「黒龍江省・黒河の旅 = 中俄民族風情園」(その2)のお話。 今日は「ロシア村 = 中俄民族風情園」のお話。現在、なくなってしまったが、昔、私の故郷<新潟>に「新潟ロシア村」があった。この「新潟ロシア村」にある教会や民家など、ロシアの村を代表するような建物が「黒河」郊外の「ロシア村」に建てられている。ここの正式な名称は「中俄民族風情園」という。「中」は中国、「俄」はロシアを指す。
この日は天気も良く、ピンク色の「スモモの花」が咲き始め、春の息吹が感じられる絶好の行楽日和であった。今回訪問した「中俄民族風情園」は、中国とロシアとの国境を流れる大河「黒龍江」の河畔に建てられており、対岸にはロシアの景色がよく見える。この村は、8年前の戦争映画の撮影現場となった場所であり、その当時建てられたロシア人女性兵士の住む<マリアの家>、<教会>や<村長の家>などがそのまま残っているのが特徴。
<マリアの家>に入ると数多くの撮影当時の写真が壁に飾られていた。「中俄民族風情園」を訪れる外国人観光客は、ロシア人観光客が一番多いという。従って、ここの中国人ガイドさんはロシア語での説明もできる。園内を見学している途中、大型観光バス一台に乗ってきたロシア人観光客の団体にあった以外は、ほかの観光客は、ほとんど見当たらなかった。ここを訪れる日本人観光客は珍しいという。
「中俄民族風情園」のガイドさんの説明は、すべて中国語。聞き取れない箇所も多く、中国語会話能力アップの必要性を強く感じた一日でもあった。
「中俄民族風情園」
「中俄民族風情園」 ロシア教会の前で記念写真。
「中俄民族風情園」 ピンク色のスモモの花が美しい。
「中俄民族風情園」 園内を流れる人工の小川。
「中俄民族風情園」 ロシア人女性兵士「マリアの家」。
「中俄民族風情園」 マリアの家の内部。
「中俄民族風情園」 マリアの家の内部。
「中俄民族風情園」 ピンク色の「スモモの花」と「新緑」が美しい。
「中俄民族風情園」
「中俄民族風情園」 教会の建物。入口には「鍵」がかかっていて、内部を見ることができない。
「中俄民族風情園」 丸い小さな石が敷き詰められた歩道。
「中俄民族風情園」 スモモの花と教会。
「中俄民族風情園」 黒龍江の対岸はロシア領。
「中俄民族風情園」 村長の家の看板。
「中俄民族風情園」 村長の家の壁に張られてある「中俄民族風情園」の地図。
「中俄民族風情園」 鐘を鳴らす黒龍江省人民政府農業委員会の付さん(今回の旅行の引率者)。
「中俄民族風情園」
「中俄民族風情園」 女性の浴室には、丸い木製の桶が2個、置いてあった。
「中俄民族風情園」 女性兵士の宿舎。
「中俄民族風情園」 女性兵士の宿舎の内部。 白樺の木で作られた二段ベット。
「中俄民族風情園」 ベットの脇には「銃」が置いてあった。
「中俄民族風情園」 機関砲を操作する付さん。
「中俄民族風情園」 家の壁に貼られた女性兵士の写真。
「中俄民族風情園」
「中俄民族風情園」 対岸に見えるロシア領の山々を背景に、記念写真を撮る筆者。
「中俄民族風情園」 教会の内部。 ロシア人女性観光客と一緒に写真におさまる遠藤さん(白い帽子)。
「中俄民族風情園」 教会の天井。
「中俄民族風情園」 教会の天井。
「中俄民族風情園」 団体で訪れたロシア人観光客。
「中俄民族風情園」 園内にある教会。
「中俄民族風情園」 園内にある「酒場」の二階。
「中俄民族風情園」 可憐に咲く、黄色の花。