よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4206(ろ座 コマドリの卵星雲)

2024-11-30 01:00:00 | SeestarEtc
ろ座 NGC1360 コマドリの卵星雲/Robin's Egg nebula(惑星状星雲)
画像イ、11/27、10秒露出63分のライブスタック、LPフィルター使用

(保存されたFitsをSeestarアプリで明暗・コントラスト・彩度を調整、インテリジェント・ディノイジイング適用、写真アプリで調整)
NGC1360は約1300光年離れたろ座の惑星状星雲。1977年に、中心星が連星ではとの説が出て、2017年に確かめられたとのこと。実に40年かかっている。そして、コマドリの卵星雲と呼ばれているらしい。コマドリはイギリスの国烏で、春を告げしあわせを運ぶといわれているとのこと。

(覚書)
昨年25分のライブスタックで観望済。勿論すっかり忘れてます。観望中に卵の中に黒い模様を見つけ長時間のライブスタックを決断。結果は昨年と同じぐらい(^^;そして、翌日ブログ書きながら再度確認したら、負けてました(^^;泣く子と空には勝てないということか。また頑張る。

画像ロ、Seestarアプリのアノテーション

画像ロ、導入画面

画像ハ、導入画面広域
11/30午後追加
参考)ふと思いついてSiriLでグリーンノイズ除去してみました。




よしべ~の業務報告41129(太陽、金星、すばる)

2024-11-30 00:59:00 | 業務報告
2024/11/29
朝の空、快晴の時は夜必らず曇るが、少しだけ雲があるので期待できるかも

都合により11時半のSeestarS50で太陽観望
経緯台の視野回転のため、いつも斜めに見えている黒点群が水平に見えている。

2倍モード



夕方まで快晴が続き
iPoneSE3で金星

SeestarRaw動画スタックから
そして紫金山アトラス彗星
やられました。いつの間にか曇ってた。
SeestarS50はベランダに設置
私は室内から調整のため、西の空がガスってるのに気がつかず、
この後も全体あちこち雲で、ベランダとメダカベヤを行ったり来たり、右往左往。午後9時すぎに、雲の間のすばるで観望再開。その後、大星夜となるが、疲れてしまって(^^;数は少なし。

Seestar

金星(露出1ms、gain1など)

紫金山アトラス彗星8分、すばる25分、馬頭星雲35分、燃える木と馬頭星雲60分(×1.5、-約30°)、IC447かたつむり25分



FMA135+585MC

IC447かたつむりUVIRCut


以上です







星見娘で電視観望4205(オリオン大星雲 with Ver2.2)

2024-11-29 01:00:00 | SeestarM天体
オリオン座
M42 オリオン大星雲
SeestarアプリVer2.2、フレーミング×1.3、-3°
(撮影予測時間は0.7hour=42分)
11/27深夜(~0:37まで)
10秒露出42分、LPフィルター使用
画像イ、画像ハを写真アプリで調整
M42はオリオン座の小三つ星の真ん中、肉眼でも確認できる正に大星雲。

11月25日にSeestarアプリがVer2.2にアップデート。今回の目玉はインテリジェント・ディノイズイング機能の搭載。早速M42を観望して試してみました。
私レベルでは、いや~凄いの一言。フレーミング機能を搭載したVer2.1でも2回観望していて、2回目は苦労して観望。苦労して画像処理。ブログアップの準備していたのですがボツになりました(^^;

フレーミング機能改善のアナウンスはありませんでしたが、こちらも問題なく撮影完了。周辺のあれも随分改善された?
問題はライブスタック開始までに星が流れて、何度もやり直ししたこと。

他に、ケレス、冥王星、海王星、天王星、NGC1360と観望しましたが、そちらは確かに改善されているが、『Oh!』とまではいかないかな(未熟者の個人の感想です)。

以下は比較のための画像

画像ロ、撮ってだし

画像ハ、インテリジェント・ディノイズイング適用後
画像ニ、ライブスタック11分インテリジェント・ディノイズイング適用
11月29日午後追加
Seestar本体のFitsを飽和部分を小さくする方針で、彩度等調整後、ディノイズ適用、写真アプリで調整
もう一息だということで、本体からFitsを取り出し
SiriLで弄りたわし、ASIFitsView、マイクロソフトPhotoで弄りました。
さらに、Affniy Photo2.5

見た目色がもう1つですが
トラペジウム解像できてます(^_^)/



参考資料等



よしべ~の業務報告41128(太陽、紫金山アトラス彗星)

2024-11-29 00:59:00 | 業務報告
2024/11/28
定例SeestarS50で9時半の太陽から
2倍モード


夕方、外出先で金星
帰宅したときは、山へ沈む直前で観望断念
SeestarS50で紫金山アトラス彗星
三本電線の間から
10秒露出3分

ちなみに電線に掛かっていると
10秒露出4分


メダカべやに移動して
NGC1560、Sh2-210(23分△)
再びベランダで、
Sh2-261(△撮れ高最悪、水平較正甘かった)、Sh2-257など(△)

FMA135+585MCで
Kemble's Cascade(△)、Sh2-261(SV220)、Cone Nebula(UVIRcut)、IC447(IRUVcut、×)

星座ビノでエリザヌス座確認
大星夜だったのに観望スタートが遅れたので焦って惨敗(^^;

以上です。





星見娘で電視観望4204(きりん座 NGC2146、超新星2024abfl)

2024-11-28 01:00:00 | SeestarEtc
きりん座 
NGC2146(棒渦巻銀河)
NGC2146A(伴銀河)
SN2024abfl(超新星)

画像イ、11/23・24、30秒露出208枚をスタック
(中央NGC2146、その左斜め下NGC2146A)

(写真アプリ等で調整)
NGC2146は距離4560万光年の棒渦巻銀河。近くの銀河の重力の影響で形がゆがんで見えているという(参考資料05)。星形成がさかんなスターバスト銀河で、他の銀河の影響で星雲のガスが圧縮され星の爆発的形成が起きているらしい(参考資料06)。学術的にも重要らしく他にも沢山ありすぎて(^^;今日はここまで。

そして11月15日に、またまたまた山形県の板垣公一さんが、上の銀河の近くに超新星を発見(参考資料07)。観望の本命はこちらの超新星でしたが、銀河も暗黒帯も見え素敵で儲けた気分。
なお、StallaScencesさんが2014年に撮影された画像があったので同定は易しかった。
さらに観望中に何だろうと思っていた左下の天体もNGC2146Aとわかりました。

画像ロ、該当部分拡大
SN2024abflは、○のところ

画像ハ、Seestarアプリのアノテーション

画像ニ、導入画面

画像ホ、導入画面広域

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク