私は普段ほとんどテレビを見ません。
見るとしても録画で早回しで見ます。
だって、ナレーションを何回も同じこと言ってて時間の無駄。
小学校時代、仕方なくやってた、夏休みの読書感想文みたいに
表現を変えて同じことを言ってるみたいに感じる。
ちなみによく見るのは健康番組
早回しで見ないものはドラマ
早回しにすると感情表現を見逃してしまうから。
うまい役者は目や背中で心を語りますからね~
今日はご飯食べてる時のお伴で、動物番組の最後の5分くらい見ました。
本来は番組終わったらテレビを消してしまうのですが、
後半に入った次の番組の宣伝がちょっと気になり、そのまま見てました。
ナレーションの声は、たぶん「めちゃイケ」の人
なので、きっとおちゃらけた番組だろうと思ってました。
内容は、「バレエを諦めた芸能人が本気でバレエに取り組む200日」
芸能人は芸の能がある人だし、あの世界で生きていける人たちは
本当にすごいと思うけど、でも、バレエはねぇ。無理じゃん?
しかも、あの熊川哲也のバレエカンパニーだよ?
子供のころからがんばったって入れないようなバレエ団で、たった200日?
馬鹿にしてんの?(って、私はバレエやったことないですが、そう感じました)
最初のオーディションは10人→6人
次が6人→2人
でも、Kカンパニー(熊川哲也のバレエ団)のお目に適わなければ
全員落ちることもあり。
素人に毛が生えたくらいの人がいることになるので、
当然普段のKカンパニーのレベルではない、ということで、
テレビの収録という名目でお客さんからはお金を取らないというのが条件でした。
大したことないだろうから、ちょっとだけ見てテレビ消そう
そう思っていましたが、始まったら1つもおちゃらけたところがありません。
こ、これは、消せない。
おちゃらけてるのはナレーターの声だけ。
いや、普通にナレーションしてるんだけど、どうも「めちゃイケ」のイメージが・・・
40分くらい見ましたが、そろそろ猫たちの世話をしなければ・・・
録画するとどうしても早回しして見たくなってしまうので
できればこのまま生で見たいんだけどなぁ。
でも時間には代えられないから録画するかぁ。
あれ?何かを録画してる。
じゃ、そっちを切って、こっちを録画するか~
で、何を録画してるんだろう?
相棒
あちゃ~。相棒の録画を切るなんてことは出来ない。
しゃーない。テレビはつけたままで猫の世話をしながらチョイチョイ見るしかないか。
後ろ髪を引かれながらテレビの前を離れました。
もちろん、最後の合格発表と舞台はバッチリ見ました。
2時間番組でしたが、最初から最後まで何回も何回も泣きました。
レベルは全然違うけど、こういう厳しいこともやったなぁ、と思い出しました。
踊るというのは、自分が頭で思ってとっているポーズと
実際に他人の目に映るポーズが違うものです。
たとえば、地面と平行に腕を上げて!と言われて
普通の人が手を上げると、だいたい下がって見えます。
なので、少しだけ斜め上に上げるように意識すると
他人からは腕と地面が平行に見えるものです。
「何度も注意してるよね!なぜ忘れるの!?」と怒られ
「わかってる。わかってるけど、どうしてできないのかがわからない。」と
カメラに呟いている彼女の気持ちがよくわかり泣きました。
頭で考えて出来る部分と感性でしか出来ない部分があるから
言われてもわからないものは、体で覚えるまでわからないんです。
大変なことに挑んでいる娘を励ますお父さん(元プロ野球選手)の言葉
「みんな努力している。結果を残せなければプロじゃない。」
「努力で終わるのはアマチュアだ。」
ふむ。この言葉を聞いてある人を思い浮かべました。
すごい努力をしているのに思い描く結果が残せない。
でも日本国民はその人を絶賛している。ま、今はまだ(正式に)アマチュアだからいいのか。
その人がプロに転向しても日本国民は絶賛するのだろうか?と疑問に思いました。
それはさておき、
それにしても今日はよく泣いた~
バレエのDVD買おうかと思ったほど。
以前、ロシアのバレエ団とアメリカのバレエ団のDVDを友人に借りたことがあって
ロシアの方の白鳥の湖には本当に感動しました。
アメリカの方は・・・白鳥の儚さは全くなく、
肉!肉!健康そのもの!って感じでした。(まぁ、好みの問題?)
今夜の夢は自分も白鳥になって踊っているのか?
それとも厳しい練習で怒られて終わるのか?
どちらでしょう???
ちなみに、何度見ても、誰がやってるジークフリート王子も好きになれません。
なんでだろ?チャライから?まぁ、そういう役どころですが。
ロットバルト(悪役)の方がどうみてもかっこいいと思うなぁ