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JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

クルーズは楽しや(3)DAY1&DAY2~At Sea~

2010-11-22 12:35:50 | 旅のはなし
Miamiを出航して東カリブの寄港地4カ所を7泊8日で巡る「Liberty of the Seas」号
に乗り込んだ私たち。

遠ざかっていくMiamiの灯りや、暮れていく空と海の雄大な景色をキャビンのバルコニー
から飽きることなく眺めている間に、なんかもうあっというまに夜である。

昼食後にゲットした「CRUISE COMPASS」という船内新聞によると、出航直後から真夜中
まで、ありとあらゆる場所でありとあらゆる種類のイベントが催されているらしい。
初日のためか、船内施設の案内やデモンストレーション的なものが目立つが、一方で
「新婚さん限定パーティー」とか「独身者集まれ!パーティー」みたいなものもあって
大変興味をそそられる。

いや、行かないけどさ。

できればこっそり覗いてみたいっていうか。

アイススケートショーにも興味があったが、最初からハリきりすぎると後々どっと
疲れそうなので、今日のところは様子見。

DECK5にあるRoyal Promenadeでお酒のテイスティングイベントをやっていたので、
そこで軽くひっかけてから、夕食を予約したメインダイニングに向かう。


(ショップやカフェなどが立ち並ぶRoyal Promenadeは、言ってみれば船内の目抜き通り)

船内の食事については別項でまた語ります。
だって、紙面(?)がいくらあっても足りないんだもの。

夕食後の私らといえば、

・「On Air Bar」(ビッグスクリーンのあるスポーツバー)にて、ビールを飲みつつ
  Sunday Night Football鑑賞。

・キャビンに戻って、寄港地でのexcursionについて検討。
 やたらたくさん候補があるので、これがすごく大変なのだ。 
 途中で夫が完全爆睡状態に入ってしまったので「後で吠え面かくなよ~」と思いながら
 結局私ひとりで決定し予約。

そんなカンジ。

船のかすかな揺れを感じつつ、あっというまに眠りに落ちた初日の夜でした。


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DAY2 11月22日(月) ~At Sea~


クルーズ2日目、ぜんぜん関係ないけど「いい夫婦の日」である。

目が覚めて、早速バルコニーに出てみると、申し分のない爽やかなお天気。
見渡すかぎり青い空と青い海なのだ。

いや待てよ、あの遠くにかすんで見えるのは・・・キューバ?

キューバって近いんだなあ。

DECK11のカフェで朝食バフェをモリモリ食べた後、本日まず最初に私たちが向かった
のは、その同じ階にあるFitness Center。
今日は終日航海なので、少しでもカロリーを消費しようという魂胆だ。

予想されていたことだが、Fitness Centerは大変混みあっていた。

浮かれたクルーズにはそぐわないシリアスな雰囲気で集っている健康オタクや筋肉バカな
人々に囲まれつつ、ひっそりとウォーキングで汗を流す。
うちのコンドのジムも結構立派なものだが、こんな風にパノラマビューで海を眺めながら
のウォーキングは格別である。

あまりの気持ちよさに「毎朝来てもいいね」と夫と話したものの、この翌日からハードな
スケジュールを組んでしまったこともあり、結局二度と利用するチャンスはなかった。

残念です。

運動の後は、水着に着替えてプールサイドへ。

この船のプールゾーンは大きく2エリアに分かれており、一方は楽しげなイベントや
バンド演奏なんかが行われたりするファミリーゾーンで、もう一方は「Solarium」と
呼ばれる“大人限定”プールエリアとなっている。

うちはもっぱらこの「Solarium」のほうで、のーんびり読書したりシエスタしたりして
過ごした。
またここの展望ジャクージがすこぶる気持ちよいのだ。
日本人なら確実に<展望露天風呂>という言葉をあてはめることだろう。


「としまえんプール」状態のファミリーゾーンでは、本日「Belly Flop Competition」なる
イベントがありました。要は「腹打ち飛び込み大会」。すんごい盛り上がり。


いつまでも寝そべって雑誌でもめくっていたかったが、今日は夕方からアイススケート
ショーを観る予定なんである。
一旦部屋に戻り、着替えてからDECK3にある「Studio B」へ。


こんな船内にアイススケートリンクがあるってだけでもビックリだが、さすがに狭い。
が、この狭いリンクでも十分ダイナミックで華麗なショーを見せてくれます。
グッドルッキングなスケーターばかりで、目の保養にもなりますぜ。

さて、ショーが終わってもボヤボヤしてはいられない。

そう、今晩はフォーマルナイト。

いよいよこの時が来た。

部屋でシャワーを浴びて、気合を入れまくって化粧&ロングドレスの登場である。
たかだか数時間のために面倒なことこのうえないが、これもまた船旅の醍醐味のひとつ。
ダークスーツにネクタイでバリっと決めた夫とともに、ディナーに繰り出すのだ。

「今晩のあなた、とっても素敵よ」
「そういう君もドレスがお似合いだよ、ハニー」(※あくまでもイメージです)

くーっ、なんだかセレブになった気分~っ♪(←浮かれバカ)

Captain's ReceptionのあったRoyal Promenadeは、着飾った人々で溢れかえっております。
せっかくなので私たちもここをゆっくり練り歩いたり、素敵なバーでダンスターイム♪と
しゃれこんだりして、とことんまで非日常空間を味わいたかった。

が、そんなことは許されない。

何故ならば、

今晩はMonday Night Football、しかも大事な大事なチャージャーズ戦なのだ(涙)。

ディナーの後、シンデレラ並みのスピードであっというまに平服に戻った私たちは、
MNFがオンエアされているスポーツバーへ一直線。
あとはひたすらアメフト観戦に没頭した次第です。

シンデレラタイムを犠牲にしたわけだし、これでチャージャーズが負けたらヤケ酒に
なるとこだった。
勝ってくれてホントよかったよ。


ヘトヘトになって部屋に戻ると、こんなヤツがお出迎え。
勝手に私のサングラスかけてやがるぜ。

クルーズは楽しや(2)いざ、出航!

2010-11-21 09:27:12 | 旅のはなし
記念すべき出航日。

マイアミは雲が多いものの、おおむね「晴れ」のお天気。

自他ともに認める“雨女”の私としては、「どしゃ降りの中を出港(悲)」という事態
だけは避けたかったので、ほっとひと安心である。

出航時間は午後4時半の予定だが、チェックイン(出国手続きも含む)がやたら混む
らしいので、1時前にはPort of Miamiに到着するように家を出る。

鼻息も荒くTAXIに乗り込み、約20分後。
港が近づいてくると、停泊しているクルーズ船がその姿を現す。

その日は3隻のクルーズ船が出航待ちしており、そのうち私たちが乗船するのが
Royal Caribbeanという会社が運航する「Liberty of the Seas」号である。

すげーーー、でかい。

今まで遠目で見たことしかなかったが、間近で見ると、それはもう船というよりビルだ。
写真を撮りたくても、デカすぎてその全貌がとらえられないほど。
さすが乗客定員3000人以上を誇る船である。

早めに到着したためか、さほど待たされずにチェックインカウンターへ。



ここで必要な書類をすべてチェックされ、出国手続きを完了した私たちに
「Welcome Aboad!」
と笑顔のスタッフから<SeaPass Card>なるものが1枚ずつ手渡される。

各自の名前が刻印されたこのカードは実に実に重要で、船内での身分証明書兼
クレジットカードとなるため、常に肌身離さず持ち歩かなくてはならないらしい。

ちなみに、その後の8日間、私らがキャビンを出る時の合言葉は
「シーパス持った?」
であった。

帰宅しても言ってしまいそうで怖い。


さて、手続きを終えた私たちは、ブリッジを渡って「Liberty of the Seas」号に乗船。

まずは荷物を置きに行こうと、自分たちのキャビンへ向かう。

船はデカいが、客室へ向かう廊下はさすがに狭い。
太っちょ2人はすれ違えないであろう。

私たちのキャビンは、DECK7(7階)のほぼ真ん中あたりに位置するバルコニー付の
部屋である。
お世辞にも広いとは言えない部屋であったが、バルコニーに出られる大きな窓があるため、
とても明るくて快適。
シャワールームも「シャワーカプセル」とでも呼びたいような空間なれど、とりあえず
ちびっこジャパニーズの私たちには十分である。


(こんなイメージ。予想よりも広いくらい)


乗船後すぐにDECK11にあるカフェでランチサービスがあるというので、早速行ってみる。

出た、食い放題バフェ。

船内での食事は基本「all you can eat」なので、皆さんのっけからフルスロットルで
食べまくっております。

落ち着け、落ち着くんだ、みんなっ!

Miamiの港を一望しながら食べる、記念すべき1回目のお食事。
テンションもあがったので、ピニャコラーダなぞ飲みつつご機嫌でいただく。

あ、ちなみにアルコールはnot includedなので注意しなくてはならない。
アルコールだけでなく、コーラなどのソーダ類も有料。
コーヒーは飲み放題だが、エスプレッソやラテをオーダーすれば有料。

結構せちがらいのよね。


腹も膨れたので、出航時間まで船内を散策することにする。
なにしろありとあらゆる施設があるらしいので、まずはチェックせねばなるまい。

本当ーーにいろんなものがあった。

が、ここでそれについて語るスペースはもはやない。
詳細については別の項で述べたいと思う。


広~い船内をウロウロしてる間に、出航時間がやってきた。

ここはやはり、周りを見渡せるデッキに出て、出航の様子を見学したいところだ。
しばし彷徨った挙句、ようやく船首にあたるデッキに出ることができ、ヤレヤレと思った
ところにタイミングよく汽笛が!

おー、いよいよ出航かっ!

「あれ?もしかして動いてる?」というくらいのスロースピードで、巨大な船はのっそり
動き出し、ゆっくりと桟橋を離れていく。


(こんだけデカいもんが動き出したというだけで、ちょっと感動している私)

そして、船は徐々にスピードを上げながらMiamiの港を抜けていきます。

South Beachの公園からは、たくさんの人がこちらに向かって手を振ってくれていて、
それもまた感動を誘うのだ。(おセンチか?)


いやー、とうとう出航したね。

これからどんな8日間になることやら・・・楽しみだーっ!



クルーズは楽しや(1)準備編

2010-11-19 12:43:51 | 旅のはなし
カリブ海クルーズ。

言わずと知れたクルーズ天国マイアミに住んでいるからには、一度は体験してみたかった
豪華客船で巡るカリブの島々への旅である。

日本人的には、クルーズ旅行なんて一生に一度!宝クジ当たったらね!くらいのゼータクな
印象だが、こっちの人にとってはもっと気軽なもんらしい。
経験した友人たちも
「思ったより安上がりだし、とにかくラクチン」
「ブラジルやらアルゼンチンやらに1週間旅行するより断然お得」
などと口を揃えて勧めるのだ。

そうかい?
そんなにいいのかい?

てことで、まあ今年はアニバーサリー・イヤーでもあるし、いっちょ行ってみますか!と
「西カリブ海クルーズ7泊8日の旅」を予約したのが、かれこれ半年前。

そう、11月末出発のクルーズをそんな前から予約してたんです。

待ちすぎて待ちすぎて、「ほんとに行くんだっけ?」と気の抜けたコーラみたいな気持ちに
なるほどの長期熟成。
正直、9月に入るくらいまでは、クルーズのことなんてすっかり忘れかけてたくらいだ。

それが、クルーズ会社から
「えー、そろそろクルーズ料金の全額支払ってもらえませんかねえー」
というメールがきて
「あー、そうかそうか、払います払います」
と旅行代金を支払った時から、改めて気分が盛り上がってきた。

そして、あれやこれやと忙しくしていて、気づけばもう11月・・・。


ここへきてようやくクルーズに関する書類を真剣に読んでみると、そういえば事前に
いろいろと決めるべき&やるべきことがあるようなのだ。

online check-inだとか荷物用タグの郵送依頼とか、細かい事務作業は淡々と片付ければ
いいが、私の一番の関心事は
「旅行中に2度あるという“フォーマルナイト”には何を着ればいいのだ?」とか
「寄港地でのアクティビテイはどうしよう?」とか
そういうことである。

アクティビティに関しては、まあ出発してからでも予約は十分間に合うらしいので、
とりあえずどんなものがあるか漠然と把握しておけばいいとしよう。
(それでも寄港地ごとに、多いとこでは70種類以上のexcursionがあるのですごい大変)

問題は「フォーマルナイト」である。

こればっかりは出発してからでは間に合わない。

クルーズ会社のwebサイトを見ると、
<女性はカクテルドレス、男性はタキシードかダークスーツにネクタイ着用>
とある。

カクテルドレスってなあ・・・。

日本人にはとんと馴染みのない響きですよ。

経験者の友人に聞いたり、クルーズ体験をつづった方のブログを拝見したりしてみると
「欧米人の女性はイブニングドレス率が高いけど、ちょっとおしゃれなワンピくらいで
全然OKでした」
みたいなカンジらしい。

とりあえず、クローゼットを引っかきまわして、手持ちの服の中から10年以上前に購入
したロングドレス2着(どちらも友人の披露宴で着用)を発掘し、何とか着れそうなので
それでよしとすることにした。

ヤレヤレ・・・。


それにしてもクルーズ旅行って、バラエティに富んだワードローブが必要なのね。

フォーマル用のきらびやかなロングドレスの他にも、ちょっとしたワンピースが数着
あったほうがよさそうだし、日中の船内ではカジュアルウェア、プールでは水着、
ジム用のスポーツウェアも持っていくに越したことはない。
しかも、寄港地でのアクティビティによっては(ジャングルトレッキングなどもあるし)
汚れてもOKな長袖&長ズボンも必要・・・
と、身に着けるものだけでそうとうな荷物になるのだ。

港までTAXIですぐの我が家はまだしも、はるばる飛行機でマイアミまで移動して来る人に
とっては結構大変なことであろう。

旅が多いわりにパッキング嫌いな私だが、今回は特にしんどかった。

だってあなた、履物だけでなんと6足ですよ。

7泊8日で6足・・・なんかおかしくないか?


やや気が遠くなりながらも、ロングドレスやら双眼鏡やら虫よけやら酔い止めやら、
とにかく一切合財をスーツケースに詰めて、いよいよ出発です。

里帰り日記(4)やっぱ温泉♪

2010-10-29 11:04:00 | 旅のはなし
宇都宮の後は、ちょっと足を延ばして日光「いろは坂」方面へ。
少しずつ天気も回復してきて、ドライブも楽しくなってまいりました。

車中がやや餃子くさい気もするが、大丈夫、お互い様である。

日光では、お約束の「いろは坂」→「華厳の滝」コースを辿る。

紅葉は見頃の一歩手前といったくらいだったが、時々晴れ間がのぞくと、それはそれは
美しい景色が広がって、やっぱり日本の秋はいいなあ~・・・としみじみ思う。


「いろは坂」からの素晴らしい眺め。
夫はヘアピンカーブの連続で運転に忙しく、ロクに見れなかったと思われます。


「華厳の滝」で観光客気分を満喫してる間に、ものすごぉーく寒くなってきたので、
慌てて車に戻って鬼怒川を目指す。

今日の宿は鬼怒川沿いの静かな日本旅館。
思い切って、露天風呂つきの部屋をチョイスしたので、風呂は入りたい放題だ。

もう出汁が取れるほど浸かりまくってやる!


部屋からの眺めも長閑でよい。見下ろせば鬼怒川のせせらぎも。(しかし寒くて出れず)


風呂も部屋も大満足のこの宿は、料理も大変美味しかった。

温泉に浸かった後、ビールや日本酒を飲みながらいただく懐石料理って、マジ最高です。
心の底から「日本人でよかったーーっ!ウォーーーっ!」と叫びたくなる瞬間。


口当たりも爽やかな栃木の地酒と、日光名物・生湯葉のお寿司。 美味いっ!


那須牛のステーキに鰆の丹波焼き。 もちろん美味いっ! 器もいちいち素敵なのだ。


こちらは朝食に登場した黒豆の納豆。 すぐにお取り寄せしたいほどの逸品。


とまあ、どっぷり温泉に浸かって、たらふく美味いものを食べ、満足感いっぱいで帰路に
ついた次第です。



帰りに寄ってみた鬼怒川の「龍王峡」にて。 宿のすぐそばとは思えないワイルド感!

なんかすっかり鬼怒川ファンになってしまった旅でした。

New Jerseyでゴルフ×3っ(4)

2010-09-06 08:39:26 | 旅のはなし
なんとブログも4話目に突入である。
よっぽど楽しかったのね、私。


さてさて、翌日は泣いても笑っても合宿最終日だ。
私ら夫婦が3時には空港に到着しなくてはならないため、最終ラウンドは早朝スタートに
設定していただいた。
みなさん、本当におそれいりますです。。。

NJ爆裂メンバーのOご夫妻が昨日に引き続きおつきあいくださり、今日のゴルフ場も
Oさんが手配してくださったとのこと。
これまた感謝感謝なのだ。

実は、今日は朝からハプニングが。
夜中にYっちが突如蕁麻疹を発症してしまい、この最終ラウンドをやむなく棄権する
ことになってしまったのだ。
昨夜までずっと元気そうにしていたが、私たちの宿泊にまつわる準備に始まり、
全員の朝食の世話からツマミの世話から、なにからなにまで完璧にこなしていたYっち。
やはり知らず知らず疲れがたまっていたんだろうなあ・・・。
ごめんね、お母さん・・・(え?)

幸い薬で回復に向かっているYっちには家でゆっくり休んでもらって、残りのメンバーは
後ろ髪をひかれつつ、今日のコース「Sunset Valley Golf Club」へと向かう。


キリキリっと冷たい空気が気持ちのよいこのゴルフ場は、昨日のコースよりも更にアップ
ダウンが激しく難しいが、山と緑に囲まれた美しいコース。
スタートしてからの2~3ホールは、朝もやがただよって何だかとても幻想的なのだ。

「うわーっ、なんかグリーンに靄がかかって、まるで黄泉の国ですよ、黄泉の国っ」
などと興奮気味に発言し、O氏に苦笑される私である。

昨日よりショットが安定していたからというのもあるが、私はこのコースが一番楽しかった
かもしれない。
見渡すかぎりまっ平らなフロリダのコースばかり回っているので、こういう
「ナイスショットだったけど、行ってみないとどういうことになっているかわからん」
みたいなハラハラドキドキ感がとても新鮮に感じるのだ。

とはいえ、この手のコースは一見さんゴルファーにはかなり過酷なのも事実。
一緒の組だったO家のご主人・Tさんが各ホールで色々と説明してくださったおかげで
大変助かりました。
Tさんのアドバイスがなければ、完全にお陀仏だった場面がたくさんあったような・・・。
おお、怖っ。

今日も同組だった“ゴルフの神に愛される男”Hさんは、最後まで絶好調。
「あー、ほんと楽しいよね~」
「終わりたくないですよね~」
などと言い合いつつ、合宿最後のラウンドを堪能し尽くす。


(山の空気がうまいぜ!)


いやもう、本当に楽しいことはあっというまに終わってしまうものだ。
十分に長いと思っていた3泊4日のゴルフ合宿も、残念ながらこれにて終了。

かと思ったら、「次は年末のフロリダ合宿だー!」と、早速日程の調整を始める懲りない
ゴルフバカたち。

年末って・・・意外とすぐよ。

なにはともあれ、またすぐに会いましょう。
楽しい合宿をありがとうございましたっ!!



New Jerseyでゴルフ×3っ(3)

2010-09-05 07:39:37 | 旅のはなし
迎えた翌日の合宿2ラウンド目は、なんとNJ爆裂ゴルフメンバーとの合同コンペ。

「NJ爆裂ゴルフ」とは、爆裂ゴルフコンペのNew Jersey版のこと。
そもそものはじまりはSan Diegoにいた頃だ。
私たち6人を含めたゴルフ好きなカップルが、なにかっちゅうと集まってはコンペをして
いたのだが、それをいつの日からか「爆裂コンペ」と呼び習わすようになったものである。
ちなみに、ウィキペディアには載っていない。

何が「爆裂」なんだかサッパリわからないが、強いて言えば「ゴルフ愛が爆裂級」と
いうことなんだろうか(?)。
爆裂コンペ in Palm Springs、爆裂コンペ in Arizona・・・まあ色々やりました。

この呼び名については、我が夫が「僕が最初に命名したのだ!」と公言して憚らない。
日頃どちらかというと奥ゆかしい彼が、これについてはキッパリと主張してゆずらない
ところからして、命名したことがよっぽど誇らしいのであろう。

そうかそうか、誇らしいか。(誇らしいか?)


そんな「爆裂ゴルフ」の輪がNJにまで広がり、実現したのが今回の合同コンペである。
なんというか、感慨もひとしお、という気持ちだ。
ここまで広まったなら、ウィキペディアに載せてもいいんじゃなかろうか。

NJ在住のゴルフナッツな日本人の皆さんは、これがまた「よくもまあ集まりましたね」
と関心するほど、皆が皆ゴルフを深く愛してやまない方々。
初対面でありながら、一瞬でシンパシィを感じられるのは、やはり<ゴルフバカ>という
共通点によるところであろう。

交際範囲が広く社交的なH家が、この日のためにその磁力?をつくして集めてくれた
爆裂メンバーは総勢10名。
私たち6名とあわせれば、かなり立派なコンペじゃないですか。
Yっしーさん、Yっち、ほんとにありがとうございます!

この日のコースは、NJの皆さんも「めったにできない」とおっしゃる「The Architects
Golf Club」にて。
ここはなんでも、有名なコース設計者(Architects)の特徴的なデザインを各ホールに
取り入れたという、とってもユニークなコースだ。
それでホールごとに設計者の名前がつけられてるわけね~。面白い!

と、面白がっていられたのも、スタートするまで。
実はこのコース、グリーンがおっそろしくツルツルで、むちゃくちゃ難しかったのだ。
それに加えて、フロリダのコースには見られない<打ち上げ&打ち下ろし>に距離感
も狂い、アウェーの地にキンチョーしたせいか、久々にシャンクまで出始める始末。

いやー、面白いけど難しいよ(涙)。

同じくアウェーのはずなのに、同組で回ったメキシコのHさんは恐ろしいほどの絶好調。
ホントこの人、タフなコースに強いなあ・・・。
骨の髄までゴルフを愛する人は、やはりゴルフの神にも愛されているのであろう。
輝くばかりの笑顔で「あー、楽しいねっ!」と繰り返すHさんに触発されて、私も何故か
「不調だけど幸せ♪」というフシギな感覚に陥りました。

合同コンペの結果は、この難コースを見事にねじふせて素晴らしいスコア(とパット数)
を記録したH家のYっちが見事優勝!!
おめでとうーー!!

楽しかったな、合同コンペ。
NJ爆裂の皆さんとは、いつかまたどこかのゴルフ場でお会いできる気がしてならない。

爆裂は世界をつなぐのだ!


てなわけで、今夜は寿司で乾杯♪


New Jerseyでゴルフ×3っ(2)

2010-09-04 22:59:08 | 旅のはなし
翌朝、1日遅れで到着したT家のHさんを迎え、いよいよフルメンバー勢ぞろい。
皆で鼻息も荒くゴルフに出発する。

今回の記念すべき初ラウンドは「Farmstead Golf & Country Club」にて。
カントリー調の可愛いクラブハウスにまず目を奪われ、そして眼前に広がる緑豊かな景色
に気持ちも盛り上がる。
見渡すかぎり1本もパームツリーが生えてないゴルフコースなんて超久しぶりだぁー!
すげー涼しいし!

今日は女子メンバー3人でのお気楽なラウンド。
旦那衆の真剣勝負を遠めに見つつ、私たちはいたって平和にゴルフを楽しむのだ。
スタート時間が遅かったため、途中から上着が欲しいほどの肌寒さとなったが、Yっちが
「夕方になると鹿が見れるよー」と言ってたとおり、あちらこちらの林から、ワラワラと
鹿ちゃんたちが登場。


ゴルフに興じる人間たちにはおかまいなく、グリーン脇の草をハムハム・・・。

か、かわえぇ~。。。

他にも、マーモットに似たホッグ(ジリス?)やグースの群れなどが現れ、動物好きには
たまらないラウンドでありました。
Miamiのゴルフ場にもイグアナやワニが時たま登場するが、やっぱ鹿のが断然可愛いぜ。


さてさて、今晩のゴハンは「Penang」というマレーシア料理レストラン。
ものすごく混んでいて活気溢れる店内には、食欲をそそる美味しそうな匂いが充満して、
待ってる間にもヨダレがでそう。

H家とT家が厳選して注文してくれた料理の数々は、どれもこれもうなるほど美味しく
特に私は、空芯菜の炒め物&厚揚げと野菜の煮物の美味さに完全ノックアウトされた。


(なにこれ、激ウマっっ!)

この店を再訪するためだけにも、またNJに来たい私です。


さて、H家に戻っても、まだまだ酒盛り&エンドレストークで盛り上がった私たちだが、
みな忘れてやしないか?
明日も合宿は続くのだよ。

もはや若くはない一同(全員四十路)なのに、ノリは完全に大学生のスキー合宿。

大丈夫か、体力は。


(つづく)

New Jerseyでゴルフ×3っ(1)

2010-09-03 02:07:34 | 旅のはなし
さて、ここ2年連続、クリスマス休暇に「フロリダゴルフ合宿」を敢行しているのが、
T夫妻(Mexico City在住)とH夫妻(New Jersey在住)とMiami在住の私ら夫婦の6人。
まあもう言うまでもないが、San Diego時代からのゴルフバカ仲間である。

そして今回、とうとう「初秋のNew Jersey合宿」まで実施してしまいました。

思えば、ちょっとした口約束から始まった企画であったが、それがこんな簡単にあれよ
あれよというまに実現してしまうのは、やはりゴルフがらみだからであろう。
そして「うちに泊まってゴルフして、毎晩ゆっくり飲もうよ~~!」と快く迎えてくれた
H夫妻の温かーい人柄ゆえでもあろう。

お言葉に甘えて、行っちゃいましたよ、ええ!


日程は、Labor Dayの4連休、9月3~6日の3泊4日。
実は我が家、ゴルフバッグを抱えてのフライトは結構久しぶりで(最近車ばっかだった)
移動は面倒だが、ちょっとばかしテンションがあがる。
Miamiからは、ものの3時間で到着です。

いや~、お天気もよくて最高じゃないか、New Jersey!
暑くもなく、かといって寒くもなく、爽やかな風が木々の間を抜けるバツグンの季節!
猛暑でしんどいMiamiとは雲泥の差なのである。

さて、到着した日はさすがにゴルフはせず、H家に荷物を下ろして一服した後、
H夫妻が「MITSUWA」に連れて行ってくれました。

ああ、懐かしのミツワっっ!

日頃から日本食材に飢えまくっている私たちは、もう鼻血も出さんばかりの勢いで
巨大ジャパニーズマーケットに突入だ。
右を見ても左を見ても、欲しいものばかりで目眩がしそうである。
とにかく、Miamiでは売ってない品を厳選して、どんどんカゴに放り込んでいく。

この瞬間だけは、私はゴルフのことなど完全に忘れ、「New Jersey買出し旅行」な気分
まるだしであったことだ。
夫もイタトマのシュークリームにご満悦な様子である。


お買い物の後は、これまたお待ちかねの晩ごはん。
焼き鳥だよー、焼き鳥ーー!!



普段は食べらない本格的な“炭火焼き”の焼き鳥たちに我を忘れ、日本酒もガンガン
すすみます。
美味いぞ、ちくしょーーっ


のっけからハイテンションで食いまくり&飲みまくり。
明日からの合宿本番、大丈夫でしょうか。

ま、楽しいからいいよねーん♪


(つづく)

兼高かおる?フロリダの旅(観光編)

2010-08-17 22:53:42 | 旅のはなし
8月11日(水) ~World Golf of Fame~


そんなわけで、まずはやってきました、Jacksonville。
MiamiからはI95で北へ北へと走り続け、およそ6時間の道のりである。

翌日の「TPC Sawgrass」攻略に向け、Jacksonvilleよりやや手前、St.Augustineに
ある「World Golf of Fame」に立ち寄ることにする。

みなさん、ご存知ですか?
「World Golf of Fame」、つまり「世界ゴルフ殿堂」。

ウィキペディアによれば、
<ゴルフにおいて顕著な活躍をした選手、あるいはゴルフの発展に大きく寄与した
人物に対して、その功績を称えるために創設された組織。本拠地はフロリダ>
だそうだ。

たいていの人が「あーそうですか」と簡単にスルーするような場所だろう。
実際、広大な敷地内には本当にびっくりするほど人がいないのだ。
“閑散”という言葉がとてもよく似合う。

そんなところに、なんと我が家は二度目の来訪である。
殿堂入りしたいとは言わないが、ここのスタッフにはせめて褒めてもらいたい。

閑散としすぎて空調が北極並みに効きまくっているミュージアム見学に、
私らはまたしても(二度目なのに)2時間くらい費やしてしまった。
決してハシャぐことはないが、展示品のひとつひとつをしみじみと楽しむ夫の姿を
「あー、ここはこの人にとってのディズニーランドみたいなものなんだなあ・・」
と感慨深く見守る私。

私もそこそこ楽しんだが、いかんせん寒すぎた。
凍死寸前でミュージアムを出る。

二度も来るようなところか?という疑問は残るが、翌日に向けてのモチベーションUP
にはなったかもしれません。


(さすがにもう来ることはないでしょう・・・)


8月13日(金)ときどき ~Universal Orlando Resort~


本場ハリウッドにあるUniversal Studioと比べて「スタジオツアーのないUSなんてねえ」
と、やや下に見ていたOrlandoのUniversal Resortだったが、この6月に新しくオープン
した「The Wizarding World of Harry Potter」目当てに行ってみた。

いやー、広いのなんのって。

2つのパークに分かれてるせいで、全部回ろうと思うと1日じゃ到底足りない。
このようなテーマパーク巡りは「どれだけ歩けるか」が最大のカギである。

さて、一番人気の「The Wizarding World of Harry Potter」(長い)。

正直なところ、私のハリポタ好きレベルは「中の下」くらいなので、実は映画のほうも
3作目くらいまでしか観ていない。

が、それでもあの独特のハリポタワールドを再現した新エリアは、かなりテンション
あがります。
ホグワーツのお城(学校?)もダイアゴン横丁もすごいリアルで、特に夜暗くなって
から訪れると、映画の世界そのまんま!


(真昼の青空の下で見ると、さほど魔法学校っぽくないが)

「うきゃーっ!」と叫びだしそうなほどコーフンしている私を尻目に、夫はあまりの
人手にかなり引いていたが、まあ無理もないと思うほどそこは混みまくっていた。
「中の下」程度の私があれほど感動したのだ。
真性ハリポタファンには気絶モノの場所であろう。

そして、混雑ぶりがピークに達するのがNewアトラクション「Harry Potter and the
Forbidden Journey」の行列。
名前も長いが、行列も長かった。
なんと75分も並んで体験しました。

でもこれ、もんのすごく楽しいです。

まさに“新世代ライド”というか、今まで体験したことのない感覚が味わえます。

ハリポタワールドに「うへー」という顔をしてた夫が、一転して目をキラキラさせて
「もう一回乗りたい」とまで言ったのだから、相当なもんである。

さすが真夏のOrlando、日に何度もシャワーに見舞われたが、さほど大したことも
なく、逆に少し涼しくなるので「シャワー大歓迎」という気分だった。
シャワーよりも「Jurassic Park」のライドのほうが何倍もびしょぬれになったしな。

Universal Orlando Resort、堪能させてもらいました。


8月14日(土) ~Walt Disney World 「EPCOT」~


今回の旅はゴルフとUSがメインだったので、この日のWDWはちょっとしたオマケ。

「オマケにしては高くついてませんか?」
という夫のボヤキも聞こえそうだが、まあいいじゃないか、Vacationだもの。

前回のOrlando旅行で、疲労と混雑によりあまり堪能できなかった「EPCOT」を
再訪です。

ここには私たち夫婦が愛してやまないアトラクション「Soarin」がある。
まるでパラグライダーに乗っているような感覚で、懐かしいCaliforniaの風景を
堪能できる「Soarin」は、何度体験しても楽しい!
もちろん2回乗りました。

Universal Resortよりもだいぶすいていたので、アトラクション巡りもラクチン。
この日はシャワーの気配もなく、気温がグングン上昇していたので、涼しい屋内
アトラクションをはしごできる「EPCOT」を選んだのは正解だったかも。
「The Seas館」にちょっとした水族館があるのも初めて知ったぞ。

が、午後になり、World Showcaseのほうに向かってからが長かった・・・。

前回も思ったことだが、広すぎるんだよ、World Showcase。
中央にあんな巨大な池、ほんとに必要か?

メキシコ館から中国館くらいまでは元気だった私たちも、その後ドイツ館、
イタリア館あたりで体力が激減し、とても広くて涼しかったアメリカ館にて、
歴史を語る映画を観ながら気持ちよーくシエスタしてしまった。

あとはもう、フランス館の前で買い食いしたソフトクリームが美味かったこと
くらいしか覚えていない。

今回もWorld Showcaseに完敗です。

いやー、ほんと暑い1日だったのよ。(←言い訳?)

Key Westでまったりな休日(2)

2010-07-08 05:55:07 | 旅のはなし
さて、夕方早くにKey Westに着いた私たちは、早速ホテルにチェックイン。

今回はon the beachのリゾートを奮発したので、窓からの眺めもなかなかのもんである。


マイアミに住んでるくせにビーチから離れた街中に住んでる我が家としては、部屋から
海が見えるだけで十分ホリデーな気分になれるのだ。

やっぱ、島に来たからには海が見えないとねえ~♪

が、いつもながら冷静な夫は
「ふーん、partial ocean viewって、ほんと見事にパーシャルなんだね」
とか言い放ち、早速TVをつけている。

こんなリゾートにやって来て、いきなりTVかいっ!!
と、普段ならキツい一瞥をくれてやるところだが、この週末はちょうどW杯クォーター
ファイナルの真っ最中。
仕方ない、許してつかわそう。

ていうか、なんかヒドいことになってますね、ウルグアイvsガーナ。

とりあえず、PK戦まで見届けてから、リゾート内の散策をしつつ「猫の額」ほどの広さの
プライベートビーチを歩いたりしてみる。

せ、狭い・・・けど、まあいいか。


今晩のディナーは友人から教えてもらった『Seven Fish』というレストランへ。

ここで食べたスナッパーのタイカレー風ディッシュが、激ウマでびっくり!!
味つけといい、野菜やごはんとのバランスといい、ほんと絶妙。



わりに小食な私が「もう一皿食べてえ・・・」と思ったくらいである。
そうとうなもんだ。

去年の同じ時期にも同じように旅先でスナッパー料理を食べて美味さに感動した私。
もうこれからは「誕生日はスナッパー」で決まりだろうか。

デザートにKey Lime Cheesecakeまで食べ、ありえないほど満腹になってしまったので、
腹ごなしにKey Westのダウンタウンをそぞろ歩くことにする。
遅くなっても賑わっている夜のKey Westは、ただ歩いているだけでも相当楽しいのだ。

買うつもりもないのにブティックを冷やかしたり、
ゲイバーの呼び込みの姉さんたちの見事なまでのdrag queenっぷりを観察したり、
『Sloppy Joe's』にもぐりこんで記念にコースターを失敬してきたり(←え?)、
気がつけば、Key Westの目抜き通りであるDuval Streetを端から端まで歩いてしまった。
そりゃ疲れるわけだよ。


(かのヘミングウェイが愛したバーとして有名な店。賑わいまくってます)


次の日は、また気持ちよく晴れて暑い1日。

「今日はとにかくビーチでのんびりしよう」と決めて、朝食後にすぐさまビーチへ行き、
べスポジを確保する。

あとはひたすら読書→飽きたら寝る→起きたら読書→飽きたらシュノーケリングという
グータラな1日であった。
ビーチで寝そべりながら飲むカクテルは格別なのだ。
ちょっとしたセレブ気分である。
たまにはいいっしょ。

ちなみに、この日の夕食はリゾート内のステーキハウスに行ったのだが、すべてが
so-soで特筆すべき料理はなかった。
ただ、担当のウェイター(ラッセル・クロウ似)が異様なほど慇懃無礼で、うちらが何を
言っても「Excellent!」とそのチョイスを大げさに褒めるので、あまりにもおかしくって
こっそり「エクセレントさん」と名づけた。

最後、「デザート要らないって言ったら、エクセレントさん何て言うかなあ」と密かに
楽しみにしていたら、さすがに「要りません」と言うと悲しそうな顔をしたものの、その後
「もうお腹いっぱいで」と付け足すと、すかさず満面の笑みで「Excellent!」と言われて
しまった。

エクセレントさん、あなたには完敗です。


さてさて、翌日はホテルをチェックアウトした後、名残惜しんで少しだけ観光。


アメリカ本土の最南端ポイントにたつ「Southernmost Point」の記念碑(?)。
観光客が写真を撮ろうと列をなすが、なんか皆さん必死で、やや殺気立ってます(怖)


私が日々お世話になっているUS1(国道1号線)の始点&終点はKey Westにあるのだ。
US1 Northは、ここから始まり3800kmも先のカナダ国境まで続く。
「でっかいどう北海道」(古っ)なんて目じゃないよ。


帰りもこのUS1をテクテク走り、途中休憩をはさみながらマイアミを目指す。
夫がゾンビじゃなかったんで、帰りは運転もおまかせでね。


あー、のんびりしたぜ。

いい年こいて、かなりな日焼けをこさえてしまったが、まあ楽しかったからよし(?)。

Key Westでまったりな休日(1)

2010-07-06 10:38:20 | 旅のはなし
今年のJuly 4th(Independence Day)weekendは夫の会社が4連休。

そりゃーどっか行かねば!とばかりに、2泊3日でKey Westへ行ってきました。

ついこの前Mexico行ったばかりでまた旅行だ。
日本の友人からは「お前は兼高かおるかっ!」という強いツッコミメールが届いたが
確かに返す言葉もない。
でも今回は近場だし、私の○○回目の誕生日でもあるし、どうか許してほしい。

フロリダ半島の先っちょに位置するKey Westは、<アメリカ合衆国本土の最南端>。
マイアミからは直行すれば4時間ほどのドライブである。
San Diego時代に<Miami&Keysの旅>を経験してるので、実は今回は2度目のKeysだ。

あの頃は、よもや数年後に住むことになるとは夢にも思わなかったよ、フロリダ。

人生とは不思議なものよのぅ・・・。


さて、初日。

途中のKey Largoに寄り道して<Glassbottom Boat Tour>とやらに参加してみようと
朝早くに我が家を出発する。

フロリダ半島からこぼれおちたパンくずのように、ボロボロと南西に向かって続くKeys。
その中でも、Key Largoは一番マイアミ寄りのかなり大きな島だ。
家から車でほんの1時間ちょい。
なんかほとんど近所じゃん!

そんなKey Largoの一番のウリが<島の沖合いで生きたサンゴ礁が見れること>であり
観光客はそれを目当てに、こぞってボートに乗り込むのだ。
地球温暖化で世界中のサンゴ礁がどんどん死滅している昨今、アメリカ本土ではかなり
貴重な体験といえよう。

Glassbottom Boatとは、文字どおり「底がガラス張りになってるボート」のこと。

出港する時にはガラス越しに「透明度ゼロ」のバスクリン色の海水しか見えなかったので
(おいおい、コレ大丈夫かよ。。。)と不安いっぱいだったが、40分ほど沖に出ると
なるほど謳い文句どおり、サンゴ礁とそこを住処にするたくさんの魚たちがガラスの向こう
に現れたじゃないですか!


まさにパ~ラダ~イス♪ 
次から次へと見えてくる魚の名前をガイドさんが教えてくれますが、早口すぎてサッパリ
わかりません。
そんなことより、やや腹が減ってるせいか、どの魚もとても美味しそうに見えます。

と、船底から見るサンゴ礁も楽しかったが、それよりもなによりも強烈に嬉しかったのは
偶然にも船の窓からイルカを見たことだ。
生まれて初めて野生のイルカを間近で見て、私ら夫婦は大コーフン!

けど、サンゴ礁までの移動途中だったせいか、他の乗客はまったく窓の外を見ておらず
どうやらイルカを発見したのは私たちだけだったようだ。
その後、「あのイルカをもう一度!」とデッキから海を眺めまくっていたら、イルカには
遭遇しなかったものの、今度はウミガメを発見!
いやー、得したわ~♪

ちなみに、あまりにも一瞬のことだったため、イルカもウミガメも写真は撮れず・・(涙)

シロウトなんてそんなもんです。


約2時間のボートツアーを終えて、この日のランチは事前にネットでチェックしておいた
Key Largoの有名レストラン『Key Largo Conch House』にて。

Conchとはカリブ海名産のコンク貝のことで、この店の名物らしい「Conch Chowder」は
チャウダー好きの私としてはぜひともトライしたいところ。


美味い、美味いよ、コンクチャウダー! ただ、どのへんがコンクなのかは不明。


こちらは同じくオススメのFish Taco。意外とサッパリでペロリといけます。

さすがに有名店らしく大賑わいで、美味しいけど結構な観光地プライスだったように思う。


さて、腹もいっぱいになったことだし、とっととKey Largoを後にして先へ進もう。
が、ここで夫がヘビー級の睡魔に襲われ、あと2時間以上の道のりを残して運転不能に。

え?もう??

早くねぇ??

今にも白目をむきそうな夫にハンドルを預けられるはずもなく、すぐさま運転交代だ。
まさかの「Seven Mile Bridgeを自分で運転して渡る」ハメになってしまった。

いや、いいんですけどね、運転は。

ただね、景色がね・・・もっと・・・じっくり見れたらなあ、と・・・・(涙)

途中でちょっとした州立公園に立ち寄ったりもしたが、なにしろ睡魔にやられっぱなしの
夫がゾンビ状態だったため、「ダメだこりゃ」と早めにKey Westに向かうことにする。

どうやら、ボートツアーの際に飲んだ酔い止め薬が、彼にとって強烈だったらしい。
飲み慣れてないせいで、まさに「一服盛られた」状態になってしまったのであろう。

かわいそうに・・・(笑)

眠り姫のような夫を隣りに乗せて、私はちっこい島々をちんたらちんたら走り抜け、一路
最終目的地のKey Westを目指すのであった。


(つづく)


かの有名な「Seven Mile Bridge」。 渡りきった後に下車して撮影しました。 

長っ!!

ツボはまりまくりのメヒコ旅行記(3)

2010-06-10 09:06:54 | 旅のはなし
5月30日(日) 

バファリンのおかげで熱も下がり、今日も元気に観光に出かける。
Y子ちゃんが用意してくれた美味しい朝食もモリモリ食べれたし、どうやら体調はすこぶる
いいカンジだ。(と、その朝は思った・・・)


まず向かったのは、初日にデモのおかげで近づけなかったソカロ(中央広場)。

この場所、実は去年もY子ちゃんに連れて来てもらった
個人的には、「国立宮殿」にあるディエゴ・リベラの壁画が大好きなので、また見に来れて
とても嬉しい。
カテドラルも2度目だったが、Y子ちゃんとHさんが興味深い逸話などを色々教えてくれた
おかげで、前回よりも更に楽しく見て回ることができた。
ありがたいことです。。。


ソカロを離れ、次に向かったのがコヨアカン地区にある「フリーダ・カーロ博物館」だ。

メキシコを代表する女流画家、フリーダ・カーロの生家を開放したこのミュージアムは、
彼女の激動の生涯をかいま見ることのできる貴重な場所である。
旅行前に映画『フリーダ』を観て、すっかり“にわかフリーダファン”になっていたので
ここに来るのがものすごーく楽しみだった私。

だから当然、見るものすべてが鳥肌モノ!
彼女の作品はもちろんのこと、独特の感性で飾られた部屋や愛用していた小物たちに
ひたすら「だよねだよね~!フリーダだよね~!」と感動しながら見て回る。


残念ながら邸内の写真撮影は禁止だったので、せめて庭から記念にパチリ。
ギフトショップでアートブックを記念に買ってもらい、ホクホクで青い家をあとにする。


今日は遅めのランチをゴージャスに食べよう、ということで、T夫妻お気に入りの1軒
「San Angel Inn」という素敵なレストランへ。
これがまた、ほんとーーーーに雰囲気のいい、すんばらしいレストランだったのだ。
予約をしないと席が取れないというのも頷けます。


(ため息がでるほどキレイな中庭。いかにも上流ですってカンジの人々が集う)


テーブルセッティングも素晴らしい。このパンがまた激ウマで、バクバク食べてしまう。
マルガリータも最高!


せっかくなので、メキシコならではの珍味もいただきました。
これはなんとタコスの具になる「蟻の卵」。聞いた時は「ぎょえーー」と思ったけど、
食べてみると穀物っぽい歯ごたえで、なかなか美味しい。
あと、忘れがたいのが「ウイトラコチェ」という・・・なんといいましょうか、ぶっちゃけ
<黒いカビの生えた病気のトウモロコシ>だそうです・・・。
これは個人的に「ごめんなさい」な味でした、かたじけない。


このレストランの向かいに建つのが、フリーダとディエゴ・リベラが数年暮らしていた家。
映画でも印象に残る家だったので、生で見れて感動!


あー、お腹もいっぱい!
ということで、マルガリータとワインで気持ちよ~くなった私たちが次に向かったのは
ソチミルコ。
メキシコシティの歴史地区とともに世界遺産に登録されていて、アステカ時代の水路と
その独特の農耕法が今も残る水郷だそうだ。

ここでの行楽といえば、カラフルな手漕ぎボートで水路を遊覧する舟遊び。
驚くほど安く舟を貸切りできるので、ここではみーんな狭い水路を舟で行ったり来たり
しつつ、舟上で宴会したり、歌ったり、踊ったり、思い思いの楽しみ方をしている。

かくいう私たちも、マニスと一緒にのんびり遊覧を楽しんでみた。


週末は渋滞するほどたくさんの舟が浮かび、行き交う他の舟を眺めるのも楽しい。
なにがビックリって、いつのまにか知らないおばさんが舟に乗り込んで隣りに座っていた
こと。「誰っ?どっから来たのっ?」とものすごくビックリした。
物売りの人々は、こんな風に舟から舟へと渡り歩いて商売してるらしい。


さてさて、ソチミルコでの遊覧を堪能して、とうとう最後の目的地となってしまいました。
「UNAM(メキシコ国立自治大学)」だ。
ここの図書館の壁画はぜひ見たかったので、観光疲れでゾンビ歩きになっている夫を
引きずるようにして、精力的に歩き回る。


(こんな壁画に囲まれた図書館だったら、私なら毎日でも通っちゃうよ)


信じられないことだが、この数時間後に腹痛と高熱で死ぬ思いをするはずの私は、
すべての観光が完了したこの期に及んでも、大変元気であった。
アンビリーバボーである。

あの夜のしんどさをすっかり忘れた今となっては、ただ単純に「楽しかったなあー」とか
思っている私だが、そんなおポンチなことを言っていては、さんざんっぱら迷惑をかけた
T夫妻と夫に、無言で張り倒されるであろう。
本当に申し訳ありませんでした・・・。

それでも敢えて言わせてください。

メキシコ旅行、楽しかったよーーー!!

Y子ちゃん、Hさん、
本当にお世話になりました&ご迷惑をおかけしました&でもまた行きたいです。

ツボはまりまくりのメヒコ旅行記(2)

2010-06-09 12:51:28 | 旅のはなし
5月29日(土) 

快晴の空の下、メキシコシティから1時間ほど北にドライブ。
目指すは、世界でも最大級のピラミッドを擁する古代遺跡「テオティワカン」だ。

この遺跡を訪れるにあたっては、実は旅行前にガイドブックでの予習はもちろん、関連する
映画やTV番組なんかもガッツリ見てしまったために、期待値があまりにも高かった。

が、それにもかかわらず、だ。

目の前にそびえる「太陽のピラミッド」を見た瞬間、その巨大さに私は度肝を抜かれた。

よくもまあ、こんなものを造りましたね、テオティワカン人たちよ・・・。

エジプトのピラミッドが王家の墓であるのと違い、ここのピラミッドは宗教儀礼を行う
神殿が頂に建った「台座」だったと言われている。
「より高い場所=より神に近い場所」と信じられていたのであろう。

が、この高地の薄い空気の中、248段もある急な階段を上る観光客にとって、頂上で
待っているのは、神といっても死神なんじゃなかろうか。
無理をしないように、マイペースで上る。
一気に上るにはあまりにも過酷なので、途中で休み休み頂上を目指します。
あー、しんど。。。


「太陽のピラミッド」頂上より「月のピラミッド」を望む。
当時は壁面が赤い染料で染められていたらしい。そりゃー荘厳な眺めだったろうな。
上りの階段は確かにキツかったが、むしろ下りのほうがよっぽど怖くて大変だった。
足ガクガクです。


遺跡を南北に貫く「死者の道」を歩いて「月のピラミッド」へ。
なにしろ巨大なので、近くに見えてもなかなか辿り着かないんです・・・。


遺跡の南端に位置する「ケツァルコアトルの神殿」にて、とても保存状態のいい
素晴らしい壁面彫刻が見れて大コーフン!
ちなみに「ケツァルコアトル」とは「羽毛の生えた蛇」で、水と農耕の神なんだって。

いやいや「テオティワカン」、十二分に堪能しました。
散策後にピラミッドを眺めながら飲んだフレッシュジュースも美味しかったなー。


さて、次に向かったのは、グアダルーペの聖母を祀った<グアダルーペ寺院>。
ガイドブックで見たかぎりでは「ふーん」というくらいの興味しか持てなかったのだが、
ここはほんと、実際に行ってみないとそのすごさはわからない。

メキシコは全国民の9割が敬虔なカソリックだというが、中でも特に信仰心の厚い人々の
支えになっているのが、“黒い髪と褐色の肌を持つ聖母”グアダルーペ様なんだそうな。

この寺院には、その聖母の姿がくっきりと浮かび上がった<奇跡の布>が祀られており、
参拝に訪れた人々は、「動く歩道」に乗ってその姿を拝むというしくみになっている。


元旦の明治神宮くらい人でごった返した動く歩道に乗り、聖母の姿を見上げる。
決して描かれた絵ではなく、自然に「浮かび上がった」んだそうです、奇跡によると。
マジで? 超くっきりしてるけど、マジで??


左が旧聖堂だが、地盤沈下のために危なっかしいほど傾いている。
代わって建てられたのが右奥に見える新聖堂。驚くほどモダン。


寺院の裏手には、実際に奇跡が起こったとされる「テペヤックの丘」があり、緑生い茂り
花咲き乱れ、確かに天国かと思うほど美しい丘でした。

ティオティワカンの後にここを訪れると、メキシコという国がスペインによって征服される
以前と以後、いかに大きく変わったかを思い、ただただ感銘を受ける。
深いなー、メヒコ。


さんざん観光してお腹もペコペコになったので、セントロに戻って遅いランチ。
旅行2日目にしてすでに「日本食モード」になっている夫のために、日本食レストランで
うどんを食べる。美味しかった!


で、いよいよ2日目のラストイベント。
これまた違った意味でディープなメキシコが体験できるメキシコプロレス「ルチャリブレ」
の観戦だ。

実はT夫妻から「チケットが手に入るので観に行こう」という提案があった時、俄然色めき
たったのがうちの夫だ。
普段は<羊の皮を被った子羊>と言われるほど温厚な夫だが、そこはいくつになっても
男の子、実は結構な格闘技好きなのである。

生まれて初めて生で観るプロレス、しかもリングサイドの特等席。
これで盛り上がるなというほうが無理だろう。

試合前の熱気に包まれた会場で、テンションあがった夫はウキウキとマスクをお土産に
購入し、早速被って写真を撮ってもらっていた。
いつもならありえないようなハシャギっぷりである。
それにしても、購入したマスクが「ミル・マスカラス」って、そりゃいくらなんでも古っ!
とツッコミを入れていたら、なんとそれがあなた、今日当のミル・マスカラスが出場する
っていうじゃありませんか!

なんでも、今日は<日墨交流400周年>記念イベントとかで、特別ゲストに藤波辰爾と
ミル・マスカラスが来ているのだった。
そりゃすごい!
もう夫は大喜びである。

そうして始まったルチャリブレ。
これがまた、笑っちゃうほど大げさな登場の仕方といい、善玉と悪玉のわかりやすすぎる
見た目といい、もうプロレスというよりショーパブ、もしくは吉本新喜劇みたいなのだ。

しかも、ムキムキなイケメンレスラーがいると思えば、お腹たぷたぷなお笑い系レスラー、
試合中にスキさえあれば敵の唇を奪おうとするオカマちゃんレスラーまで登場し、なんか
もうそのハチャメチャっぷりがおかしくてたまらない。


花火とともにド派手に登場!かっこえーーーっ!アイアンマンみたいっ!


もっとも盛り上がるのがこんな場面。リング外へのジャンプ!観客が一番喜びます。
が、やったほうもやられたほうも、全員ものすごく痛そうで、目の前でやられると怖い。

ちなみに、私たちの前の最前列には、マスクをつけたままの往年の有名レスラー(多分)と
超ハデハデなその奥さん(多分)、怪我人が出ると出動するリングサイドドクター(かなり
胡散臭い)などなど、インパクトの大きすぎる人々が陣取っており、そちらの動きも無視
できず、かなり色々見るのに忙しかった私です。

この観戦中、実は私は熱が8度くらいあったわけで、そんな中でも悪玉レスラーに大声で
罵声を浴びせていたとは、我ながらどんだけハイテンションだったのか・・・。

イベント終了後のコリアンBBQは、さすがにほとんど食べれないほどフラフラでした。


というわけで、2日目も完全燃焼!ファイヤーっ!(←?)

ツボはまりまくりのメヒコ旅行記(1)

2010-06-08 04:23:55 | 旅のはなし
幸運にも100%エンジョイしてから病に倒れたメキシコ旅行。
楽しくてあっというまだった3日間については、ひとことで言えば
「どこもかしこもむちゃくちゃツボにはまった!」
これに尽きる。

見どころ満載のメキシコシティとその近郊、実にディープインパクトな3日間の模様を
振り返ります。


5月28日(金) のちのち


ベニート・フアレス空港着。

お迎えに来てくださったT夫妻とハグで再会を喜びあい、その足でセントロ方面に向かう。
が、どうやら大規模なデモがあって、今日はソカロに近づけないという情報が・・・。
急きょ予定を変更して、まずは腹ごしらえです。
腹ごしらえ、バンザーイ!

記念すべき初日のランチは、パストールと呼ばれる豚肉のタコスで有名な、その名もズバリ
「La Casa Del PASTOR」にて。
去年も思ったことだが、本場のタコスはアメリカのものと全然違って本当に美味しい。
そして安い!
しかも、小さいくせに腹にどっしりとくる。
食べる前は「軽く5個はイケる」と思うのに、結局3個でギブアップ。
恐るべき食べ物である。


(パストールじゃないけど、これも美味い!名前は忘れた・・・)


さて、すっかり腹もくちくなった午後は、T家からほんの目と鼻の先にある、緑豊かな
チャプルテペック公園へ。
ここはガイドブックにも載っており、博物館あり、城あり、劇場あり、美術館ありの
とんでもなくスバラシイ公園である。
「パンダが2頭もいるのに無料なんてっ!」と去年大ハシャギした動物園もここにある。

ちなみに、チャプルテペックとは<バッタの丘>という意味だそうだ。
歩いていると、そこかしこにバッタのオブジェやイラストがあって、たいそう可愛らしい。

今日の目的地は、公園内にある「国立人類学博物館」。

とにかく広くて、一見さんにはどうしていいやらわからないほどの充実っぷりなのだが、
そこは超一流ガイドのY子ちゃんが、見るべきものを厳選して、しかも興味深い解説なども
付け加えて案内してくれたので、私たちは「ほー」とか「へー」とか「すげー」とか言い
つつ歩いているだけでよかった。
ものすごーく楽しい。

巨大な石碑とか、巨大な石像とか、巨大な神殿のレプリカとか、とにかくデカいものが
多くて圧倒される。
極めつけは、やっぱり一番の目玉<太陽の石>。アステカカレンダーとも呼ばれる、直径
3m以上もある巨大な石板だ。


(いつまでも眺めていたくなる不思議な石。インディ・ジョーンズが泣いて喜びそう)

そして、個人的にツボだったのが、数々のジオラマ展示。
ものすごーくリアルで、実はジオラマ好きの私には無視できないエリアであった。


(このマンモスが沼地にはまって狩られる様子なんざ、もはや芸術ですよ、芸術っ!)

あー、面白かったよ、人類学博物館。
できればまた来て、ゆっくり回りたい。


アカデミックな気分になったところで、一旦T家に戻ってひと休み。
そして、今宵のディナーは「一度あの岩塩包み焼きとやらを食べてみたい」という私の
ひとことにより、T夫妻行きつけのスパニッシュレストランに決定です。
この旅行で、私が唯一元気いっぱいに食べれたディナーだ(涙)。


(魚の岩塩包み焼き。ふっくらと優しい味になるみたい。もちろん美味い!)


(T家オススメのハモンは、お高いだけあって素晴らしい味わい。たまりません)


T家に帰ってからも、赤ワインをクピクピいただきつつ、マニスも加わっての<夜の部>。
初日ながら、エンジン全開です。

明日はティオティワカン。晴れますように!

Orlando旅行/逆行日記(2)

2010-01-27 05:03:12 | 旅のはなし
「逆行日記」第2弾でございます。


11月25日~11月30日


思えば、去年マイアミにやってきて、今の家に入居したのがThanksgiving Holiday
真っ最中の28日のことであった。

Black Fridayに地獄のBrandsMart体験をしたのって、もう1年前の出来事なんだなあ。
なんだか懐かしい。。。

今年の連休はというと、「Kennedy Space CenterとDisney Worldで過ごす2泊3日」と
いうOrlandoへのドライブ旅行を敢行した我が家である。
大変ミーハーな企画でお恥ずかしい。


初日はNASAのSpace Centerへ。

一度行ってみたいと思っていた場所だが、前もってWebサイトをチェックした時から予想
してたとおり、テーマパークというよりも「社会化見学」要素の強い場所だった。
2時間半くらいかかるバスツアーも、とっても硬派な内容だったし。
まあまあ楽しかったけどね。

3Dシアターで「Walking on the Moon」という映画を上映してて、そのタイトルから
(きっと月への憧れがふくらむステキなお話なんだわ~♪)と期待して見てみた。
が、終了後に私が真っ先に抱いた感想は
「こんな果てしなく広くて暗くて音のないところは恐ろしい。絶対行きたくない・・・」
というネガティブなものであった。
我ながら情けない。

所詮、へなちょこ文系女子にはハードルの高い場所だったということでしょうか。

ちなみに、インド系(そして絶対理系)の団体さんたちは超楽しそうだったな。


展望台から遠くにのぞむ発射台。じっくり見たかったけど、寒くてたまらず早々に退散。



モノホンのロケットが展示されてるApollo/Saturn V Center。とにかくデカいっっっ!! 


さて、社会化見学を堪能した後は、大好きなDisney Worldへ。
Kennedy Space Centerからは1時間半ほどのドライブだ。

OrlandoのWalt Disney Worldは、独身時代とSD時代と過去2回遊びに行っているので、
実は今回で3度目。
しかし、何度行ってもテンションのあがる夢の国である。

入口をくぐった瞬間に「きゃっほぅ~~!」とか叫びながら走り出したくなるのは、
世界広しといえどもDisney関係のパークだけじゃなかろうか。(実際には走りません)

カリフォルニアにもDisney Landはあったけど、Orlandoには私が愛してやまないパーク、
その名も「Animal Kingdom」があるので、やはりこっちのが断然好きだ。
サファリもトレイルも動物(機械じかけじゃないよ)がたくさんいて、ほんとに楽しい
んだよぉー!


この入口を見た瞬間、テンションは(私だけ)MAX!
 

今回のヒットは、Tiger Trailで観察した“スイカをむさぼり食うコウモリ”です。


悪魔みたいな顔をして、一心不乱に食ってます。
この後、こいつが完食するまで、ずーーーっと見てた私です。


あー、楽しいなー、ディズニーワールド!!


と、こんなカンジで(?)WDWの4つあるパークを2日間で駆けずり回った次第だ。
さすがに疲れた。

あそこは楽しいんだけど、いかんせん広すぎるのが難点である。
もうちっとこじんまりしてれば、もっと効率よく遊べるのになー。
特にEpcotのWorld Showcase。
あの広大な池の周りを歩いていた時の夫は、ほとんど苦行僧のようであった。
悲しそうな目で「僕たちどこまで行かなきゃいけないの?」と聞かれ、正直言葉に詰まる。

「どこまでって・・・それは、まあ、楽しそうなところがあれば随時寄っていってさー」

「・・・・・それはどこ・・・?」

見渡すかぎり楽しそうな雰囲気が満ち満ちている場所で、そんな質問をされても困ります。


今回はThanksgiving Holidayでえらく混雑してたし、スケジュールがタイトすぎたかも。
次回はもっとすいてる時にゆっくり来て遊びたいもんだ。

夫もそう思っていることを願うばかり。

「次回はないよ」とか思ってるかな。