落ち穂拾い<キリスト教の説教と講釈>

刈り入れをする人たちの後について麦束の間で落ち穂を拾い集めさせてください。(ルツ記2章7節)

暗誦するのにふさわしい聖書の言葉 列王記上17:6

2005-04-05 09:40:23 | パン屑
鴉(からす)、朝にパンと肉、また夕にパンと肉を運べり。(列王記上17:6)
人間とカラスとの関係は難しい。カラスは人間に最も近い野鳥である。この近さは距離的な関係だけではなく食生活と生活空間と活動時間帯がほとんど重なっている野生動物であるという意味でもある。従って、日本人はカラスを最も忌み嫌うかと思うと、古事記によれば熊野三山では神の使いとされるなど、結構敬意を示している。人間がいかに野生(自然)環境と付き合うべきかという緊急の問題は、カラスとの付き合い方に象徴されるているような気がする。カラスの方でも人間との付き合い方を研究しているに違いない。(2005.4.10)

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