今日は2年ぶりに、女子プロゴルフの観戦に行ってきた。自宅から車で2時間ほどのところで「マンシングウェアレディース東海クラシック」が開催されており、私の友達の旧来の友人である斉藤裕子プロが、今日は上田桃子プロ(現在賞金ランキング1位)と大山志保プロ(昨年の賞金女王)とのカップリングということで応援にいってきた。斉藤プロのベテランの技、上田プロの勢いのあるプレー、大山プロのけれんみのないプレーと三者三様の良さを充分楽しめたラウンドだった。 中でも感心したのが、ティーショットをラフに打ち込んだ上田プロがセカンド地点に来て最初に言った言葉が、「(ギャラリーに)当たりませんでしたか?」だったことだ。簡単そうなことではあるが、自分のピンチになかなか言えない言葉だと思った。
彼女は少し前のトーナメントで、プレーオフに負けたときの優勝選手に対する握手の仕方が悪いとかで、彼女のブログが炎上したことがあった。21歳の女の子にとっては、ひとつ間違えば潰されそうな出来事であったに違いない。しかし彼女はすぐに反省し糧としてきたのだろう。それがああいう言葉になったのだと思うと、涙が出そうになった。これからも若いから失敗もあるだろうが、挫けずに頑張って欲しいと思った。