つる座 NGC7582、7599、7590、7552(つる座のカルテット、銀河)
画像③Seestarアプリのアノテーション
画像④スカイサファリによる観望位置
画像① ②のトリミング、画像調整有
NGC7582、NGC7590、NGC7599はつる座のトリオ、少し離れたNGC7532を加えて、つる座のカルテットと呼ばれている銀河たち。通常はつる座のカルテットと呼ばれることが多いようだ。NGC7582は渦巻銀河(資料11)で、セイファート銀河。HSTによる観測も行われていて学術的にも重要な銀河らしい。他の3つは棒渦巻銀河等に見える(資料10)が、私が理解できる資料を見つけられなかった。
*HST・・・ハッブル宇宙望遠鏡
日本では高度が低く難関の天体らしい(資料9はハワイ。資料10は南米チリ、日本からのリモート撮影?)。南半球では高度が高く有名天体とのこと。まあ私はいつもの存在確認レベルだから・・・特に気にしない。(^^;
観望は偶然。Seestarでちょうこくしつ座の銀河観望中にiPad上のスカイサファリで、他に見る天体ないかとピンチアウトしながら探していて見つけた。3つにしようか4つにしようか少し迷って、小さいし、4つにしておくかで決定。この時点では何の知識もなし。(^^;銀河のカルテット珍しいらしい。相変らずこんなとこだけ運が良い(う~ん?フラグ立った?)。
画像②15分間のライブスタック
画像③Seestarアプリのアノテーション
画像④スカイサファリによる観望位置
資料10には、アノテーションで凄い数の銀河が表示されていたので、私もAstapでJpegファイルにアノテーションかけてみたが、③と同じ結果であった。ちょっと残念。
画像⑤Astapによるアノテーション
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal
9)NGC7582, NGC7590, NGC7599 つる座のカルテット~沖田さんのWebsite
10)つる座のカルテット - 天文はかせ幕下さんのWebsite
11)NGC 7582渦巻銀河 - 英語版Wikipedia
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
撮影情報
2023年11月12日午後8時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
つる座 NGC7582、NGC7590、NGC7599、NGC7552(つる座 カルテット、Grus Quartet)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出15分のライブスタック撮影
「写真」アプリで、画像調整、トリミング等