元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.1.231  「野球と早朝散歩」のお話。

2013年09月16日 | 日記

「野球と早朝散歩」のお話。     先日、黒龍江大学日本語学科の大島先生から「写真」と「メール」が送られてきた。黒龍江省ハルビン市内にある大学も新学期が始まった。そして「ハルビン理工大学」のグランドでは野球が始まった。いつもはこのグランドで「黒龍江大学」と「ハルビン理工大学」の学生が集まって野球の練習を楽しんでいるが、この日は「試合」をしたという。

「黒龍江大学」と「ハルビン理工大学」の混成チームの対戦相手は、ハルビン市内で一番野球が強いと言われている「ハルビン工程大学」。試合結果は≪8対19≫で混成チームが負けたとのこと。残念な結果であったが、大島先生から送られてきた「写真」を見て驚いた。私が黒龍江大学で野球を楽しんでいた時、「ハルビン工程大学」の指導教官や、強打者の4番でキャプテンをしていた選手がキャッチャーのプロテクターをつけて写真に写っていた。

強いはずである。大島先生は「今後、練習を積んで強豪チームと互角に戦いたい!!」と決意を述べておられた。また、大島先生は新潟からハルビンに戻った翌朝から黒龍江大学のグランドで学生と一緒に日本語を勉強しながらの「早朝散歩」を開始された。4人の女子学生が写真に写っていたが、その中の3人は私も一緒に日本語を勉強した学生であった。この学生達の日本語の上達は目を見張るものがあるという。

私が黒龍江大学に勤務していた時、冬の氷点下20度の気温の日を含め、日本語を勉強しながらの「早朝散歩」を1日も休むことなく学生と一緒に楽しんだことを思い出した。今回も貴重な情報をお寄せいただいた大島先生に感謝申し上げたい。


「黒龍江大学」と「ハルビン理工大学」の混成チームと「ハルビン工程大学」との記念写真。      (写真提供 : 大島先生)

「野球と早朝散歩」            試合会場となった「ハルビン理工大学」の人工芝のグランド。

「野球と早朝散歩」

「野球と早朝散歩」         大島先生と「早朝散歩」を楽しむ女子学生。