「中国ハルビン国際経済貿易商談会」のお話。(その2) 最終日の「商談会」は午前8時30分の開門と同時に、多くの入場者が、気温30度を越える蒸し暑い天気の中、正面入口からドッと入ってきた。入口を入ってすぐ左側に、黒龍江省人民政府外事弁公室が主催する「対外開放成果展」のコーナーがある。
このコーナーでは、日本で発生した“東日本大震災”で、東北地方から新潟県へ避難された人々に黒龍江省側から1.000台の「ラジオ」が泉田新潟県知事に贈呈された「写真」が掲載されていた。当「商談会」の新潟県のブースでも、この支援を含め中国から寄せられた多くの支援に対し、感謝の意を表す「看板」が掲載された。
最終日とあって、どこの展示ブースも多くの人々で埋まっていた。特に商品を販売しているブースには、黒山の人が押し寄せ、身動きがとれない場所もあった。また、山形県の作成した巨大な「垂れ幕」には、驚かされた。旅館の女将さんそっくりに和服を着こなし、正座して「いらっしゃいませ」と言っている“吉村美栄子山形県知事”の「ポーズ」に人気が集まった。
今年の「第22回中国ハルビン国際経済貿易商談会」では、外国との契約額が178.2億ドル(日本円で約1兆4434億円)に達し、過去最高の契約額になったこと。そして国内経済技術協力プロジェクト額が2215.9億元(日本円で約2兆7699億円)になったことを、地元ハルビンの新聞は報じていた。
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 開門と同時に入場者が会場へ
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」
東日本大震災で新潟県へ避難された人々に、黒龍江省から1.000台の「ラジオ」が泉田新潟県知事に贈呈された「写真」(下)
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 多くの人でごった返している「新潟県ブース」
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 「新潟県ブース」前の筆者
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 「新潟県ブース」
ボランティア通訳として頑張った、黒龍江大学大学院の学生。(私の教え子)
ボランティア通訳として頑張った、黒龍江大学3年生の学生。(私の教え子)
ボランティア通訳として頑張った、黒龍江大学3年生の学生。(私の教え子)
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 吉村山形県知事の巨大な“いらっしゃいませ”の「垂れ幕」
「新潟県展示ブース」に張ってある、中国からの支援に対する感謝の「ポスター」
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 韓国ブース
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 飛ぶようになくなった人気の「新潟県パンフレット」
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 多くの人で賑わうブース
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」の成果を報じた地元新聞「黒龍江経済報」
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」の成果を報じた、地元新聞「生活報」
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 黒龍江省「北大荒集団ブース」
「中国ハルビン国際経済貿易商談会」 黒龍江省「鶴崗市ブース」