元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.1.221  「帰国」のお話。

2013年09月06日 | 日記

「帰国」のお話。   このところ相次いで私の教え子で、日本の大学に留学していた黒龍江大学日本語学科の学生達が新潟空港から帰国し始めた。8月7日、秋田大学留学生の石岩さんを皮切りに、8月23日には新潟大学留学生の張聡さん、25日には新潟大学留学生の李君薏さん、新潟産業大学留学生の張璐さん、王馨妍さんが大きな荷物を抱え、新潟空港に現れた。

飛行機で運べる荷物には重量制限がある。「スーツケースは1個≪23㎏≫以内を2個まで。機内持ち込みの手荷物は≪5㎏≫以内を1個まで。」と規則で決められている。しかし、これがなかなか守られない。少しでも重量オーバーすると、超過料金を徴収される。特に満席の飛行機便は荷物検査が厳しいようだ。実際、出国手続き窓口で超過料金19.000円を徴収されている人の姿も見られた。

学生達も十分、この規則の内容は理解しているようであるが、実際にスーツケースを3個持ち込んだり、文庫本や参考書などを詰め込み過ぎて≪23㎏≫の重量制限を超えたため、スーツケースから本などを取り出して同じ飛行機便に乗る予定の黒龍江大学日本語教師の大島先生から持ってもらった学生も見られた。

また、「パソコン」や「リチウム電池」などは機内に手荷物として持ち込むことになっているが、スーツケースの中に入れ、X線検査機で発見された学生もいた。幸いなことに、超過料金を徴収されることもなく、無事にハルビン空港まで帰ってもらっている。あと1人、日本に留学に来ている私の教え子の張林姝さんが「関西国際空港」から北京経由でハルビンへ帰国することになっている。トラブルなく出国できるようお祈りしたい。


「帰国」    8月7日、秋田大学留学生の石岩さん(右)を皮切りに、留学期間が終了し、出国が始まった。

「帰国」

「帰国」         出国する人で賑わう新潟空港。

「帰国」

「帰国」

「帰国」      8月23日、新潟大学留学生の張聡さんが帰国された。

「帰国」        この日も帰国する人で、長蛇の列ができた。黒龍江大学の三浦先生の姿も見られた。

「帰国」

「帰国」

「帰国」

25日には新潟産業大学留学生の王馨妍さんが大きな荷物を抱え、新潟空港に現れた。

25日には張璐さんが機内持ち込みの手荷物を3個持参し、新潟空港に現れた。

「帰国」

25日には新潟大学留学生の李君薏さんが重いスーツケースを抱え、新潟空港に現れた。

「帰国」        しばらくのお別れ。お孫さんと記念写真を撮る黒龍江大学日本語教師の大島先生(左)。

「帰国」   9月4日、新潟大学留学生の江荻さんが新潟⇒上海便で帰国された。

見送りに来た張林姝さん(左)は関西国際空港から北京経由でハルビンへ帰国される予定とのこと。

「帰国」        この日の「新潟⇒上海」便は定員の50%ほどの利用客しかいなかった。

「帰国」         新潟空港内に飾られていた「大凧」。