パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

コンサート~AAC@国連本部

2006-05-23 23:25:35 | 音楽
 昨日の話ですが、パンダさんが先日から参加しているAACが記念すべき設立コンサートをしました。場所は・・・

    
そう、国連本部です。国連設立60周年、日本国連加盟50周年記念も兼ねてだそうで、お偉方もたくさん。実は我々、NYに住み始めてから国連本部に来るのは実はこれが初めて。住んじゃうと来ようという気になりませんよねぇ。

国連本部と言っても広いんだけどぉ・・・会場は・・・
   
総会の会議場です。私はオランダ代表団の席で聴きました。なんだかいろんなニュースでも取り上げられていたようですね(例えばNHK)。大島国連大使が「国連憲章ができた1945年6月は、日本はまだ当てのない(desperate)戦争のさなかでした」とスピーチで言い始めたので、「げっ、この場で敵国条項削除の話か、儀礼に徹するんじゃないの」と思って身構えたら、その後の日本の繁栄と国際社会への感謝、逆に日本の国際貢献の話をしただけででした(身構えた私がバカでした)。エライ人たちのスピーチで皆さん昨日急死したWHOリー事務局長に哀悼の意を表されていました。ご冥福をお祈りします。
 
 さて、肝心の演奏は・・・ですが、うん、NYのアジアの有望な若手を集めたってことですが確かにうまかった。ジュリアード生はじめ結構実績がある人が多くてレベルが高く、「チャイコフスキーの5番、ボストンシンフォニーで聴いたのより良かった!」と偶然会った英会話学校の先生が言ってたぐらいです(もちろん割り引く必要が大有りでしょうけど)。ただ、指揮者のせいなのか、音響技術陣のせいなのか、ホールが音楽用ではないせいなのか(天井高すぎ)、音のバランスがイマイチだったのは残念(ブラスがうるさい気がした)。パンダさん、お疲れ様でした

 
無事AACデビューコンサートに出演することができたパンダです今回のプログラムは
1.Sibelius "Finlandia,Op.26"

2.Famous Opera Sceanes
From Gounod"Romeo etJuliet"-Juliet Waltz
From Verdi"La Traviata"-Aeia of Germon
From Puccini"Madama Butterfly"-Love Duet

Intermission

3.Tchaikovsky Symphony No.5

でした。いやはや精一杯弾いたし、何よりコンサートの時の雰囲気をしっかり楽しみました。いい経験になりました。アーティスト達もこのような場で弾くことはあまりないので、コンサート前の練習中には国連のマークと共に写真を撮ったり・・・としっかり珍しい場所をenjoyしていました。パンダは何よりこのオケに運よく入れて、そして何事もなく第1回目のコンサートの舞台に立てたことが嬉しいし、幸せです。本当にアッという間に感じたコンサートでした今思うと国連に行ったことが夢のよう今日からはまた次回のコンサート(5月25日)に向けての練習が始まっていますプログラムもすべて変わるため、これまたドキドキですがまたしっかりコンサートの空気を楽しめるよう頑張りたいと思います次のコンサートにはそらまめさんが来ることが出来ないのが少し残念ですが・・・でもパンダの師匠が忙しい中見に来てくださるようです。がんばんなきゃ