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JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

忙しいぜ1月~前編~/逆行日記(5)

2010-02-14 02:17:00 | あれやこれや
スーパーボウルで中断しましたが、忘れてませんよ、逆行日記。
たしか年末分まで書いたはず。
早くキャッチアップしないと、いつまでたっても終わらずに来年になってしまうかも。
頑張ります。

では、なんかもうイベント盛りだくさんだった1月の日記、前編です。


1月1日(金) のちのち


2010年の元旦の朝は、夫が大好きなお雑煮をこさえて新年を祝う。
やっぱり日本人なら正月は雑煮だよね~。
とかいいつつ、乾杯はシャンパンですが。
朝から飲むシャンパンはなんともいえず非日常的な味がいたします。

ロケフリで録画した「紅白歌合戦」をもう一回ちゃんと見る。
(昨夜はガンガン飲んで酔っぱらってしまったため、あんましよく見てない)

なるほどなるほど。

個人的には、初めて歌ってる姿を見た東方神起がかわいくて目が釘づけです。
おばちゃん、ハートを射ぬかれちゃったよ。
しかも歌もかなりよかった。

同じ5人組でも、嵐はどうしてあんなに特別扱いなの?
まあいいけど。

あと、絢香とドリカムはよかったなー。
感動して、ちょっと泣いた。(ゆずにも少々ホロリ・・・)

紅白はそんなとこでしょうか。

夜は友人宅の新年会(という名のBBQパーティー)へ。
広いお家とはいえ、さすがに20人以上が集まるとすごい熱気だ。
肉を焼く煙がもうもうとただよう中、去年お世話になった人々、今日初めてお会いする
人々と楽しく歓談。

こうしていつも皆んなをもてなしてくれたI家も今月末に帰任してしまう。
淋しくてたまらないが、残された日々でたくさん思い出を作らねば!

たっぷり食べて、たっぷり飲んで、気絶するようにベッドに倒れこんだ元旦の夜でした。


1月7日(木) 


寒すぎるよ、マイアミっ!
どうなってんだー!

あまりにも寒いので、我が家のエアコンをこれまで使ったことない「HEAT」の方にセット
したが、これがウンともスンともいいやしない。
まさか「どうせ要らないだろ」と始めから作動しないようになってたりして?
(万事いいかげんな)マイアミならありうる・・・。

昨日と今日は、お世話になったI家のmoving saleの準備をお手伝い。

イタリアを皮切りに23年も(!)海外を渡り歩いてきた<海外赴任のスペシャリスト>
I家のお宝はさすがにすごい。
お手伝いとかいいつつ、真っ先に欲しいものを物色してしまうスタッフたちである。

ジノリやミントンなどの豪華食器類にも目を瞠ったが、一方で「どうしてこんなものを
後生大事に・・・」と思わずツッコまずにはいられないような脱力系グッズも発掘できて、
それはそれで面白かった。

日本に帰るにあたり、I家はかなり大量の荷物を整理するらしい。
経験したからわかるが、帰任って大変なのだ。


1月10日(日) のち


こんなに寒いのに何故ゴルフ!?と誰もが心の中で叫んだことだろう、今日のラウンド。

ただでさえ気温が低いうえに冷たい北風が吹き荒れ、体感温度は確実にマイナスだったと
思われる。
ブックブクになるほど重ね着しても、まだ寒くて震えるくらいだったからなー・・・。
ほんとにしんどかった。

スコアがどうのというより、なにしろ早く終えて帰りたいと、心の底から願う。

おかしいぞ、マイアミ!


1月12日(火) 


朝、右足の上にでかいキッチンばさみを「歯を下にして縦に」落とす。

瞬間「痛えっ!」と思ったが(当たり前だ)、なにしろその日のPotluckに持っていく
料理を超高速で準備中で大変忙しかったため、そのままノーケアで外出。

そしたら、後ほどすんごいタンコブになった。

でも、骨にはまったく異常なし。
骨太家系に生まれた自分に感謝・・・。


1月16日(土) 


最近では珍しく、友人夫妻と4人だけのシンプルゴルフ。

コースは私の苦手なHillcrestです。

どうして苦手なのか。
比較的ラクなコースなので、途中までは「今日はかなりいいぞぅ!」と気分よくラウンド
できる反面、最後の18番にかなりハードな浮島グリーンのパー4が待ち構えているのだ。
ここの18番はいまだかつて一度もノートラブルで乗り切ったことのない、私にとって
マイアミで最悪の鬼門ホールである。

なんかもう気持ちが負けるのだ。

そして、今日も17番までは気持ちよーく回ってきて、いよいよラストホール。
「ここでボギー取れたら今日こそ80台ゲット!」というプレッシャーガチガチの正念場
である。

マイアミで初めての80台がすぐ目前に。
こりゃビールが美味しく飲めるぞぉー!

頭の中はそんな邪念でいっぱいだ。
そして、そういったプレッシャーに勝てるほど私の精神は強くない。

結果、まんまと2回も池ポチャして80台も夢と消え、非常に悲しい気分でホールアウト
することとなった。

決して悪いスコアではないのに(むしろ上出来)、いつも敗北感にさいなまれるコース、
それがHillcrestなのである。

悔しいっっっ!


2009年末の私/逆行日記(4)

2010-02-04 03:16:30 | あれやこれや
そして、今年もクリスマスホリデーがやってきた。

去年同様、夫は年末から丸2週間もお休み。
「そんな休んで大丈夫か?」と若干心配になるほどの長期休暇である。
もちろん、夫はウキウキが止まらない顔をしている。
そうかそうか、嬉しいか。

とにもかくにも、今年1年、お仕事お疲れさま!


12月21日(月) 


仲良しのT夫妻がメキシコからやってくるので、朝からはりきって楽しく料理。
大量のおでんを煮て、大量のサラダを作り、なんと栗おこわまで炊く。
我ながら頑張ったもんだ。

夕方到着した2人を空港まで迎えに行き、いよいよ楽しくて仕方ない1週間のはじまりだ。

今夜はとにかく、ビールとワインをガンガン飲みつつ、ガンガンしゃべくりまくる。

楽しいなったら、楽しいなっ♪


急に寒くなってきたこの季節、マイアミでも鍋物が恋しいのよ


12月22日(火) 


T夫妻と4人でお気楽ゴルフ@Pembroke Lakesです。

ここで初めて「あれ、私ったらシャンク病・・・?」という自覚が生まれる。

シャンク病。

自覚してしまったが最後、もう抜け出せない地獄の病いだ。
この日の私は、得意なはずのグリーン周りのアプローチが「ことごとく」シャンクして
空しく右にすっ飛んでいった。
こうなるとアプローチが怖くて怖くて、とても平常心で打てない。

つい数日前までの私よ、カムバーーック!!

まあそれでも最後まで楽しくラウンドできたのは、気心の知れた友人のおかげです。

そして大好きな『Por Fin』に食事に行き、あっというまに病いを忘れる私であった。


12月23日(水) 


夫チームは今日もゴルフ、私とY子ちゃんはのんびりとショッピングに繰り出す。
あー、なんか去年もこんな日があったなあ・・・。
細々と買い物し、なんとなく「女子力」を取り戻したような気分の1日である。

昼はベトナミーズ、夜は大人数でチャイニーズ、とアジアめしを堪能しました。

『Canton Palace』の炸裂エビ(正式名称ではない)とゴマ団子はホントに美味い!


12月24日(木)  


昨夜あんだけ中華三昧だったにもかかわらず、またしても飲茶ブランチを嬉々として
食べに行く、そう、今日はクリスマスイブです(?)。

その後、レンタカーで買い物に出かけるT夫妻と別行動になった私と夫は、明日からの
ゴルフ合宿に向けてBiltmoreで練習することにする。

これが結局「アイアンは100%シャンク」というひどい有様で、茫然自失の私・・・。

あまりのひどさに、色々アドバイスをしてくれる夫にさえも逆ギレし、久しぶりにゴルフで
泣きましたよ。
夫も「なんで僕が八つ当たりされるハメに・・・」と相当頭にきたはずだが、当の私が
ありえないほどブルーになっていたため、ぐっとこらえて最後まで根気強くつきあって
くれた。

すまなかったね、夫よ。
クリスマスイブなのに、ゴルフごときで悔し泣きをする妻に逆ギレされて。

夜、T夫妻と合流してビーチまでシーフード三昧しに行く。
いつもながら、ビール飲んで美味いものを食べたら、すべて忘れてゴキゲンな私である。

ああ、忘れっぽい酉年生まれでよかった!


12月25~27日 ずっと


さあやってきました、2泊3日、合計3ラウンドのゴルフ合宿。

結局シャンク病を克服できずに突入したというのに、どういうわけか初日のラウンドは
予定外のPGA NATIONALのCHAMPION COURSEなのである。

毎年「HONDA CLASSIC」が開催される名門コースだ。

実は去年観に行きました、HONDA CLASSIC。
そして、「すごくキレイなコースだけど、ぜってぇーやりたくない」と思ったものです。
だって、猛烈に難しそうだったんだもん。

後半の15~17番の3ホールは、別名<BEAR TRAP>と呼ばれ、プロでも相当苦労すると
恐れられているほど難易度が高い。
ちなみに、15番のティーグラウンド脇には、今にも襲いかからんとするポーズを決めた
熊のオブジェ(でかい)があり、とりあえず記念撮影ポイントになっている。
そして、わざわざこんな石碑まである。


「ここで勝敗が決まっちゃうよ、ふふふ」みたいなことが書いてある。
大きなお世話だ。

既にスコアがメタメタの状態で迎えた<BEAR TRAP>、何が楽しかろう。
完全にやさぐれた気分で熊と写真を撮る。

予想どおり、罠にハマりまくった私は「だからぜってぇーやりたくなかったんだよぉ~」
という打ちのめされた気分でホールアウトするはめになりました。

まあそれはそれとして。

友達とワイワイやれるゴルフ旅行は楽しいものだ。
初日のゴルフはひどくて泣きそうだったが、案の定ディナータイムまでには楽しい気分も
戻って、みんなとワインを飲みつつバカ話に花が咲く。

ゴルフに食事におしゃべりに・・・そんなハッピータイムは飛ぶように過ぎていく。
今年も3日間の合宿をつつがなく終え、「また絶対やろうね!」と固い約束をした私たち
は、それぞれの家(マイアミ、ニュージャージー、メキシコシティ)へと帰るのであった。

3日間を通して80台を死守して総合優勝を決めたHさん、本当にお見事でした!

私もHさんを見習って、「謙虚な気持ちで」これからも頑張らねば。
まずはボールに「和」とか「愛」とか書いてみようかな。

師走の私/逆行日記(3)

2010-02-01 00:11:25 | あれやこれや
ざっくりと12月の「逆行日記」に突入します。


年末はいつでも気ぜわしいものだが、今年は特に「気ぜわしさMAX」の年末である。
いろいろとね。

しかも自慢じゃないが、私は何もしないうちから気ばっかりアセるという大変損な性格
なので、「師走」という言葉を聞いただけで既に疲れてしまう。
困ったもんだ。

さて、12月に入ってすぐの私といえば、

・日本に送るホリデーカードについてダラダラと悩む
・帰任が決まった友人の送別プロジェクトをはりきって発足する
・夫の風邪が長引いているのをぼんやりと心配する
・COSTCOで買った富有柿の美味さに激しく感動する

・・・と、そんな毎日でした。

1番目以外は、まったく師走とは関係ない気もする。


12月6日(日) のち


風邪っぴきのくせに早朝からゴルフコンペに出かけた夫が、なんと一番の高額賞品を
ゲットして帰ってくる。

日本への往復航空券だよ!!

しかもプレミアムエコノミーだよ!!!

優勝したのかと思いきや、飛び賞の賞品だったそうで、なんとラッキーな男よ。。。
1人分しかないので、これはもれなく私のものになるであろう。

グッジョブ、夫!


12月9日(水) 


ネットでオーダーしてたホリデーカードが届いた。
うーん・・・想像よりも安っぽい・・・つーか、全体的に暗い・・・。
やっぱりCOSTCOにすればよかったかなあー。
が、今更ボヤいても仕方ないので、せっせと宛て名書きに励むのだ。

週末に招かれているホームパーティーにフルーツサラダを作っていくことにしたので、
Whole Foodsにて大量のフルーツを買い込む。
15人位集まるらしいけど、どんだけ作りゃいいんだ?

フルーツは高いので、家計にひびきます(涙)。


12月13日(日) 


会社の月例コンペ。
ふがいないスコアの私とは対照的に、夫が驚異のスコア75で見事優勝!!

すげーな、夫。

久しぶりに、心の底から尊敬の念が湧きました。
当たり前ながら、彼もそうとうに嬉しそうです。

が、これにより、来月の月例&2009年グラチャンを決定する大事なコンペの幹事は
夫(優勝者が幹事なの)である。
かなりの大仕事だ。
送別プロジェクトの準備もあるし、おかげで来月の我が家は「文化祭実行委員と体育祭
実行委員を同時に頑張る高校生」のような有様だ。

大丈夫でしょうか・・・。

まあでも、とにかくベスグロ優勝は素晴らしい!

おめでとう!!


12月16日(水) ときどき


久しぶりの平日ゴルフはDoralのGold Courseにて。

実は相変わらずラウンドするたびに痛くなる右手小指がどうしようもないので、思い切って
グリップを変えてみる。

そう、これまで慣れ親しんできた「インターロックグリップ」を封印し、小指をからめない
「オーバーラッピング」を試してみたのだ。

なにしろ初体験だったので、最初は「うわー、なんか安定しないっ!」という不安感から
スイングもギクシャクしたが、18ラウンドが終わる頃には結構慣れてきた気がする。

しかも、こっちのほうが左手主導の感覚が強くて、逆にいいかもしれない。

まだまだ馴染むまでは時間がかかりそうだが、小指に負担がかからないグリップで今後も
頑張ってみるつもり。

なんつっても、また今年も年末はゴルフ合宿だしね!

これで小指問題は解決よ!


・・・と、細かい調整に余念のない私だったが、この時すでに新たな敵「シャンク病」が
私の体を蝕んでいたのであった。

ピンチは続く。

ふと気づけば2010年&逆行日記(1)

2010-01-26 00:52:32 | あれやこれや
なんですか、いつのまにやら新年も1ヶ月が過ぎようとしてますか。
いやー、参った参った。

ブログって、ちゃんとケアしてないと「オソロしくあっというまに」3ヶ月くらい
スキップしてしまうものですね。
当たり前と言えば当たり前だけど。

仕方ないので

Happy Thanksgiving!
Merry Xmas!
Happy New Year!
そして、寒中お見舞い申し上げます!

とりあえず、3ヶ月分の挨拶を述べてみた。

意味ないでしょうか。

すいません。


てことで、もはや(私の中では)恒例の逆行日記を書いてみる。
いろいろ思い出せないので、チョー適当なダイジェスト版だ。
間違ってることもあるかもしれないけど、誰も気にしやしないよね。


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11月13日~11月24日

いつもそうだが、里帰りから戻った直後の1週間くらいは、本当にビックリするくらい
主婦能力が低下する私である。
最低限の家事しかせず、ヒマさえあれば水族館のトドのようにグダグダしてしまうのだ。

理由はいくつかある。

その1. 時差ボケがつらい。
その2. 日本で連日連夜遊び過ぎて疲れがたまっている。
その3. 日本で買ってきた本がいっぱいある。
その4. 日本で買ってきたお菓子もいっぱいある。

今回は、私の帰国早々、夫がメキシコ出張で4日ほどいなかったので、思う存分グダグダ
してしまい、あっというまに買ってきた本を読み尽くしてしまった。

「沈まぬ太陽」なんて5巻もあったのに。

速読?


それはそうと、里帰り中に右手の小指を「突き指」した私。
実家で母と料理中、食器棚から皿を取ろうとして棚板に思いっきりぶつけたのだ。
ものすごぉぉぉーーーーく痛かった。

一体全体どうしてあんなに全力で棚に手を突っ込む必要があったのか。
幼い頃から骨太自慢で生きてきた私が突き指というのは、相当なことである。
目測を誤ると、食器棚すら危ない世の中。
気をつけましょう。

そんな中でも、マイアミに戻ってきてからすぐに二度ほどゴルフをしたんですけど。
驚くべきゴルフバカだ。
小指が心配ではあったが、もうさほど痛くもなかったし、前から約束してたゴルフだった
ので頑張ってやったのだ。
それが意外にも調子がよくて、両日とも90台前半をマーク。

あれ?大丈夫なのか??

しかし、やはりというか当然というか、ラウンド後にまんまと痛みがぶり返してしまった。

よくよく見ると、私の右手小指、明らかに変形しています。
第二関節から上が以前よりだいぶ外側にそっているような・・・。

これはヤバいんじゃ?

実家の食器棚が、私のゴルフ人生を終わらせるのか?

テニス人生もか?


どうなる、私の小指!

  

里帰り、手荷物には注意しましょう

2009-11-12 11:32:19 | あれやこれや
ただいま、マイアミ。

あー、ほとほと疲れましたよ、里帰り。。。

とにかくマイアミから日本ってホントに遠ぉーいのだ。
機内映画も3本も観ればさすがに飽きるし、だからといって、寝ても起きても
寝ても起きても寝ても起きてもまだ到着しないという・・・。
(こういうこと言ってると、誰も日本から遊びに来てくれなくなるってば)

そのうえ、今回は「人生初のロストバゲージ」まで体験するハメに!

これまで旅行先で何度も「もしや・・・」という瞬間はあったが、まさか成田で、
しかもA○Aだったのにそんなことが起こるとは・・・。
完全に油断してました。

手荷物カウンターのお姉さんと何度も電話のやりとりをし、なんとか翌日の夜に
ホテルまで送ってもらうことになったが、正直まったく着替えのないまま移動した
千葉→東京間はえらくしんどかった。
なんせ、防寒になるような服はすべてスーツケースの中だったのだ。

寒いうえに雨まで降ってるしよー(台風接近中だった)。


そこへもってきて、今度は東京に向かう電車の網棚にバッグを置き忘れるという
「第二のまさか」も起こしてしまった。
こっちは100%自分のせいなので、誰を責めることもできない。

寂れた駅の事務室で、ひたすら「バッグ発見」の一報を待つ私と夫。

夫はデカいスーツケースを脇に従え(彼のはあった)、ただでさえくたびれてる
ところに私の失敗で、なんかもう目が死んでいる。

「怒ってる?」と聞くと、

「怒ってはいないけど・・・呆れてます」

そうでしょうとも。 
海よりも深く反省しています。

そんな不穏な空気を察してか、担当の駅員さんはものすごく親身になってくれた。
連絡を待つ間、一番ハラハラした顔をしてたのは、私でも夫でもなく彼だろう。
無事に発見されて何よりだった。
あの時、輝くばかりの笑顔で「ありましたよっ!」と声をかけてくれた駅員さん、
ほんとにありがとう。

さて、そんなこんなで千葉駅にて無事バッグを引き取り、想定外のアクシデントに
ほとほとくたびれた状態で雨の東京に到着。

東京、寒っっ!

こんなに寒いのに、私ゃTシャツに薄ぅいカーディガンをペランと羽織っただけの
初夏モードなのだ。
死ぬかもしれない。

出発前日、鬼のように詰めたコートやらセーターやらストールやらブーツやら、
今まさに必要なそれらのものたちが、まだ手元には届いていないという理不尽に
恨めしさもピークである。

くっそー・・・・責任者出て来い!

いやー、のっけからしんどいなあ、里帰り。
半分くらいは自分の責任でもあるが、なんかすでに嫌になっちゃったぞ。


が、しかし、明けて翌日。


東京は台風一過で素晴らしく気持ちのよい秋晴れとなった。

昨晩スーツケースは無事に届いたし、届いてしまえば一切の恨み言を忘れて
「雨の中を自分で千葉から運ぶより、結局はラクチンだったかも~♪」
とか言ってる単純バカが約1名。

空港のカウンターでさんざんっぱら文句をたれた自分を忘れたのか。

そう、私は酉年のオンナ。
三歩歩けば忘れるという鶏のごとく忘れっぽく、調子に乗りやすい酉年です。

ビバ、酉年!


それに、お天気のよいポカポカした秋の日差しを受けて、気温とともに気分も
急上昇である。
やっぱりいいねえ、日本の秋は。


かくして、たった一晩で嘘のように機嫌を直し、鼻歌まじりで東京の街へ繰り出す
私であった。


さあ、来い、ハリケーン!

2009-08-30 03:52:43 | あれやこれや
マイアミがハリケーンシーズンに突入して早2ヶ月。

「一体なにがどうしてどうしたときにどうすればいいの?」
と、初心者の私は不安に怯え、ただただ水などをせっせと買っていた。

最近だいぶわかってきました。


ハリケーンシーズン。

それは、たまごっちの成長を見守るような日々なんだ、と。


我が家の場合、その第一報はまずFOX7のセクシーダイナマイト・Julie Durda
(無駄に色っぽいお天気姉さん)よりもたらされる。

いわく、
“大西洋上にTropical Waveが発生したので、今後の成長に要注目よ♪”
みたいなカンジである。

これがザックリ言えば「ハリケーンのたまご」と言える。

まだまだデリケートな状態であり、ちょっとしたことで消滅してしまうため
名前はまだつかない。

すると、その翌日とか翌々日とかにJulieが言うのである。
“大西洋のどこそこあたりで今年最初のTropical Storm「Ana」が発生しました”

はい、名前がつきました。
Tropical Wave→Tropical Stormになり、玉子からベイビーへ、といったところ。

こうなると、天気図上でもかなりハッキリ識別できるようになっている。

過去に甚大な被害を及ぼしたハリケーンたちも、カトリーナだのアイクだの
ウィルマだのといった人の名前がついているが、実はみんなハリケーンに成長する
前からからついてた名前だったわけだ。
初めて知りました。

こうして「ハリケーンの赤ちゃん1号」Anaの成長を見守る日々が始まる。

Anaはこれ以上大きくなるのか、
どっちに向かって進むのか、
もしやこのままスクスク育ってハリケーンになってしまうのか、
どうなんだ、Ana!

なんつってAnaにかまけている間に、なんと他にもベイビー誕生。

Billである。

しかもこのジャイアントベイビー、あっとういまに姉(Ana)をしのぎ、あれよ
あれよというまにハリケーンになってしまった!

どうする、Ana!

そして、どこへ行こうというのか、Bill!!




・・・・つまり、そんな日々です。

毎朝Julieが的確な成長&進路予想図(?)を見せてくれるので、私はイタズラに
怯えることもなくマイアミの夏をエンジョイしている。

もちろん、水や食料やランタンなど、非常用グッズの準備は万全である。

ハリケーン、来るなら来いやーっ!


ちなみに、その後のBill。

かなり早い段階でカテゴリー4なんていう巨大なハリケーンに成長したものの、
アメリカ本土上陸を拒むように東の海上へ迂回、大西洋に消えていった。

これってなんか、それこそ赤ちゃんの時分から知ってる近所のビル坊やが、
中学入ってすぐにグレてしまって暴走族に入り、ものすごい乱暴な若者になって
しまったものの、家族にはいっさい迷惑をかけずに地元を離れ、その後消息をたつ

みたいじゃないですか?

え? 考えすぎ?

二日酔いと停電の朝

2009-08-13 07:55:40 | あれやこれや
シカオちゃんの新曲「Party People」、ファンキーでアッパーでノリノリなので
BGMにすると料理がはかどります。
オススメですよ、奥さん。
(Tちん、CD送ってくれてサンキュー!)

さて。

ファンキーかどうかはともかく、アッパーでノリノリだったのは先日の私だ。

メキシコ在住の仲良し・Hさんが我が家に泊まりに来てくれて、
ゴルフ&酒盛りのウキウキウィークエンドだったもので。

あまりの嬉しさに我を忘れてツマミを作りまくり、ビールとワインを飲みまくり、
夫と3人で大いに語りまくり、思えば途中からの記憶がやや曖昧なのである。

Hさんが「もう限界です、寝ます」と手を振ってゲストルームに消えていった姿
はハッキリ覚えている。
その後、夫と2人でコーヒーを入れて飲んだこと、
食器も鍋カマもちゃんと片付けて、最後に食洗機のスイッチを入れたこと、
そのへんも断片的にだが覚えている。
そう、私は決して泥酔してたわけじゃなく、かなりちゃんとしてたのだ。

が、しかし。

その翌朝の宿酔いっぷりたるやっっっ!!!


これまでの人生、もちろんとんでもない二日酔いの経験はたんまりある。
主に20代の頃ね。

でも、あんなにひどい「枕から頭が離れない」までのグルングルン状態は、
ほんっとに久しぶり。

死人同然の真っ青な顔で悶絶している私を、
「どうすればいいんだろう~・・・?」と、夫はオロオロ見下ろしている。

リビングと寝室を行ったり来たりしながら、私の様子を伺う夫。

「水飲む?」 (うん、ちょっとね・・・・)
「ちょっと吐いてみる?」 (いや、いい・・・・)
「足の下にクッション入れてみるね」 (・・・・・はい)
「だいぶラク?」 (・・・・・・・どうだろう)
「サクランボ食べる?」 (・・・・無理・・・・)

いくら優しい言葉をかけられても、あまりの気分の悪さに、ほとんどまともに
対応できないのである。
申し訳なかった。

結局、その朝Hさんと行くはずだった「飲茶ブランチ」も、私は当然不参加。
というか、ちゃんとお別れのご挨拶もできなかったのよ!
Hさん、大変失礼しました~・・・・ううう(涙)。

どうしても枕から頭が離れず・・・・ってひどいね、しかし。

いくら楽しいからって、そんなになるまでお酒を飲んではいけません。

激しく反省。


ところで、その2日後の朝。

何が原因かは知らないが、突然うちのコンドミニアムが停電に見舞われた。
早朝4時半くらいから電力の供給がストップし、復旧したのは5時間後だった。

ハリケーンでもないのに、なんでまた。。。

でもまあ、Hさんの滞在中でなくてよかったことだ。

危うく「家も嫁もブラックアウトって・・ぷっ」と面白がられてしまうところであった。

夏の日、でこを蚊に食われる

2009-08-03 04:48:21 | あれやこれや
この週末のゴルフは、久しぶりにKey Biscayneの「Crandon Golf Club」にて。

ここはマイアミでも人気の“海の見える素敵なコース”であるが、実はこの季節
蚊が多いことでもよく知られている。

4月にラウンドした時にはまだ姿を見かけなかったが、今回はそうはいくまい。

虫さされにめっぽう弱い私が、スタート前に大量のバグスプレーを体中に浴びた
ことは言うまでもない。
日焼け止めクリームとあいまって、腕も足も気持ち悪いくらいにテカテカである。

その甲斐あってか、蚊の攻撃に悩まされることもなく、楽しくゴルフに集中しつつ
ハーフを終えた私たち。

「あー、やっぱりCrandonはいいコースだなあー!ね、イグアナくんっ!」
とそのへんに寝そべるイグアナたちに話しかける余裕もあった。

異変が起きたのは16番。

ティーショットを打ち終わったあたりから、ポツポツと雨が降り始め、カートで
移動している間に、あっというまに豪雨に。
とてもとても続行できるような降り方ではないので、とりあえず小止みになるまで
カートを木陰に止めて雨宿りをすることにした。

「いやいや、やっぱり降ってきちゃったね~」
「まあでも、スコールだからすぐに止むでしょう!」
「一瞬でパンツまでびっしょりっすよぉー」

濡れたり汚れたりすることが人一倍苦手な私は、正直この時点でやめて帰りたい
気分であった。
見かけによらず繊細なのよ。

が、そうこうしてるうちに、ようやく雨が小降りになってきたようだ。

「お、止みそうですよっ!」

世にも嬉しそうな夫の声が。

あなた、ほんっとーにゴルフ好きですね・・・。


が、しかし。
実はその時すでに、私たちは大変な数の蚊たちに包囲されていたのだ。

その日、あまりにも強い日差しに躊躇していたモスキート軍団は、藪の中に潜み
じっと攻撃の時を待っていたのであろう。

雨が止んだとたん、容赦なく攻撃をしかけてくるモスキート軍団。

「ぎゃーーっ!このやろーーーっっ!!」

慌てふためき、バグスプレーを片手に迎え撃つ私たち。
カート内は虫除け剤のニオイが充満し、蚊も死ぬかもしれないが、自分たちも
死ぬかもしれない。

それはあまりにも空しい戦いであった。

どんなにか体中に虫除けをスプレーしたところで、敵は後から後から飛んできて、
私たちの弱点を狙ってくるのだ。

そう、さすがにスプレーできなかった顔まわりである。


結局、でこを1箇所、ほほを3箇所、首を3箇所ほど食われ、戦いは終わった。

顔を蚊に食われるなんざ、昆虫採集に明け暮れた小学生の時以来だろう。


「もう夏の間は二度とCrandonなんか行くもんかっ(泣)!!」

そう憤慨する私に、さすがのCrandon好きな夫も大きく頷いてくれた。


そして、その翌日。

買い物に出かけたモールの「Tommy Hilfiger」店内にて、また1箇所おでこを
蚊に食われた私です。


なんだかムショウに悲しい。

YouTubeに感謝(号泣)!

2009-06-21 00:29:38 | あれやこれや
夫をゴルフに送り出し、
「あー、あと30分くらいしたら掃除でも始めるかー・・(やだけど)」
とかつぶやきつつ、PCの前でグダグダしていた土曜の朝の出来事である。

そういや、シカオちゃんのnewシングルがそろそろ出る頃じゃん!とハタと思い
出した私は、迷わずYouTubeにアクセスした。

そう、私のシカオ好きはマイアミに来たからとて変わることはない。

生シカオを拝んだのはZepp名古屋が最後だが、渡米後もかなりの頻度で
YouTubeなどにてシカオチェックをしています。 文句あっか。

そうして偶然見つけてしまった。

シカオちゃんと田島番長のコラボ映像を!!

し、し、しかお、じゃなくて、しかも、
マイフェイバリットの『黄金の月』のコラボを!!!


ぎゃ~~~~~!!!!


(この先の文章は、コラボ映像を3回視聴後、心を落ち着けてから書いてます)


あー、びっくりした。
すごいものを見た。

いやはや、興味ない人にはスーパーどうでもいい映像だと思うが、私にとっては
涙なくしては見れないお宝映像であった。

思えば、私の心酔する2人のミュージシャン、田島貴男とスガシカオは、偶然にも
どちらも1966年生まれの同い年(丙午!)。
そういえば、数年前に「66年生まれのミュージシャンが集まってROOTS66結成」
とかいうニュースをシカオちゃんがらみで聞いた気がする。

が、そこに田島番長が入っていたとは!

しかも、そのメンバーでライブまで行っていたとは!!

知らなかったのは一生の不覚だ。

今日見つけたのは、そのライブでの2人のコラボでした。
正直、番長のネチっこい歌声とシカオちゃんの取り合わせは強烈な違和感がある。
だが、そんなことはどうでもいいのだ。
この2人が同じステージに立ってるだけで奇跡なのだ。

ありがとう、YouTube!

ありがとう、誰か知らないけどコレを投稿してくれた人(違法?)!

そして、ありがとう、丙午に天才を生んでくれた2人のお母さん(泣)!!


ちなみに、なぜ田島貴男が「番長」なのかを知りたい方(そんな人いないか?)
はコチラへ↓
ほぼ日刊イトイ新聞より 「田島貴男オレのニュース」

番長の天然っぷり炸裂で、私は何度も夜中に腹を抱えて笑いました。


サンダーで、しかもストーム(怖)

2009-06-11 23:06:22 | あれやこれや
マイアミは6/1から「公的に」ハリケーンシーズンに突入したそうです。

これから11月くらいまでは、いつハリケーンが来てもおかしくないらしい。
とはいえ、地震と違ってハリケーンは「発生→成長」の過程がチェックできるし
ある程度の進路予測もできるので、準備さえしておけばあとは待つしかない。

それよりも、今恐ろしいのがマイアミの夏の風物詩「Thunderstorm」である。

先月末から、ほぼ毎日のように天気予報にはT-Stormマークがつきっぱなしで、
これがもう神出鬼没!
ほんの30分まで晴れ渡っていた空がみるみる黒い雲に覆われ、あっというまに
視界ゼロの豪雨&響き渡る雷鳴に支配される。
そうなると、しくしく泣きながら家に閉じこもっているしかないのだ。

そう、私はカミナリが大嫌い。

というか、突然大きな音が出るものは全般的にキライである。
風船とか。
だってビクビクーっとするじゃん!(子供か)


この週末もそれはやってきた。

土曜日はゴルフ中であった。
3番ホール辺りで、遥か彼方に黒い雲がわきあがってきたのを、空ウォッチャーの
私はしっかり確認していた。
「あれ、絶対こっちに来るよ!」と同伴者(夫含む)に告げたが、みんな自分の
ゴルフに集中していて反応すらない。
ちっ。

その後、5番で雨が降り出し、6番に向かっている間にとうとう雷サイレンが。
土砂降り&遠くに雷鳴が聞こえる中、半泣きで何とかハーフを終えた次第である。

ゴルフ場でカミナリ。

最悪じゃん。

が、ここはアメリカ。
「サイレンが鳴っても、自己責任でプレイを続けたいならどうぞ」
なのである。
いっそ強制的にやめさせてくれればいいのに・・・。
ゴルフバカたちはサイレン鳴ってもなかなかやめないんだからさー。


そして、日曜日。
この日も私らは性懲りもなくゴルフであった。

前日と違って、雷雲に覆われることもなく、最後まで気持ちよくラウンドできた。
「あー、今日は珍しく天気がもったねー」とニコニコしながら帰路につく。

しかし、敵は高速走行中にやってきた。
前方に明らかに不穏な雲があるかと思ったら、それはみるみるうちにこんな姿に。


(BGMはターミネーターのテーマ。ダダッダッダダ・・ダダッダッダダ・・)


チョー怖いんですけどぉーーーっ!!


車内からだったので全貌は写せなかったが、これって巨大なキノコ雲みたいな
形だったのよ。

そいでもって、うちらはこれから完全にキノコの軸みたいなところに突っ込んで
いかなくてはならないわけなのよ。

そして、キノコの中はというと・・・・


本当に恐ろしかった。。。

もしやトルネードの中に突っ込んでしまったのかと思うほどの猛烈な雨と風。
周囲は真っ暗で前の車のテールランプしか見えず、車には雨だけじゃなく色んな
ものがバっチバチ当たってくる。
よーく目を凝らすと、右側の車線にはでかい木の枝が倒れ掛かってるし!

「怖いよ~!見えないよ~!気をつけて~!」と夫の腕にすがる私。
とにかく無言で必死こいてドライビングを続ける夫。

キノコ内にいたのはきっと5分にも満たない間だったのかもしれないが、私には
えらい長い恐怖の時間だった。

あれが自分ひとりの運転中にやってきたらと思うと・・・・(ぞぉ~~)


マイアミの夏、これからが本番です(泣)。

掟やぶりの逆行日記(6)

2009-06-02 11:15:58 | あれやこれや
5月20日(水)

2日前くらいから、首筋や胸元に赤い発疹がでていて「変な虫にでも刺された?」
くらいに思っていたのだが、昨日になって右耳の後ろを中心に腫れと痛みが。。。

なんかちょっと痛い?・・・痛い、かも・・・いや、痛い・・・痛ーーーいっ!

とみるみるうちに悪化し、なんと夜にはほとんど眠れないくらいの痛みにまで
発展してしまったのだ。

うとうとくらいしかできないまま朝になり、げっそりしながら
「び、病院に行きたい・・・・」
とつぶやく私の様子に、夫はよっぽど仰天したらしい。

彼はすごい勢いでドクターを探し、てきぱきと予約し、激痛で運転もままならない
私を医者に連れて行ってくれた。

夫というのは、なんと有難いものであろうか。
常日頃から、もっともっと大切にしておくべきですよ、奥さん。


診察室に通されて5分もたった頃、満面の笑顔とともに、ふくよかで優しそうな
ドクター登場。
「先生」と呼ぶより「おかん」と呼びたい、そんな印象のドクターである。

2、3の質問をした後に私の発疹をちらりと見て、彼女はあっという間に診断を
下した。

「Shinglesね」

・・・・・・。

えーと・・・・

なんですって?

初耳の単語にきょとーんとするだけの私たちだったが、その後の説明によると
<簡単には感染しないChicken Poxみたいなもの>だという。

そう、Shinglesとは「帯状疱疹」のことでありました。


帯状疱疹。

とうとうヤツがきたか。
思えば、心の奥底で「いつかくる」と思っていた敵であった。

基本的に大変健康な私だが、昔から<まあ命には別状のない程度の皮膚疾患>
には、深刻ではないにしろ「そこはかとなくいつも」悩んできた。
後天性アトピーも手湿疹も口唇ヘルペスも経験してるし、疲れやストレスがまんま
皮膚系の症状として現れる己の弱点もよーく知っている。

おかん、いやドクターの診断を聞いて、即座に納得できたのはそういうわけだ。

が、納得はできたが、よもや帯状疱疹がこんなに痛いものだとは・・・・

さらに、ドクターいわく

・完治するには2~3週間かかる、発疹はまだまだ増えるかも
・痛みはしばらく続く、しかもこれからがピークかもしれない
・基本は対症療法しつつ、経過を見守る

げー・・・・このしんどいのがまだまだ続くのかー・・・・。

それでも、この激痛の原因があっさり判明したことだけで、ほんのちょっと痛みが
和らいだような気がする私である。
ドクターの印象では「大したことないわよー」なレベルみたいだし。

とにかく、症状にあわせた薬(抗ウィルス薬&軟膏)を処方してもらい、帰宅。

「これ読んでね♪」とドクターに渡された<Shingles:What you shold know>と
いうチラシには、重症化すると危険だの、人によっては一生神経症が残るだの、
恐ろしげなことがこれでもかっと書かれていた。

「スポーツも旅行も別にOKよー♪」と笑顔で言われたのに、このギャップ。

おかん、大丈夫か・・・。

こんな時「信じたいほうを信じる」ことにしている私なので、3日後にせまった
New Orleans旅行は当然決行するのである。

・・・大丈夫か?

でも、おかんがいいって言ったもん!

掟やぶりの逆行日記(5)

2009-05-31 01:11:11 | あれやこれや
5月12日(火)

もう限界だ・・・。

なにがって、午前10時からのテニスレッスンが。

暑い、暑い、暑い、暑すぎるっっ!!!

午前中だというのに灼熱の太陽がガンガン突き刺さり、コート周辺には日陰が
まるでナッシング。
先週くらいから「ちょっとこれはヤバイかも・・・」と思ってはいたが、今日とうとう
私は死神を見た。

1時間レッスンのラスト5分。
もう汗だくでフラッフラの私を、更に右に左に走らせるRembert(コーチ)の
嬉しそうな顔が、完全に死神に見えたのだ。

Rem・・・殺す気か・・・・?

「はい、終了、ボール集めてー」
の声を聞くや否や、へたりと座り込んだ私の両腕には鳥肌がたちまくっていた。

いやー、危なかった。

一緒にレッスンを受けてた他の子も鳥肌を立てていたので、これはもうダメだね
という話になる。

というわけで、来週からレッスン時間は早朝に変更。
夫がまだ寝てる時間に家を出ることになるが、まあしょせん週に一度のことさ、
許してちょうだい。


その夜、New Jersey在住の友人・HG夫妻より電話。
ものすごく急な話だが、今週末に我が家に滞在して一緒にゴルフをすることに。

要は3日後。

あまりにも楽しそうな話なので、夫にも聞かずに独断で「いいよー♪」と答える
私である。
気を使わない仲良しだからこその即断即決。

久々の再会、楽しみだぁーーー!


5月16日(土) のち

昨日から遊びに来ているHG夫妻とMiami Beachのゴルフ場でラウンド。

朝のうちグズグズと雨模様だったマイアミだが、そこは強烈な晴れオンナ・Yっち
の元気モリモリパワーのおかげか、スタートする頃には見事に回復した。

しかし、このコースはほんとに長くてツライ。
だってあなた、一番短いREDティーからですら5900Yもあるんですよ!

飛ばない私にとって、いつもは苦行のようなコースなのだが、今日はあくまでも
爽やかにカキーーンとかっ飛ばしてはケラケラ明るいYっちとのゴルフなので、
素晴らしく楽しい。
おしゃべりしながらのラウンドは、あっというまに終了だ。
ダンナ衆は静かに高レベルの戦いを繰り広げていた。
はー、上手でうらやましいことですねー。(←やっかみ)

ゴルフ後は、HG夫妻のご要望にこたえて「MATSURI」で夕食。
年末のゴルフ合宿で一緒だったHR夫妻も誘い、とにかく<好きなものを好きな
だけ>とばかりに、食べて食べて食べまくる。


さんざんっぱらツマミを食べた後の寿司オーダー第一弾。
この後、当然のように第二弾が・・・。
おそろしい。

しかし、ここの大トロは美味いなあ~!


5月17日(日) のち

昨夜、確実に暴飲暴食したわりにはスッキリ爽やかな朝。
Yっちに「これ飲んどきなさいっ」とお母さんのように命じられて飲んだ「ウコン
の力」が効いたようだ。
お母さん、ありがとう・・・。

今日も当然ゴルフ!ということで、Grand Palms Golf Resortに向かう。
ここは私にとっても初めてのコースだ。

正直コンディションはよくなかったが、マイアミには珍しい箱庭っぽいつくりが
懐かしいサンディエゴを思い出させる。
難しいけど、あれこれ考えるのが楽しいコースだ。

ラウンド後、その近所にある美味しい飲茶のレストランで打ち上げ(?)。
またしてもガンガン食べて、ガンガン笑う。

それにしても、楽しい週末はあっというまなのだ。
「次はニュージャージーでね!」と再会を約束して、HG夫妻は帰路についた。
せっかくの観光地マイアミで、ゴルフしかせずに満足げに帰っていった彼らは
ほんっとに、つくづく、筋金入りのゴルフバカなんだなー。

すがすがしいことよ。

掟やぶりの逆行日記(4)

2009-05-29 23:39:49 | あれやこれや
5月5日(火)

愛車(Tスケ)の修理が完了し、ディーラーに引き取りに行く。

実は、私の不注意でホイールを縁石にしこたま激しくぶつけてしまったのだ。
すまん、Tスケ・・・辛い思いをさせて。

洗車もしてもらい、ボディもホイールもピカピカのTスケを受け取り、すっかり
上機嫌で運転して帰る私。
どこもかしこもピカピカじゃーん♪と車内のあらゆるところを開け閉めしてる内、
ふとあることに気づいてしまった。

サングラスが・・・COACHのサングラスが・・・・・どこにもありません(涙)

そう、ここはアメリカ。 しかもマイアミ。
ブランド物のサングラスなぞ、車内に残しておくべきではなかった。
<どうぞどうぞ持っていってください>と言っているようなものだ。
しかも、なにが困るって
「いつからなかったか、皆目見当がつきません」
ということだ。

だって、普段あんまり使ってなかったんだもんさー、あのサングラス。。。

たとえディーラーに訴えでたところで、
「うちにある間になくなったのは確かなんかい、姉ちゃんよ。 ええぇっっ?」
とすごまれたら、
「確かじゃないです、ごめんなさい(泣)」
と引き下がるしかなかろう。
(※あくまでも想像であり、ア○ュラさんはチンピラではありません)


この状況では誰を責めることもできない。

仕方ないので自分を責めよう。

私のバカちんっっ!!


5月9日(日)

マイアミに来てから観光らしい観光もせず、ゴルフばっかりやってる私たち。

「たまには旅行者の気分を味わおうぜ!」と夫をかきくどき、かねてから興味
のあった<Island Queen号の観光クルーズ>にトライする。
どうせなら、思いっきりミーハーな観光をしてやるのだ。

これはダウンタウンの観光スポット「Bayside Market Place」から出航している
Island Queen号に乗り、マイアミの街並みを海から眺めたり、はたまた高級別荘
地を指をくわえて眺めたりする、約1時間半のお手軽クルーズツアーである。


我が家から車で20分そこそこの距離とはいえ、内陸に住む私たちにとっては、
潮の香りを楽しむだけでもリフレッシュ感100%だ。


(リフレーーーッシュ♪)


高そうなクルーザーがうようよ停泊するBiscayne Bayを、定刻の11時に出発。

観光ツアーというだけあって、見所を紹介するナレーション付き。
しかも、英語とスペイン語ダブルで。
さすがマイアミだ。

こうして海からダウンタウンを眺めると、マイアミが何だかキレイで素晴らしい
街のように思える。
いいとこ住んでんなー、自分!
と素直に感動してしまう単純な私である。

このクルーズの最大の見所が、後半に訪れる<Millionaire's Row>と呼ばれる
エリアである。
言ってみれば、「セレブの豪邸拝見」だ。

今も昔も、マイアミはセレブがこぞって別荘を構えたがる憧れの地らしい。
ハリケーン来るのにねー。
物好きだねー。

とりわけ、このBiscayne Bayに浮かぶStar Island(そのまんまだし)には、
よくもここまで集まりましたね!と感心するほど有名人の豪邸がずらずらっと
立ち並んでいるのだ。
E・テーラー、S・スタローン、G・エステファン、みーんなご近所さんである。
日本であれば、回覧板を回すくらいのお隣さんだ。

しかし、その一軒一軒のゴージャスなこと!!
たいてい鬱蒼とした木々で目隠しされているので細部までは伺いしれないが、
それでも「とんでもない豪邸」ということだけはわかる。


(確かG・エステファンのお屋敷。広すぎて全貌まで撮影できず・・・)

どの豪邸も目隠しが当然な中、ウィル・スミス邸だけはものすごくオープンで、
それこそ邸内の家具まで見えるくらいのあけっぴろげぶりだった。
彼のパーソナリティーを反映しているようで面白い。
(残念ながら、撮影は失敗・・・)

それにしても、毎日毎日1時間おきに観光客を満載した船が自分ちの前まで
やってきて、さんざん指をさされたり写真を撮られたり「けっこう古いね」とか
「センス悪い」とか好き勝手なこと言われたりしてしまうセレブたち・・・・。

有名人って大変ですね。

掟やぶりの逆行日記(3)

2009-05-28 06:20:31 | あれやこれや
4月15日(水)

ロケフリで録画しておいた『木更津キャッツアイ~ワールドシリーズ~』鑑賞。

いや~、ほんとにくだらない。 くだらないにもほどがある。

この最高にゆるゆるなカンジが大好きでたまらないので、ヒマにまかせて続けて
2回観てしまう。
もちろん、ひとりでだ。

その昔、キャッツのドラマシリーズ時代、この独特のクドカンワールドにハマって
腹を抱えてゲラゲラ笑う私に

「・・・・・コレが面白いの?・・・・」

と冷静に(そして純粋に)尋ねた夫との温度差が忘れられない。

それ以来、私にとってクドカンドラマは夫に隠れてこっそり楽しむものなのだ。
許してもらいたい。


4月27日(月)

訴え続けて早4ヶ月。

よぉーーーーやく我が家の窓ガラスが交換された。

思えば、入居前に交換しておいてくれたはずのキズだらけの窓ガラスであった。
しかも今だから言えるが、窓工事も途中までしか終わってなくて、鍵をかけても
反対側が開いてしまうような恐ろしい窓だったのだ。

これがテラスに面した天井高の巨大な窓なんですよ。
いくら地上16階とはいえ、そりゃないだろう。

何度も何度も管理会社の担当者に文句を言い続け、もしやこのままハリケーン
シーズンに・・・と本気で恐怖を感じ始めたところに、やっと先週ガラスカンパニー
から連絡が来たのだ。

たまたま運転中の着信だったので、停車してからボイスメールを確認すると、
訪問日時を決めたいのでコールバックしてほしいとのこと。
もちろん速攻コールバックだ。

しかし・・・

「○○ガラスカンパニー、営業時間は8時~2時、その間にかけなおしてね」

という無情なメッセージが流れるのみ・・・・

かかってきてから5分以内にコールバックしたのに。。。。
しかも、営業時間が2時までって。。。。

もっとちゃんと仕事しようよ!○○ガラスカンパニー!!

まあ、そんなこんなの障害を乗り越えての今日である。
疲れるったらありゃしない。

とにかく、これでやっと100%まともな住居になった我が家である。

ザッツ・マイアミ。

掟やぶりの逆行日記(2)

2009-05-27 00:28:59 | あれやこれや
4月11日(土) のちのち

基本的にお菓子よりも酒のツマミを作るほうが100倍好きな私が、人生で
初めて「ショートケーキ」を作ることになってしまった。

夫の誕生日なのだ。

軽くリクエストされてしまったのだ。

日本ならそのへんの店で買える「ふわふわスポンジの苺ショート」的なものは
ここアメリカでは手に入らない。
作るしかないってことですね・・・。

絶対に頻繁には使わないケーキ型を購入する気にもなれず、ミートローフを焼く
のに使うローフ型で作ることにする。
粉は「薄力粉」とあるが、どうやらアメリカではcake flourを使うらしい。
が、どこにも売ってなかったので、替わりにpastry flourというのを購入。
よくわからないので、ノリと勘で選んだ粉だ。

繊細さが要求されるお菓子づくりで、のっけからこの妥協感・・・・。
大丈夫だろうか。

いや、大丈夫ではなかった。

案の定、スポンジはほとんどふくらまず、仕方なく生クリームとフルーツを
ごてごてと飾り立てて、ものすごく適当なカンジのショートケーキが完成。

しかも、パレットナイフがないので「カレー用スプーンでデコレーション」と
いうふざけた作品だ。



作った私は心底ガッカリだったが、意外にも夫は喜んでくれた。

「こういうものだと思って食べればイケるよ」

・・・・なぐさめ?


4月12日(日)

誕生日おめでとう、夫!

いつものことながら、彼がひとつ年を取る週はマスターズウィークだ。
大好きなタイガーがふるわず、我が家的にはいまひとつ盛り上がらない最終日の
模様を横目で見つつ、ディナーに出かける準備。

夫の大好きなアメリカンステーキを食べに「Morton's」に行くのだ。

ここはアメリカを代表する高級ステーキハウス。
といっても家から車でたったの3分、超ご近所メシである。

あらかじめ「夫がバースデーなのでなんかくれ」とリクエストしておいたので、
席についたそばから「Happy Birthday!」と声をかけられ、渡されたメニューにも
<○○歳、おめでとうーー!」とデカデカと書いてある。

「・・・・・年齢は言わなくてもよかったんじゃないかな」

そうだね・・・ごめんよ。

でも、前菜にいただいたオイスターロックフェラーも、もちろんステーキも、
すごく美味しかったよね!



ちょっとしたバースデーケーキのサービスもあり、Miamiのレストランにしては
なかなか頑張ってくれたんじゃなかろうか、Morton's。
また使ってやってもいいぞ。(←何様?)