博物館のフードコートで腹ごしらえした後はタクシーで市内へ。ミシガン湖沿いを走ったから湖の先に見えるダウンタウンがまたキレイだった(写真は撮れなかったけど)。ちょっとぐらいセール気分を味わおう!ということで、シカゴの老舗デパート、マーシャル・フィールズに向かったハズが、見覚えのある☆マークが目に付く・・・そう、老舗はMacy'sデパートに買収されてしまい、店名もMacy'sに変更されてたのでした なっ、なんだそりゃぁ ゲンナリしたこともあって、ちょっとだけマグニフィセント・マイルをふらふら。昨日と違って人でごった返してて活気がありました。
本当はもう少し雰囲気を楽しみたかったのですが、何せ時間がない(やはりシカゴ一泊二日は無理があった、ごめんなさい)ということで切り上げてオークパークへ。一体何があるかというと・・・
そう、フランク・ロイド・ライトの初期の邸宅・スタジオがあったところで、彼の建築作品が町中にゴロゴロしてるほか、邸宅・スタジオを見学できます。そういえばですが、ライトの日本での作品の明日館でパンダさん昔コンサートしましたよね。
今考えると、とても貴重なところで演奏会ができたんだよね確かにコンサートは冬だったのですが、電気ストーブは火事の危険性があるので、使えずハロゲンヒーターのみ使用可だったのを思い出します。そりゃ重要文化財ですものね。
んで残念ながら時間がなさすぎたので、ウォーキングツアーは断念して(あぁこれがそうかぁ~アレもそうだよねぇと思いながら早歩き)、邸宅・スタジオ見学ツアーのみ参加しました。ウォーキングツアーで回る家々の大半はちゃんと持ち主がいて、中に入れませんし(ちなみにそのうちの家の一つが売りに出されていて、$4.7 hundred million (=550億円ぐらい)と言ってて耳を疑ったんですが、どうなんでしょう)。
邸宅・スタジオツアーは一部屋ずつ隅々まで案内してくれてとっても面白かったです。もっとも内部は写真禁止ですが。
色使いや光の取り入れ方など、彼の作品がOrganic Architectureと呼ばれる所以を丁寧に説明してくれます。彼がこんなにも日本の大ファンだったとは知りませんでした。浮世絵コレクションを持っていたとか着物をモチーフにしたデザインとかもそうなんですが、それだけでなく建築作品全体に日本の建築につながるコンセプト(自然・周囲環境に抗うのではなく調和する)を感じる気がします。外から見るのと中から外を見るのとで全然見え方が違う点もビックリというかすごいというか。グッゲンハイムがあんななのもNYの風景を考えてああいうのにしたんでしょうね、きっと。帝国ホテルが残っていればさぞ素晴らしかっただろうに。。。感動してイロイロ買い物しちゃいました
本当に素晴らしい建築でした特に窓の使い方がとてもうまいって思いました。自然の光がしっかり中に入るように計算されて作られた窓。だからといってただ大きいわけではなく、プライバシーが守られるよう外からは中の様子を伺うことができないよう、でも家の中には光が差し込む。また出窓、ステンドグラスもたくさんあり、中にいてとても心地よかったです。
パンダの大好きなショップ。素敵なデザインにうっとりしていたら、見覚えのあるグラスを発見 以前パンダがMOMAショップで一目ぼれをして買ったグラス。何も知らずただデザインが気に入って買ったそのグラスは、実は彼のデザインだったのです。彼がデザインした建物でのコンサートやそんな偶然が重なり、益々ファンになった単純パンダ。でも彼の想像を絶する人生(伝記)を聞いて、少しそのがになっちゃったのも事実なのでありました
というわけで悲しいのですがあっと言う間の旅行もこれでお終い。オヘア空港に戻って搭乗口にいたらSanukiメンバーのMさんに合うというすごい偶然もありながらNYへ。シカゴ滞在中、街がキレイ(ごみが落ちていない)とか、人が優しいとか、ホテル代が安いとか、タクシーはクラクションならして急かしたりしないとか、やっぱりNYはオカシイんだよと思うことが何度もありました。何でもそろうし、アートもあるし、住むならシカゴの方が快適そうじゃんとも。が、ラガーディアからバスに乗って125th St.の地下鉄ホームに入ったときにJazzっぽいLean on Meが聞こえてきて一瞬で「やっぱりコッチがいいや」と考えが変わってしまった。秩序も何もないNY、ひしめき合って家賃も高くて、皆せわしなく大抵無愛想(というより無礼)でどうしようもないのですが、それでも悪いところばっかりじゃなくって、マイノリティーだろうが貧乏人だろうが皆顔を上げて前を向いて、誇りを持って自分にできることをしようとしている魅力、楽しみ・喜びに満ちたひた向きさが生み出す活力は何にも代えがたい思いがしたのでした
本当はもう少し雰囲気を楽しみたかったのですが、何せ時間がない(やはりシカゴ一泊二日は無理があった、ごめんなさい)ということで切り上げてオークパークへ。一体何があるかというと・・・
そう、フランク・ロイド・ライトの初期の邸宅・スタジオがあったところで、彼の建築作品が町中にゴロゴロしてるほか、邸宅・スタジオを見学できます。そういえばですが、ライトの日本での作品の明日館でパンダさん昔コンサートしましたよね。
今考えると、とても貴重なところで演奏会ができたんだよね確かにコンサートは冬だったのですが、電気ストーブは火事の危険性があるので、使えずハロゲンヒーターのみ使用可だったのを思い出します。そりゃ重要文化財ですものね。
んで残念ながら時間がなさすぎたので、ウォーキングツアーは断念して(あぁこれがそうかぁ~アレもそうだよねぇと思いながら早歩き)、邸宅・スタジオ見学ツアーのみ参加しました。ウォーキングツアーで回る家々の大半はちゃんと持ち主がいて、中に入れませんし(ちなみにそのうちの家の一つが売りに出されていて、$4.7 hundred million (=550億円ぐらい)と言ってて耳を疑ったんですが、どうなんでしょう)。
邸宅・スタジオツアーは一部屋ずつ隅々まで案内してくれてとっても面白かったです。もっとも内部は写真禁止ですが。
色使いや光の取り入れ方など、彼の作品がOrganic Architectureと呼ばれる所以を丁寧に説明してくれます。彼がこんなにも日本の大ファンだったとは知りませんでした。浮世絵コレクションを持っていたとか着物をモチーフにしたデザインとかもそうなんですが、それだけでなく建築作品全体に日本の建築につながるコンセプト(自然・周囲環境に抗うのではなく調和する)を感じる気がします。外から見るのと中から外を見るのとで全然見え方が違う点もビックリというかすごいというか。グッゲンハイムがあんななのもNYの風景を考えてああいうのにしたんでしょうね、きっと。帝国ホテルが残っていればさぞ素晴らしかっただろうに。。。感動してイロイロ買い物しちゃいました
本当に素晴らしい建築でした特に窓の使い方がとてもうまいって思いました。自然の光がしっかり中に入るように計算されて作られた窓。だからといってただ大きいわけではなく、プライバシーが守られるよう外からは中の様子を伺うことができないよう、でも家の中には光が差し込む。また出窓、ステンドグラスもたくさんあり、中にいてとても心地よかったです。
パンダの大好きなショップ。素敵なデザインにうっとりしていたら、見覚えのあるグラスを発見 以前パンダがMOMAショップで一目ぼれをして買ったグラス。何も知らずただデザインが気に入って買ったそのグラスは、実は彼のデザインだったのです。彼がデザインした建物でのコンサートやそんな偶然が重なり、益々ファンになった単純パンダ。でも彼の想像を絶する人生(伝記)を聞いて、少しそのがになっちゃったのも事実なのでありました
というわけで悲しいのですがあっと言う間の旅行もこれでお終い。オヘア空港に戻って搭乗口にいたらSanukiメンバーのMさんに合うというすごい偶然もありながらNYへ。シカゴ滞在中、街がキレイ(ごみが落ちていない)とか、人が優しいとか、ホテル代が安いとか、タクシーはクラクションならして急かしたりしないとか、やっぱりNYはオカシイんだよと思うことが何度もありました。何でもそろうし、アートもあるし、住むならシカゴの方が快適そうじゃんとも。が、ラガーディアからバスに乗って125th St.の地下鉄ホームに入ったときにJazzっぽいLean on Meが聞こえてきて一瞬で「やっぱりコッチがいいや」と考えが変わってしまった。秩序も何もないNY、ひしめき合って家賃も高くて、皆せわしなく大抵無愛想(というより無礼)でどうしようもないのですが、それでも悪いところばっかりじゃなくって、マイノリティーだろうが貧乏人だろうが皆顔を上げて前を向いて、誇りを持って自分にできることをしようとしている魅力、楽しみ・喜びに満ちたひた向きさが生み出す活力は何にも代えがたい思いがしたのでした