「県庁の森」のお話。 新潟市中央区にある新潟県庁の敷地内の一角に「県庁の森」がある。新潟市内の小学校が夏休みに入った暑さの厳しい日、私は小学2年生の孫と一緒にこの「県庁の森」に行ってきた。孫の目的は≪蝉捕り≫。蝉を捕獲する網と虫かごを持って「県庁の森」に入ることにした。入口にはこの森の説明看板が立てられていた。
それによると、この森にある「花木混植地」、「外周ゾーン」、「ミニ薬草園」、「ライラックの列植地」の4か所の説明が書かれていた。そしてこの看板のすぐ近くに≪皇太子徳仁親王殿下御成婚記念樹≫と書かれた標識が立てられていた。そこには「キササゲ」という木が2本、記念樹として植えられていた。「県庁の森」の中に入ると鬱蒼とした木陰となり、隣接しているアスファルトの道路上よりもかなり温度が低く感じられる。
肝心の≪蝉捕り≫であるが、ジージーと盛んに蝉のなく声は聞こえるが、かなり木の高い所で鳴いているらしく、「声はすれど、姿は見えず」の状態であった。やっと一匹、孫が捕まえたのはミーンミーンと鳴く「アブラゼミ」であった。「県庁の森」の樹木には「モチノキ」「クロマツ」「ヤマモミジ」「ユキツバキ」「サルスベリ」「ドウダンツツジ」「レンギョウ」「キンシバイ」「イボタノキ」「ナナカマド」などの名前を書いた≪説明札≫が付けられていた。
ここは「散策コース」としても整備されており、猛暑を避けて木陰に入り、30種以上の樹木を観察し、蝉の声を聞きながら≪涼≫をとるのもいいものである。
「県庁の森」の入口に立つ説明看板。
「県庁の森」
「県庁の森」 ≪皇太子徳仁親王殿下御成婚記念樹≫と書かれた標識が立てられていた。
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」
「県庁の森」 肝心の≪蝉捕り≫であるが、盛んに蝉のなく声は聞こえるが姿が見えない。
「県庁の森」 蝉の抜け殻は至る所に見られた。
「県庁の森」 やっと一匹、孫が捕まえたのは「アブラゼミ」であった。
「県庁の森」にある樹木に付けられている名札。