碩の移籍にやや複雑な心境を表した。キム監督は「呉宰碩は1部リーグ残留のために今シーズン本当に頑張ってくれた。その呉宰碩がJ2(2部リーグ)に降格したガンバ大阪に移籍するというのは惜しい」と話した。
ガンバ大阪は2012年Jリーグを16位で終え、初めてJ2(2部リーグ)に降格した。ガンバ大阪は08年アジアチャンピオンズリーグで優勝するなど実力あるチームだ。しかし2部リーグに行って苦労する呉宰碩のことを考えると、監督の気持ちとしては引っかかるものがある。キム監督は「呉宰碩が大韓民国代表DFに成長することを願う」と応援のメッセージを送った。





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