シニア花井の韓国余話

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セウォル号の腕輪を売って解雇労働者を支援?

2014年07月12日 23時30分07秒 | Weblog
韓国大手新聞  東亜日報14年7月10日記事抜粋
「セウォル号で商売でもする気なんですか?」
進歩性向のオンラインマーケットが、旅客船セウォル号追悼腕輪(写真)を販売するというニュースが伝わると、オンライン上で激しい議論が起きている。セウォル号惨事を「商売の手段」にしようとしているという批判と、事故を忘れてはならないという好ましい趣旨からなので、その意思を尊重しようという食い違った主張とが出ている。
6月24日、「進歩マーケット」は、女性環境連帯で製作したセウォル号追悼腕輪の販売を開始した。進歩マーケットとは、解雇労働者やその家族らへの支援のため、昨年1月に出来たオンラインマーケットだ。蚊避けの機能を持つこの腕輪は、黄色の土台にリボンマークと共に、「忘れません」という言葉が刻まれている。10個入りのセットで販売しており、総価格は1万5000ウォンだ。
議論が広がったのは、進歩マーケット側が製品販売の収益を、解雇労働者のために使うという意思を明らかにしたためだ。これについて1人のネットユーザーは、「セウォル号追悼のためなら、遺族や犠牲者らのために使うべきではないか」と、収益の用途が適切でないという意見を明らかにした。「セウォル号(事故)を利用して商売をする」と、追悼商品の販売そのものに否定的な見解を示すネットユーザーらもいた。一方、別のネットユーザーは、「(セウォル号事故を)忘れず、覚えておこうという進歩マーケットの立場によって、十分説明がなされた」と、マーケット側を擁護する意見もあった。
議論が起きると、進歩マーケットは9日現在、「収益は、解雇労働者のために使われます」というこれまでの説明を削除している。進歩マーケットの関係者は、「製品価格に配送料やカードの手数料などが含まれており、実質的な収益はほとんどない」とし、「女性環境連帯の製品販売を代行するレベルだ」と説明した。追悼商品の販売が不適切だという指摘には、「セウォル号惨事について、社会団体は問題を提起し、キャンペーン活動ができると思う」と答えた。
惨事から3ヵ月近く経っており、セウォル号を追悼する商品が、一つ二つと増えている。実際、オンライン上では腕輪のほか、セウォル号追悼の葉書、追悼Tシャツなどが販売されている。セウォル号追悼の空気を利用し、収益を上げようとした20代の男が、逮捕されたこともあった。ソウル地方警察庁は5月、セウォル号を騙った偽の追悼サイトを開設し、寄付金や追悼商品の販売金などを横領しようとしたチョ某容疑者を、詐欺未遂容疑で在宅起訴した。





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