オリオン座 NGC2112(Cr76)散開星団
画像③Seestarのアノテーション
画像①②のトリミング
NGC2112は、オリオン座バーナードループの中の散開星団。星団の周りの薄い赤い帯は、バーナードループ。前回3月の観望ではCBPフイルターを使ってバーナードループの赤が写ったことを喜んだが、今回は星団の美しさが印象に残った。
検索では、日本語・英語のWikipediaにはヒッ卜無し、ドイツ語版でコリンダーのカタログのCr76であることを知った。
画像②15分間のライブスタック
画像③Seestarのアノテーション
画像④スカイサファリによる観望位置
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50)
04)星見娘で電視観望10(オリオン座 M42オリオン大星雲)
05)星見娘で電視観望23(オリオン座 ランニングマン星雲、トラペジウム)
撮影情報
2023年12月13日午後8時頃 新月
ベランダ プチ・リモート観測所
オリオン座 NGC2112/Cr76
Seestar S50+iPhone7、10秒露出15分ライブスタック撮影
「写真」アプリで、画像調整等
「AIで写真高画質」で、ほんのり高画質化(画像①、②)
覚書)2023年12月20日Seestar、木星
SeestarアプリがVersion1.13.0にアップデート。
iPhone7での動作が初めから可能になり、薄曇の中、太陽、月、木星の自動導入が可能であった。よく雲だらけの中導入できるなと感心した。(^^;『曇り空で観望する方が間違っている!』と館長。
ただし、木星周辺では、雲が多く、プレートソルブができないのではと考え、オリオン座で1度プレートソルブを成功させてから、星空モードで木星を導入。案の定、プレートソルブが成功せず、導入が終わらない。3回目の導入補正を中断し、確認すると写野に運よく木星を発見(Seestarあるあるで、導入できても、最後のプレートソルブが成功せず、中心に移動できてないで、延々とプレートソルブ繰り返す)。急いで惑星観察モードに切り替え、オートセンタリングで中央へ。×4モード搭載で、私のSKYMAX127+スマホコリメートを越えて木星の観望ができる。本日3回目の観望(木星)から撤収まで10分未満。益々進化するSeestar、普通の人はこれ1台でOKとなりつつある。
Seestarで木星
— よしべや自然博物館 (@yoshibeya) December 20, 2023
薄曇りの中試してみた
×1、×2、×4、さらに×4でピンチアウトズーム
Ver1.13.0とiPhone7 pic.twitter.com/B91d4DTWLu